高校生の学習時間について

本日ですが、高校3年生のお子様の体験授業を実施させていただきました。

本当に心苦しいのですが、入塾はできないことが前提での面談となりましたが、真剣に聞いてくれて本当にありがとうございました。

一応ブログでご紹介させていただくことの許可をいただいた上で書かせていただいておりますが、『もっと早く来ておけば良かった…。』と言っておられたのが何よりも辛かったです。

自分や自分の同級生も含めて、今まで本当にたくさんの受験生と出会ってきましたが、『もっと早く勉強を始めていればよかった』と言う声は数えきれないほど聞いてきましたが、『こんなに早く勉強する必要はなかったです。』という声は、ただの一度も聞いたことがありません。

『勉強を始めるのに遅すぎることはない』とはよく聞きますが、それは山口のような暇人の場合の話であって、中学の3年間、高校の3年間しかないみなさんにとっては、勉強のスタートは絶対に早くなければなりません。

そんなこと言ったら…じゃあ高校3年生になってから本腰入れるのは遅すぎるのか?と悲観的になってしまいそうですが、そうではありません。

そりゃあ『今まで勉強まったくしてなくて、偏差値も45なんですけど、今年東大に受かりたいんです!』と言われたら、それは無理ですとお応えします。

少なくとも当塾では、という意味ですが。

だけど『数学は捨てて、関関同立一本に絞り込みたいんです!』と言われたなら、同志社は厳しくても、残りの3大学なら何とかなるかもしれませんとお応えします(それでも相当厳しいですが…)。

当たり前と言えば当たり前なのですが、それは目指すゴールによるということです。

そういう意味では、実は今日体験授業に来てくれた受験生は、正直間に合うだろうなと思ったのですが、今年は当塾の3年生がかなり厳しく、新しく高校3年生を受け入れる余裕はやっぱりなかったので、断腸の思いでお断りさせていただきました。

ただし大丈夫です。

きっとこのブログを読んでくれていることと思いますが、残りの日数、今日お伝えしたことをしっかりと守ってくれたなら、君は必ず第一志望に合格できると信じています。

だから最後まで諦めずに頑張ってくださいね!

【実のところ、学習時間はひとそれぞれ】

もうしつこいほど同じことを繰り返していますが、山口は高校生に必要な学習時間を次のように考えています(難関大を対象とします)。

①1年生と2年生はそれぞれ年間1000時間ずつ、ラストの1年は2000時間、合計で4000時間以上(可能なら4,200時間以上ほしいところ)

②1,2年生の頃は『平日2~3時間、休日4時間』3年生は『平日4時間、休日8時間(理系は12時間)』

大体ざっくりとこんな感じです。

ただしこれも鵜呑みにすることはありません。

中学時代もコツコツと積み上げてきた高校生なら、これよりも少なくてもいいのかもしれませんし、逆にまったく学習習慣もついていない高校生なら、これよりも多くの時間が必要かもしれません。

結局のところ、学習法と同じで学習時間も人それぞれということになります。

例えば、『大学受験 学習時間』『難関大 学習時間』『高校生 学習時間』などで検索してみると、いろんなコンテンツにヒットすると思います。

その中で、何を信じるかは自分次第です。

もしかしたら、『ラスト半年で偏差値40から早稲田に大逆転合格!』なんてものにもヒットするかもしれませんね。

そうして、(なんだ!山口はあんなこと言ってたけど、たったの半年で早稲田に合格できるじゃん!)と思うのも自由です。

そればっかりは、本当にそうかもしれませんからね。

ただ当塾とはちょっと考え方が違うかな??というだけの話です。

いずれにしましても、長い人生の中で大学受験は一発勝負、もちろん1年2年浪人しても、そんなに大変なことにはなりませんが、医学部でもない限り、3浪以上は世間体的に厳しいと思います。

限られた時間を、悔いのないように決断して、悔いのないよう全力を尽くしてほしいです。

【英検準1級の英作文を書いてみた!】

ん…?

1級じゃないの??

と思われそうですが、何せ1級は本当に厳しい…。

まずテーマが日本語でも厳しいくらい大変な上に、20分前後で230単語前後を駆使して英作文を書かなければなりません。

そんなわけで、しばらくは準1級でリハビリなのですが、正直準1級でも全然難しいです(苦笑)。

さて、この中で文法やスペルの間違い、不自然な表現などがあるのですが、みなさん気づくでしょうか??

もうスペルミスなんて本当にひどいです(笑)。

いや、笑い事じゃないですね。

あえて間違えたものを紹介させていただいたのは、『時間制限があると、正常な判断ができなくなることがある』ということを、身を持って示したかったからです。

ちなみに日本語が不自然なのは特に気にしないでください。

先に英作文を書いて、あとで確認のために日本語で書いただけですので…。

ただ、ズルしてwordでカタカタやっても、これだけミスが出るのですから、そろそろ本腰入れて、手できちんと書く練習をつけようかなと思っています。

というわけで、山口たちも一生懸命頑張りますので、塾生のみなさんも一緒に頑張りましょう!

それではみなさん、週末も頑張って勉強しましょう!