国公立や私立の難関校を受験するために必要となる学習量や姿勢

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雑談

大学入学共通テストも終わり、はや2週間ほどが経ちましたが、自分の授業準備はヒートアップする一方です。

この一か月が自分にとっても一番きついのですが、みなさんと一緒に乗り切れたらと思います。

・・・と、たった今中学生の男の子のお母様がウィンターテストの結果を持ってきてくれたのですが、ものすごく上がっていてビックリ!

こんな短期間でこんなに上がることがあるの!?というくらい本当にびっくりしました。

これはぜひブログで紹介させていただきたい…と思ったのですが、いかんせんご入会されてまだ3か月ほどですので、これは塾の手柄ではないんですよね…。

個人的にですが、僭越ながら当塾も頑張ったんです!と口にしていいのは、少なくとも半年経ってからだと考えています。

それよりも短い期間であれば、これはもう100%ご本人の努力によるものです。

しかしながら中学生や高校生のものすごいパワーに本当にビックリします。

ぜひぜひこの調子で頑張ってほしいです!

ちなみに余談ながら、お子様の成績が上がったときは、テストの点数よりも、頑張ったことをほめてほしいです。

点数が上がったことを褒めまくってしまうと、今度はいつか下がってしまったときに、お子様はものすごくショックを受けてしまいますし、『点数が下がってしまうことは悪いことなんだ…』と思ってしまうからです。

もちろん、点数が下がってしまうことは残念なことですが、悪いことではありません。

そりゃあ周りの子がもしかしたら自分よりも頑張ったのであれば、時には自分の成績が下がってしまうこともあるでしょう。

でも、頑張った結果で下がったのなら、それは仕方のないこと。

頑張ったことを褒められた中学生は、継続的に努力を続けることができます。

だから成績が上がったときこそ、結果ではなく頑張ったことを全力で褒めてあげてほしいなと願います。

下がった時も、『あれだけ頑張ってたんだから次は大丈夫だよ!』お声がけしていただけたらと思います。

【話を戻しまして…国公立や私立の難関大を目指すなら、これくらい頑張らなければなりません。】

先週担当している塾生の女の子から添削指導のお願いを承ったのですが・・・。

ものすごい…。

本人恥ずかしいかと思いますので、ちょっと遠めにしております。

某国立二次の英文要約と英作文、現代文の記述ですね。

少し前にも書かせていただきましたが、実は精神的に一番きついのはこの一か月です。

大学入学共通テスト(旧センター試験)はいわば通過点に過ぎません。

この共通テストを当然のようにボーダー以上取ってきた受験生の間で競争し、3倍だの5倍だの倍率を勝ち残らなければならないのですから、そりゃあもう大変に決まっているのです。

高校3年間、そしてもっと遡るならば、中学の3年間も、この一か月のためにあったのだといっても過言ではありません。

しかしこの分量…もちろん山口も全力でお応えいたします。

手書きだと汚くて読みにくくなってしまいますので、自分は添削したものは塾生1人のためだけに、word文書で解答を作成します。

つくづく完全1対1で良かった…。

正直今回こちらの塾生からいただいた量を、自分で予習し、塾生の解答にも全部目を通して添削、資料にまとめるとなると、大げさではなく準備だけで10時間以上かかります(山口の処理速度が遅いだけかもしれませんが…)。

これを1対3や集団授業で、全員に同じクオリティで添削することは不可能ですから。

まあでも、これだけ受験生が頑張ってくれるのであれば、山口の苦労などお安い御用です。

違う違う!

山口の(僕、こんなに頑張ってるんです!)アピールはどうでもいいんです!

中高生諸君や保護者様に知ってほしいのは、『本当に行きたい大学や高校のためには、これくらい努力しなければならない』ということなんです。

山口がよく、『大丈夫、大丈夫』というのは、『こんなに頑張っているんだから大丈夫』と発言しているのであって、頑張ってもいない受験生に大丈夫とは、口が裂けても言えません。

そして残念ながら、当塾でも、客観的に見て頑張れていない塾生はごく少数ですがいますし、正直に申し上げまして、そのままご本人が変わらなければ、結果を出すことはかなり難しいです。

もちろん、やる気を出すようなお声がけは最大限させていただいております。

ただ、3か月も半年もお声がけして変わらないのであれば、申し訳ありませんが山口も諦めます。

端的に言って、違う塾に移られた方がいいです。

1年後2年後に、『信頼して預けていたのに、全然成績上がらなかった!』などと言われてはたまったものではありませんので。

当塾は『一生懸命頑張りたい中高生と、一緒に一生懸命頑張る塾』であって、あるかどうかもわからない『や〇気スイッチを探す塾』ではありません。

『甲子園にはいきたいけど、練習は嫌いだししたくないんです!』という高校球児がいたとして、『そうか、じゃあまずはおまえのやる気が出るように、おれも頑張るぞ!』などという監督がいるでしょうか?

いや、中にはいるのかもしれませんが、少なくとも当塾は違います。

先日拝見したテレビ番組で、甲子園に出場を決めた某強豪校の監督が、レギュラーを外れた部員に『レギュラー外されてふてくされるくらいならやめちまえ!』と言っていましたが、気持ちはよく分かります(※もちろん、山口はそんなきっついことは言いませんよ!)

でもそりゃそうでしょう!

君の夢や目標なのに、まず肝心の君自身が本気で頑張らないとどうすんの?

いくらお金を頂戴していて、全力でお声がけしていても、こちらの頑張りにも限度があります。

カバディに興味のない人に『カバディ楽しいから頑張ろうぜ!』なんて言い続けても、興味がないものはないんです。

勉強や行きたい大学や高校に興味がないんなら、それはそれで構いません。

勉強や学歴がすべてではないでしょうし、学歴がなくても立派な人や、お金をたくさん稼いでいるすごい人はたくさんいます。

ただ、『行きたい大学や高校がある!』と思って塾に行くことを決めたのなら、当たり前ですが勉強は頑張ってください。

自習にも来ない、家でも勉強しないというのであれば、自分の意志でお父さんやお母さんに、『やる気がないから塾はやめたい。』と言ってください。

お金がもったいないです。

そんなことのためにお父様やお母様が日頃一生懸命お仕事されて、(いつかきっと、うちの子の夢が叶う!)と信頼して当塾に預けていただいているのかと思うと、こちらも本当に心苦しいです。

だから、引き留めはしません。

やる気がないならやめてもらって結構です。

もし本当に少しでも行きたい大学や高校があるのであれば、その時は全力を尽くしてください。

ただ冒頭申し上げました通り、難関大を目指している受験生は、毎日これくらいの熱量で勉強しています。

当塾は『短期間で偏差値40から難関大合格!』なんてことを謳うつもりはありませんし、そんなもの信じていません。

いるかもしれませんが、一万人に一人くらいだと思ってます。

そんな都合のいいことが自分にだけ起こるなんて考えてはいけません。

というわけで、例年のことですがもう少ししたら高校3年生の入塾は締め切らせていただきます。

もう少し書きたいことがあったのですが、授業準備がありますので今日はこの辺で!

高校2年生のみなさん、もう受験本番まであと1年を切っています。

みなさんももう受験生ですよ!

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