9月29日から10月4日までお休みです
塾生諸君はご存知の通り、なんと当塾はコロナ自粛明けの5月頭から現在に至るまで、なんとすべての祝日を開校してきました!(もちろんお盆も含む)
いや~せめてコロナウィルスで中高生のみなさんの勉強が止まってしまった分、せめて塾に来て挽回してほしいと願っていたのですが…厳しいことを言えばあんまりその必要はなかったなという感じでした(もちろん、数少ない毎日来てくれた塾生のことを考えれば、開け続けた意味はあったのですが)。
まあ~とにかく自習に来ない!
いや、もちろん来ている子は毎日のように来ていましたし、ご自宅が遠方でなかなか来られない塾生もいますので、一概には言えないのですが、全然通える距離で自習に来ないというのはどういうことなんだ?と問い詰めたいですね。
あ、家でやれてるならもちろん全然いいです。
塾よりも家の方が集中できるならそうするべきですね。
でも家でも勉強できていない、自習にも来ない、もちろん質問にも来ない・・・で合格できるほど第一志望は甘くはありません。
これでね、11月も12月も自習に来ませんでした、ならまだ話は分かるんです。
でも予告しておきます。
11月12月になると、ほぼ全員が毎日教室に来るようになるのです。
断言しておきますが、そんな付け焼刃の一生懸命で何とかなるほど受験は甘くありません。
ずーっと同じ努力を積み上げてきた連中に勝てるわけがない。
大学受験まであと4か月、公立高校入試まであと半年未満ですよ?
今C判定以下の受験生は本当に危ないと自覚してください。
もちろん自覚するだけではなく、行動に表してください。
【その反面、本当にもうやることがない受験生もいます】
続々と模試の結果が返ってきておりますが、もちろん成績上位陣は相変わらず高い水準をキープしています。
今日指導した塾生の結果も受験する予定の大学はA判定かB判定、欲深い山口なんかは(もっと上の大学受験すればいいのに…)などという邪な考えがよぎってしまいますが、本人がやりたいことがその大学にしかない、ということで第一志望は揺るがないものになっています。
もう偏差値も英語なんか70を超えてしまっているので、正直文法や読解なんかはまったくやることがなく、あるとすれば単語やイディオムを詰めていくといった単純作業が残されているだけです。
でもありがたいことに授業は続けて受けてくれているので、ここ最近は東大と京大の問題だけを授業で取り扱っています。
もうすぐ延べにして3年になるでしょうか?
入塾の時から【三か月で中学英語終了⇒高校1年生で高校英文法終了⇒高校2年生から卒塾までひたすら入試対策】というどんぶり勘定の青写真を描いてここまできましたが、(※もちろんカリキュラムは細かく作成していますよ!)予定通りどころか予定より早く終わってしまい、嬉しい悲鳴です。
でも誤解のないように。
カリキュラムを立てて指導にあたったのは私達講師陣ですが、そんなのは本人が頑張らなければ全て絵に描いた餅なのです。
つまり、この結果は97%が本人の努力によるもの。
ちょっと3%くらいだけでいいのでうちの手柄にさせてください、といったところでしょうか?
まあ~それにしても京都大学の問題がえぐいえぐい・・・。
問題作成者はどのレベルの解答を期待しているのか?と勘繰りたいところですが、京都大学受験生はおそらくしっかりとした解答を作るんでしょうね。
ちなみにですが、一部を抜粋させていただきます。
『次の文章を英訳しなさい』
(1)今日、睡眠不足は見過ごせない問題となっている。原因の一つは、社会全体が深夜も多くの人が起きていることを想定して動いていることである。照明器具の発達も、我々の体内時計を狂わせているのかもしれない。その一方で、多くの学校や会社の始まる時間は変わっていない。こうして睡眠不足が生まれやすくなり、日中の集中力の低下を引き起こすのだ。
(2)南半球を旅行していた時に、見慣れない星々が奇妙な形を夜空に描いているのを目にした。こうした星座の中には、航海に必要な器具や熱帯に住む動物の名前がつけられたものがある。星座の名前の由来について、私には正確な知識がないが、何百年か前の船乗りたちが何を大切にし、何に驚いていたのか、その一端が伺われる。
恐ろしい・・・。
『次の英文を和訳せよ』
“New discoveries may conceivably lead to dramatic , even revolutionary shifts in the Darwinian theory , but the hope that it will be refuted by some shattering breakthrough is about as sensible as the hope that we will return to a geocentric vision and discard Copernicus.
〈訳〉数々の新たな発見は、ダーウィンの進化論における劇的な、いやむしろ革命的な変化に至るかもしれないとは考えられるが、ダーウィンの理論が何か衝撃的な大発見によって「誤りであると証明される」のを期待するのは、天動説に帰り、コペルニクスの地動説を捨てることを期待するのと同じくらいばかげている。
・・・とまあこんな大変なものに取り組んでいます。
おかげさまで授業準備がかなり大変なのですが、講師冥利につきるというか、ここまで成績が上がったのに今でも授業を受け続けてもらえていることに感謝ですね!
そしてここからが本番!
こういう連中はそれこそ今この瞬間も、休みなく勉強しているんです!
差が現れるとすればその一点だけ。
目標のために何かを犠牲にして頑張れる連中が、着実にゴールに近づいていくのです。
そんなね、受験勉強なんてほとんどの人はやりたくないに決まってるじゃないですか。
そしてそんなことを2年も3年も・・・あるいはもっとそれ以上頑張ってきた連中がみなさんのライバルです。
山口は他の塾のように、『ラスト1年で大逆転!』とか『この夏で取り戻す!』などという耳障りのいい無責任なことは言いません。
もし本当にそんなことが可能だとして、だとしたらこれまで長い時間一生懸命頑張ってきた連中やお母様に合わせる顔がないですよ。
それでも残り短い時間で、そんな連中と対等に戦おうというのなら、そりゃあなりふり構わず勉強してください。
体育祭や文化祭が大切なら全然そっちを選んでもらって構いません(山口には関係ないので)。
でも君たちの人生でしょう?
それに無粋なことを言ってしまいますが・・・多分高校の体育祭や文化祭のことなんて、来年には忘れています。
大学の学祭は規模も集まる人数も、数百倍です(第一志望の大学の学園祭をネットで検索してみてください)。
楽しさも充実度も比較にならない。
そんな時に(あぁ…第一志望の学祭だったらもっと楽しかったんだろうな…)なんて思うことのないよう、今やるべきことを頑張ってください!
というわけで、最近はひたすら東大と京大の問題に没頭している山口でした。
正直頭パンクしそうです(笑)。
※しつこいようですが、自習に来る塾生も一定数います。
ただ、毎日来るメンバー、たまに来るメンバー、まったく来ないメンバーがそれぞれ同じというだけです。