中学生がこんなことやっています

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教室長ブログ

当塾で今年慶應高校ニューヨーク校に合格した塾生、彼は一応日本では中学3年生ということになっていますが、セメスター制度のため、扱いとしては高校1年生ということになっています(とはいえ、年齢的にも学年的にも中学3年生という感じがしてしまうのですが…)。

そんな彼が今取り組んでいる課題、こんな感じのものです。

慶應はコンプライアンスが徹底しているので、詳細はお見せすることができませんが、もうすでに数学は数Ⅱまで入っており、この課題もそうなのですが、全て英語で授業が行われています。

もちろん英語の授業もあるのですが、当塾では国立二次レベル(旧帝大クラス)の英文読解に取り組んでおります。

しつこいようですが、学年的には『中学3年生』です。

中高生のみなさんに知ってほしいのは『そんな世界もある』ということです。

何も真似してほしいとか、同じようなことをやってほしいとは思っていません。

ただ、体験授業に来る公立高校の高校生諸君から『勉強1日1時間しかやっていません』とか、『英単語まったく覚えていません』という声を聞くと、一刻も早く危機感を持ってほしいと切に願うのです。

みなさんが、『選ばないから大学はどこでもいい。』というのであれば、そのままでいいかもしれません。

ただ、いわゆる国公立や私立難関大学、国内でも人気のエリアである東海地区の大学を目指すというのであれば、とてもじゃありませんが『1日1時間』の勉強では、焼け石に水にもなりません。

もしかしたら皆さんの周りには『おれ(わたし)全然勉強やってないよ~。』なんてお友達がいるのかもしれませんが、その環境に流されてはいけません。

関東や関西の超難関私立に通っている中高生は、中学生のころから大学受験のための勉強をしています。

もちろん、(何も中学生のころからそんなに勉強しなくても…)と思うのは自由です。

ただ、みなさんがそういう価値観を持っているように、彼らは彼らで自分の信念に基づいて、そういう青春を謳歌しているのです。

そして、もしも難関大を目指すというのであれば、そんな彼らがライバルになるのですから、それを1年2年で追いつき何とかしようと思うのであれば、並の努力の量と質ではどうにもなりません。

何度も何度も同じことを申し上げますが、みなさんが知らないだけで、それだけ勉強に打ち込んでいる中高生が世の中にはいるのです(・・・なんて偉そうなことを言っていますが、山口も小中高すべて公立でしたし、この世界に入るまではそんな世界があることをまったく存じ上げませんでした)。

そしてこちらの塾生も、慶應高校の合格が決まってからもまったく学習への姿勢を緩めることがありません。

逆に言えば、そういった姿勢だからこそ、慶應高校に合格するだけの学習に耐えることができたとも言えると思います。

でもね、同じ中高生です。

本当に月並みですが、ただただ『努力するだけ』だと思うんです。

私たちの塾は『何の苦労もなく、効率的に第一志望に合格する!』などという手品じみたことはできませんが、『一緒に第一志望という目標に向かって頑張る』環境作りならどこにも負けません。

そんな一緒に頑張る新しい塾生を心からお待ちしております(※新高校3年生は今月いっぱいで締め切らせていただきますので、予めご了承ください)。

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