たったの半年で英語の偏差値を、50未満から60以上まで上げた塾生の学習への取り組み方

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雑談

先日駿台文庫から『京大入試詳解〈英語〉』が届きました!

本当に太っ腹ですね、誤植分はそのままで、新しい物を丸ごと一冊送ってくれました。

しかも嬉しいお手紙つきで!

え~と…駿台文庫さんの回し者というわけではありませんが、山口はズバリ、赤本よりも青本派です。

解説の質と量が、赤本の数十倍だと言っても過言ではありません。

ただ、その質と量のためか、残念ながら旧七帝大の一部と早慶上智などの難関大しか取り扱っておりません。

日本全国の大学を網羅しているという点では、赤本に軍配が上がりますね。

それはさておき・・・。

あれ?おかしいぞ??

先日ブログでお書きした通り、一冊は塾生にプレゼントしようと思っていたのですが、誰からも声がかからない…。

う~むみなさん遠慮しているのでしょうか??

ただ、差し上げるからには隅から隅までボロボロに使い倒してほしいかなと思います。

ただし解説は駿台クオリティで、非常にハイレベルです!

ですので、英語学習に全ての情熱を捧げるくらいの気概を持った高校生諸君のお声がけを待っています!

それにしても、最近精文館書店に行くと参考書ゾーンにたくさんの西高生東高生を見かけるようになりました。

参考書オタクの自分としては、(あぁ…それは買っちゃダメだよ!こっちの方がいいよ!)と声をかけたくなるのですが、ただの怪しいおじさんになってしまいますので、グッと堪えています。

ちなみに高校3年生のみなさんは、今さら新しい参考書や問題集を買う必要はありません。

そんな暇はもうありませんので、お手持ちの参考書、学校課題だけで大丈夫ですよ!

【入塾半年ほどで、英語の偏差値を50未満から60以上まで上げた高校3年生の英語への取り組み方。そして高校2年生のみなさん、君たちは本当に気合を入れないとまずいですよ。】

山口が担当させていただいている高校3年生の女の子ですが、入塾したのが今年の2月、その時点では英語の偏差値が50を下回っていたのですが、夏の模試ではついに60を超えました。

高校3年生ともなると、浪人生を含めたその他のライバルが全力で受験勉強に取り組んでくるため、ほとんど偏差値は上がりません。

自分自身が毎日3~4時間勉強しても、周りも同じくらいかそれ以上勉強してくるため、相当な努力を積み重ねないと成績が上がらないのです。

そんな彼女ですが、学習への取り組み方が主体的で素晴らしいですね。

昨日もこんな質問をしてくれたのですが…。

あ、掲載の許可をもらっていませんでしたが、まあこれくらいならいいですかね。

こちらは東高の先生が用意してくださった課題なのですが、なかなかハイレベルです。

でも分からない単語は全てチェックし、精読もしっかりとやって、それでも分からないところを質問に来てくれたんですね(※ちなみに山口が『こうしなさい』とか言ったわけではありません。彼女が自主的に取り組んでいるのです)。

山口の予想では、正直半年やそこらでは英語の偏差値は上がらない(ましてや3年生ですので)と考えていました。

それでも、入塾から1年後の受験本番には、何とかギリギリ間に合うだろうくらいの目算だったのですが、これだけ意欲的、かつ主体的に取り組んだなら、こんなに早く結果が出ることもあるんですね。

そしてこの課題、本当にかなりハイレベルなのですが、これに対して真摯に向き合っているところが素晴らしいですね。

例えば、(こんな難しい課題、一人でできるわけないじゃん!)とさじを投げるようなら、彼女の今の結果はなかったと思います。

…というのを踏まえてなのですが、高校2年生諸君、結構気合入れないとまずいです。

不思議なことに、こと英語に限っての話ですが、なぜか質問に来るのは偏差値が60や70を超えている塾生ばかりです。

本来であれば逆で、英語がニガテである偏差値55未満の成績の高校生こそ、質問に来ていないとおかしいのです。

それがこの差を生んでいると思ってください。

客観的にみて、自習にはよく来てくれるようになりましたので、学習習慣はついてきたと思われますが、次はどうすれば効率よく学習できるのかという段階に入ってください。

もう本当に耳にタコができてしまっているかもしれませんが、そろそろ『単語が覚えられないんです』は卒業しなければなりません。

単語帳を見ているだけでダメなら音読する、どうしても自分が覚えられない単語はメモしておいて、移動中や寝る前に目を通す、家のトイレなどに書き出した単語をぺたぺた貼っておく、最低限そこまでやってから『単語やイディオムが覚えられない』と言ってください。

参考までに、山口が今でもやっている学習法を紹介しておきます。

上は英検1級のテキスト『文で覚える単熟語』、下は早稲田の長文を左のページは長文、右は和訳を貼り、構文の分析と分からなかった単語を英英辞典でメモしたものです。

結論から申し上げますと、山口の衰えた脳では、ここまでやらないと覚えられません。

いずれにしましても高校2年生諸君、成績上位者ももちろんいますが、相対的に見て結構危険信号です。

ただ、今ならまだ間に合います。

学習法を模索するのは今しかありません。

単語帳や参考書、ネクステにマーカーを引くのも大切ですが、それだけで諸君が学習した内容を定着させることはまず難しいです。

厳しいことを言えば、マーカーを引くという行為そのものは学習ではないからです。

マーカーを引いたその大切な情報を、どうすれば一週間、一か月、半年…そして最も大切な受験本番まで記憶として留められるか、楽な道ではなく、みなさんにとってしんどい道を進んで行ってほしいと願います。

【癒しの写真】

最近寝不足です。

目覚めるとこいつがベッドのど真ん中を占領しています(※一応女の子です)。

山口は大体はじき出されて目覚めることになります。

なんか厳しいことばかり言って、(山口め!なんて嫌なやつなんだ!)と思われたくなくて、安易にねこの写真を貼り付けてみました。

いいなぁおまえは…うちの塾生は毎日毎日勉強なのに、なんも考えずにご飯食べて遊んで寝るだけで…。

さあ今日も一日頑張りましょう!

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