学校の先生はあてになるのか?(続き)

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雑談

さきほどのブログはかなり主観が入ってしまいましたので、今度は客観的にお話させていただきます。

前回の内容だけ見ると、『さては山口、学校の先生が嫌いなのか??』と思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

少し触れましたが、学校の先生はすごいんです。

それは部活の顧問だの長期休みも登校されているだのというのももちろんそうですし、中間期末テストとは別で定期的に小テストを実施したり、先生によってはクラスで日記を書いてもらって、毎日毎日全員に返事を書いていらっしゃる先生もいたりして(※実際に塾生に見せてもらいました)、もうそういうところは本当に頭が下がる思いです。

そして今度は、中高生諸君のお話です。

山口は仕事柄、みなさんから直接情報収集するのとは別で、ネットなんかでも高校の情報に目を通すようにしています。

するとま~みなさん高校や高校の先生の悪口を言いたい放題で…。

先に申し上げておきます。

山口がまさにそうでしたが、先生の悪口を言う中高生の成績は上がりません。

いや、本当に相性が悪かったり、教え方があまりうまくなかったり、理不尽に叱る先生もいるとは思います。

それでもなお、山口とM田先生の関係を引き合いに出したとしても、先生の悪口を言う中高生は成績が上がらないのです。

理由は簡単で、『(自分の成績が上がらないのは)先生のせいだ!』と思っているので、自分の責任にできないのです。

だから勉強ができなくても仕方ない、分からなくてもしょうがない、この精神性で主体的な学習に取り組めるでしょうか?

自分はもちろん『M田先生はひどい!』と思っていますが、だからといって勉強をしなくてもよい理由にはなりません。

結局のところ、それで『勝手に』勉強する気をなくして、『自分が決めた行動の結果』学年ビリになったのです。

ちょっと話がそれたので元に戻します。

でですね、自分はよく『みんなの高校情報』というサイトを見るのですが、まあひどいひどい・・・。

小テストなどをこまめに実施してくれたり、スマホを厳しく制限してくださっている先生に対して、『自称進学校』だの『意味のない小テストをやらされる』だの『校則が厳しすぎる』などなど…。

あのね、まずはそういう高校を選んだのは君の意志。

君が中学校時代にどれくらい真剣に勉強に取り組んだのかで今の結果があるわけで、誰かのせいではないです。

それもちょっと論点からずれるので本題に戻しますが、先生方というのは『小テストをやろうがやるまいが給料は変わらない』のです。

ちなみに山口にはできません。

私たちはそりゃあ授業準備も授業そのものも、宿題管理などもものすごい熱量でやっていますが、それはもちろん『お月謝を頂戴して、大切なみなさんを預からせていただいているから』です。

ボランティアなら絶対にやりません。

だけど学校の先生方は、給料が変わらなくても、みなさんのために小テストなどを準備して、生徒に嫌われるのも覚悟の上で厳しい指導をなさっているのです。

もっと言えば、小テストを何回も実施されるのも、スマホを制限されるのも、『君たちに信頼がないから』です。

比較するのはよくありませんが、開成高校や灘高校、ここ愛知県の明和高校などならそんなに厳しい指導はありません。

彼らは完全に自分たちの自主性を尊重してもらった上で結果を出しているのです。

ほっておいても彼らは自分の意志で自分を律して、目標に向けて必要なことを頑張ります。

君たちに信用があれば、何も給料が決まっている学校の先生が、わざわざ小テストを定期的に実施したり、スマホに目くじらを立てることもないのです。

あ、ついつい話がそれてしまいますね。

テーマは『学校の先生はあてになるのか?』の続きでしたね。

そんなわけで、あてになるのかならないのか?というのは人それぞれということになりますが、ただみなさんに知ってほしいのは、『本来であれば、小テストも厳しい校則遵守も必要ない』はずなのです。

中高生の山口にはどうしても先生の悪い面にばかり目が行ってしまいましたが、もちろん客観的に見て、学校の先生の素晴らしい面もたくさんあるとは思います。

ただね、どうしても学校と塾というのは『水と油』みたいなものなので、どうしてもお互いの悪いところをつっつきがちですね(笑)。

本当なら共存できればベストなのでしょうが、まあそれはまた別の話なので今回はこの辺で。

『うちの学校の先生、なんかやだな・・・。』とか『うちの高校厳しすぎるよ・・・。』なんて思うこともあるかもしれませんが、まあそこを愚痴ってもプラスになることはありません。

本当に学校の先生に不平不満しかないのであれば、学校もやめてアルバイトをしながら通信制の高校に通って、自分で勉強しながら道を切り拓けばいいんです。

でも結局のところそこまではやる気もないし、先にも申し上げた通り、自分の意志で今の高校を選んでいるのですから、他人のせいにするのは筋違いってもんです。

ちなみに余談ですが、山口は高校時代に勉強をサボり過ぎたため、学校の授業には全然ついていけなくなったので、職員室まで行って『自分はもう先生方の授業にはついていけないので、内職させてください!』とお願いしに行きました。

いや、もう自業自得なんですけどね・・・。

でもおかげさまで、自由に自分に必要な勉強ができましたので、第一志望は不合格でしたが、関関同立の合格を勝ち取ることができました(※正確には関学には落ちました。)

というわけで、結局のところ学校にはいい先生もいればそうでない先生もいますし、あてになるのかどうかも結構自分次第のところもあります。

身も蓋もない結論になってすみませんでした!

少しでもみなさんの参考になれば幸いです。

自分自身のために、『先生のせいにはしない!』と思っててくださいね!

誰かのせいにしてしまうと自分の成長を止めてしまいますので・・・。

そんなわけで今日も一日頑張りましょう!

※今日はめちゃくちゃみなさん自習に来てくれてます!

嬉しい!すごく嬉しいです!!

全員で第一志望合格を勝ち取りましょう!

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