英語で一見簡単そうで、鋭い質問がありました
いや~久しぶり…本当に久しぶりですよ高校1年生からの質問は!
どんな質問かというと、『山口さん、”He has a knowlede of the guitar.”という文章があったんですが、なぜ抽象名詞の”knowledge”に冠詞の”a”がついているんですか??』
鋭い…。
冠詞なんて一見軽視されそうですが、これはめちゃくちゃいい質問だと思います。
確かに基本的に抽象名詞である”knowlede”には冠詞はつきませんが、冠詞の”a”が『ある程度』という意味を現すことがあります。
したがってここでは、『彼はギターについてちょっとした心得がある。』くらいの訳になります。
どうやら高校の英語の先生が答えられなかったそうで…。
でもまあこれは仕方ないですね。
山口はたまたま知ってましたが、もちろん山口が答えられないようなものもたくさんあります。
言語ですから限界はありませんよね!
そして仮に山口が答えられなくても、英検1級でアメリカとオーストラリアに4年間在住していた都築先生がいますから、まあ大概の疑問は当塾なら解決してしまいます。
冠詞ついでにですが有名な”chiken”の例文、ついでにご紹介しておきますね。
(1)I ate chiken yesterday.
(2)I ate a chiken yesterday.
見たまんまなのですが、”chiken”という可算名詞に冠詞の”a”がついているかどうかの違いしかありません。
結論から申し上げますと、どちらも別に間違いではないのですが、適切なのは(1)の方です。
理由は簡単で、(2)の文章は”a”がついてしまったがために、『1匹の生きた鶏』を連想させるのだそうで…。
冠詞がついていなければ、まだ”chiken”という名詞がはっきりとした形になっていないので、ぼんやりと鶏肉みたいなものが頭に浮かぶのだそうです。
というわけで(1)の文章は、『私は昨日チキンを食べた。』、(2)は『私は昨日鶏をまるまる一匹食べた。』という意味になります。
似たようなものがたくさんありますよ!
冠詞の概念がない私達日本人にとってはにわかには信じられませんが、英語圏の人は単語そのものよりも冠詞に強く意識を働かせているそうで、話したり文章を書くと時もまずは冠詞ありき、その次に名詞のことを考えるのだそうです。
…なんて話をすると『英語って面倒くさい!』と思うかもしれませんが、どう考えても日本語の方が大変です。
主語はガンガン省略されるし、単語の順番めちゃくちゃでも相手に通じますし、助詞をちょっと間違えただけで違う意味で伝わりますし、敬語や丁寧語、今風の言葉や方言もありますし・・・。
こんな大変な言語を私達は自由に操っているのですから、英語も一生懸命取り組めばきっとマスターできます!
ただ、そこは言葉ですので、
・英単語やイディオムを覚える
・日本語との違いを意識しながら文法を理解する
・実際にたくさんの音を耳にする
・自分でも音読したり書いたりする
くらいのことはやらなければなりません。
そしてぜひぜひちょっとした疑問に興味を持ってほしいですね!
そんなわけで、どんな些細なことも、無理難題に思われそうなものも全然welcomeです。
というより1,2年生の塾生諸君、みなさん圧倒的に質問が少ないです。
偏差値が60以上あるなら話は分かりますが、そうじゃなければ疑問だらけのはずです。
どんどん質問に来てくださいね!
【飽くまでも個人的にですが、山口は学校がニガテです】
幣ブログをお読みいただいている塾生諸君と保護者様達はご存知かもしれませんが、実は山口は中学高校の先生がニガテです。
それは塾の講師だからというのも多少あるかもしれませんが、決定的だったのはやはり中2の時分に数学の成績が下がりだし、当時の担任の数学教師M田先生に『おまえみたいなバカは行く高校ないぞ。』『みんなにバカがうつるから、おまえは学校に来なくていいぞ。』と言われたことでしたね。

もちろん、学校の成績が下がる理由なんて、ほとんど本人に原因があります。
ですからこのひどい成績も、山口の怠慢によるものです。
先生方のせいではありません。
しかし社会に出た今でこそ分かりますが、まだ社会経験というものがない中学生や高校生にとって、先生の言葉というのはものすごく重いと思うんです。
実際に山口、結構な大人になるまで、学校の先生と警察には悪い人はいないんだと本気で思い込んでいましたから。
それはさておき、きっと自分自身も、中学高校時代に素晴らしい先生に出会っていたのかもしれませんが、残念ながら一人としてその印象が残っている先生はいません。
悲しいことに、いい先生よりも、悪い先生の方が強く印象に残ってしまうようで、きっとM田先生のことは死ぬ直前まで忘れない気がします(笑)。
ここで中高生のみなさんや保護者様に認識していただきたいのは、どんな先生が自分を、また大切なご子息を指導されているのかはしっかりと把握しておかなかればならないということです。
先にも申し上げました通り、中高生はまだ社会経験がありませんので、なかなか物事の善悪は判断できません。
もちろん保護者様は、実際にその先生の授業を受けたりするわけでもなく、接する機会もたまにある保護者面談くらいですので、正確に評価することは難しいはずです。
山口はランダムに塾生に学校の先生の様子をヒアリングするのですが、もちろん素晴らしい先生もいらっしゃて、その逆に(う~ん・・・大丈夫かな?)と思わされる先生がいることも事実です。
もちろん、私立だろうが公立だろうが、学校だろうが塾だろうが、素晴らしい先生とそうじゃない先生がいるわけですが、その見極めはしっかりとしておく必要があります。

・・・。
これ、本当なんでしょうか?
にわかには信じられない・・・。
ただ山口の個人的な見解ですが、強烈なトラウマも手伝ってか、学校の先生にイマイチいい印象が持てません。
これからは公立の小中高の先生方の倍率がどんどん下がっていくのだそうです。
何事もそうですが、倍率が下がるということは、それだけ質が下がるということを意味しています。
しつこいようですが、もちろん世の中には、自分を犠牲にして献身的に指導に取り組まれている先生方が多数いらっしゃることも存じ上げています。
そんな先生方にあたれば良いのですが、確率論で言えばそうじゃない先生にあたることだって充分にあり得るわけです。
兵庫県の先生いじめをしていたような先生や、生徒を柔道の技で傷つけてしまうようなとんでもない教師もいるわけですから、保護者様は大切なご子息のために、常日頃気にかけていただけたらと存じます。
それはもちろん私達自身にも言えることです。
当塾の保護者のみなさん、常に良い意味で批判的な目で当塾の指導方針を見てほしいです。
また、常にお子様に『今日はどんなことがあったの?』『宿題はどれくらい出てるの?』とお声がけください。
そして疑問に思ったこと、ご要望はどんどん遠慮なくご伝達いただけたらと存じます。
【しばらくの間文系理系共に高校生は締め切らせていただきます。ただ体験授業は受け付けておりますので、お気軽にお問合せください】
いよいよ理系の黒野先生、石川先生、川井先生も完全に埋まってしまいました。
彼らにつきましては、現塾生の3年生の目処が立つまで、新しく生徒はつけないことにしました。
文系科目も同様でして、今はキャンセル待ちの状態です。
現に11月入塾の中高生のみなさんも1ヵ月ほどお待たせさせてしまいました。
本当に申し訳ございませんでした。
そういったわけで、現高校3年生が一通り落ち着くまで、しばらくは入塾制限させていいただきますが、体験授業そのものは継続させていただきます。
ぜひぜひお気軽にお問合せください。
ただ、現高校2年生につきましては、定員問わずに、仮に空きがございましても、間もなく完全に締め切らせていただきます。
なお、中学生につきましてはまだ若干の空きがあります。
さあそんなわけでいよいよ高校3年生は、共通テスト本番まであと残り2ヵ月ほどとなりました。
もう2ヵ月なんて一瞬です。
そして当塾、今年はなんと年末まで教室開けます!
うぅ…、今年はコロナのせいで、祝日もほとんど教室開けてました・・・。
まあでもみなさんとこうして一緒に切磋琢磨できるのは、山口にとって至上の幸せですので、言うほど全然苦ではありませんが。
その代わり、ぜひ教室に来てほしい!
年末に山口一人で教室で自習とか耐えられません・・・。
そんなわけで、さあ今日も一日頑張りましょう!