厳しい話、合格実績は本当に重要です。

カテゴリー :

高校生のみなさんへ

各校の合格実績の話になると都築先生にお叱りを受けるのでちょっと憚られてしまうのですが(都築先生は学校で分類してはいけないという考えを持っていますので)、今日は高校が持っている合格実績のお話をさせていただきます。

ちなみに誤解のないように最初にお伝えしておきますが、自分も学校によって分類しているわけではありません。

むしろ逆!逆ですよ!

御三家や早慶、筑駒や青雲、北野、西大和みたいな超難関校を除けば、岡崎高校だろうが刈谷だろうが、一宮だろうが旭ヶ丘だろうが、みな『同じ愛知県の公立高校入試問題』の対策しかしていないはずなのです。

もちろんまるっきり同じとは言いませんが、勉強した内容に関しては同じはずなので、高校1年生の4月の時点でそんなに差がついているわけがありません。

その証拠に、当塾では受験にそんなに力を入れていないはずの一色高校に通いながら、偏差値が60を超えていた塾生もいました。

やることが正しければ、高校は関係なく第一志望の合格は勝ち取れるはずです(※もちろん、本人のたゆまぬ努力が必要であることは言うまでもありません)。

しかしそれでも、高校の合格実績というのはただただ淡々と事実を物語っています。

これは山口が嫌な奴だろうが何だろうが関係ありません。

もちろん、次にご紹介する合格実績は、山口が捏造したものでもありません。

『ただの数字』です。

岡崎高校合格実績

刈谷高校合格実績

西尾高校合格実績

西尾東高校合格実績

何度も申し上げますが、これはただの事実を伝える数字です。

高校生諸君のゴールが『高校合格』であるならば、もちろんこんな数字を気にする必要はありません。

しかしみなさんのゴールが大学であるならば、これはもう冷静に受け止めて、自分の第一志望を考えた時にちょっと厳しそうだと分析できるのであれば、その第一志望に合格するための対策を考えなければなりません。

しかし先ほども申し上げました通り、実のところ高校に入学した時点では、それほどの劇的な学力の差はないのです。

差がつくのはその後の3年間の過ごし方です。

当たり前の話ですが、塾にはいろんな高校の生徒がいます。

したがって自分のような立場だと、岡高でどんな課題が出ているのか?刈高は??西高は??東高は??といった具合に、すべての高校で出される課題の量と質を把握していますが、そこに大きな差があります。

これはもう”あるある”なのですが、西高生や東高生が『課題が多すぎるんです!』と言うのですが、全然です。

もう一度いいますが、『全然多くもないし厳しくもない』です。

そもそも岡高や刈高なんかの課題の質や量が分からないのに、何を持って『課題が多い』と判断しているのでしょうか?

それがもしも『毎日平日2~3時間、休日には倍勉強していますがこなせません』ならオーバーワークなのでしょうが、実際のところそんかことはまったくありません。

厳しいことを言えば、『やっていない生徒ほど愚痴をこぼす』んです(※昔の山口がそうだったのでよくわかります)。

逆に何度もご登場いただいておりますが、ここまで勉強を頑張る高校生から『課題がきつすぎる』なんて声は一度も聞いたことがありません。

しつこいようですが、これが一回分の授業です(笑)。

もちろんここまで頑張れる高校生は第一志望を勝ち取っていきます。

余談ですが、逆に開成や灘といった高校は、課題はほとんど出ないのだそうです。

何でも開成や灘などでは、塾や予備校に通っているのが当たり前とのことで、日々の学習の進捗管理は生徒本人と塾がやっているのだそうです。

これも冒頭申し上げた通りなのですが、自分が一番強く言いたいのは『高校によって第一志望に合格するかどうかが決まる』と言いたいのではありません。

冒頭ご紹介したとおり、一色高校に通いながら『偏差値60』をキープしていた塾生がいたのですから、そこだけを見るなら高校で学ぶ内容は成績には関係がないのです。

しかしながらどのように過ごすのか?それにより気づかないうちにどんどんどんどん差がついて、それは1年2年と時が過ぎれば過ぎるほど修正ができなくなってしまいます。

もう一度言います。

課題が多すぎる、きつすぎると言っている西高生、東高生諸君、君たちは岡崎や刈谷の課題を見たり聞いたりしたことがあるのでしょうか?

さらに言えば、どんな授業を受けているのか知っているのでしょうか??

もし見たり聞いたりしたことがないのだとすれば、あなた方は見たわけでもないのに、何がそんなにおそろしいのでしょうか?

そして手前味噌にはなりますが、当塾は名大をはじめとする国公立や早慶、医学部やMARCH、関関同立などの、いわゆる難関とされる大学の合格実績を持っています。

だとするならば、そこだけを切り取るならば、当塾は難関校に対応ができると言ってもいいのだと思います。

いや、別に当塾じゃなくても構いません。

君の目標が達成できるのであればどこの塾でも構いませんし、本当に自らを厳しく律することができるのであれば、塾や予備校は必要ないでしょう。

みなさんの第一志望に合わせて、正しい勉強法で正しく勉強してください。

【最後に】西尾東高校の口コミの欄を見ると、まあ愚痴のオンパレードなのですが(課題が多い、課題が厳しすぎるなどなど)、そりゃあ君たちが選んだ高校でしょう?

そしてね、高校の先生方というのは公務員なので、正直手を抜きたけりゃ手を抜いてもお給料変わらないんです。

つまり、君たちにそれだけのことをやってくださっているのは、100%先生方の善意です。

そして先生方がそうやって厳しくしている理由も分かります。

一言で言えば『信用がない』のです。

おそらくですが、君たちが自主的に毎日2から3時間勉強して(3年生は倍)、課題ももれなく提出しているならば、そんなに厳しくしてないです。

俯瞰して『君たちの勉強量がまったく足りていないから厳しい』のです。

それに当ブログでも申し上げましたが、正直『全然厳しくない』です。

課題の量も普通ですし、質で言えば難易度は抑えられていて、基本に忠実であると言えます。

もちろん、きれいごとを抜きにすれば『高校の合格実績』も求められているでしょう。

でもそれよりも、先生方が何よりも強く願っているのは、『みなさんの第一志望合格』、それが第一です。

いや、自分も思いますよ!

(何でそんなに地方に行かせたがるんだろう…。絶対に東海、関東、関西エリアの方がいいのに。)って自分も思います。

さらに(何で塾なんか行かなくていいって言うんだろう…。)とも。

もうバッサリ言わせていただくならば、5文型を理解していない生徒が多数いるんですから、正直学校の授業だけでは追いついていません。

でもそれならそれでなおさらです。

君たちの勉強量は普通に足りていないのですから、先生方が出してくださっている課題は文句も言わずにこなしてください!

Monthly Archives

月別記事