遠方からもお問合せをいただきまして、本当にありがとうございます。

今日も本当に雑談です!

いつものことではありますが、この先は興味が湧かれた方だけお読みいただけたら幸いです。

昨日の難関大学に合格した女の子のお話をもう少しだけさせていただきます。

今でも覚えておりますが、ご入塾くださったのが高校1年生の春、ブログを読んでくださったお母様からお問合せをいただいたのが始まりでした。

これもいつものことなのですが、もうすでに難関大を目指すということは決まっておりましたので、それに合わせた指導方針を最初にお伝えして指導が始まりました。

一言で言えば、こちらの塾生は本当に素直でした。

『毎週の英単語の宿題』『5文型と品詞の徹底』『英文法は100%自分の言葉ですべて説明ができる』ことを最終ゴールとすることを最初にご伝達させていただきましたが、結論から言えば、彼女はそれをしっかりとやり遂げました。

それもまったく嫌な顔一つせずに。

普通は多少なりとも難色を示すお子さんが多いのです。

何せ高校ではそんなことは言われませんし、塾でまったく逆のことを言われるわけですから、それも無理のない話です。

ただ言わせていただくならば、ここ5年ほどで当塾で偏差値が70を超えた塾生・卒塾生は30名強います(とはいえ、昨年度だけで8名いましたのでちょっとずるいと言えばずるいのですが、初年度は塾生が5名しかませんでしたので、それはご愛敬ということで)。

そして、全員が同じような指導を受けて、全員が例外なくそれを信じてやり遂げてくれたということだけは声を大にして言いたいです。

このあたりは、過去の合格体験談や合格実績をご参照いただけたらと存じます。

話を戻しまして。

素直であるということは学習において本当に大切です。

例えばですが、宿題や課題をやってこれなかったとき、すぐに言い訳が出るお子さんはなかなか成績が伸びません。

そのほとんどは、『学校の課題が多かった』『部活が忙しかった』まあそんなところですが、そんなのは全て言い訳です。

学校課題が忙しいのも部活が忙しいのもみんな同じ。

厳しいことを言えば、そんな理由で塾の課題ができないのだというのであれば、そんな塾はやめてしまった方がいいです(当塾含め)。

少し話がそれますが、学習塾というのは学校でやるべきことは当たり前にやって、それでも補えないものを補う場所ですので、塾の課題が足かせになるくらいなら、塾には通わない方がいいです。

まずはしっかりと学校の授業や課題をこなすことから始めてください。

とはいえ、そういう言い訳をする中高生に限って、スマホの虜だったりします。

スマホを触る時間は山ほどあったのに、塾の宿題ができていないというのは何ともおかしな話だとは思いませんか?

というわけで、いつものごとく話が脱線しそうなのでもう一度戻しまして。

こちらの塾生も当然そんな言い訳をしたことは、ただの一度もありませんでした。

それどころか、信じられないくらい大変な体育会系の部活に所属していましたし、最後はキャプテンも務めていて、あまりにも時間がなさすぎて、早朝の2時や3時に勉強していたというのですから、本当に頭が下がる思いです。

もちろん、本人はそんなことは言いません。

表情を見ていて、あまりにも疲れていそうだったのでお母様にお伺いしたところ、実はそういう生活が続いていたと聞いた次第でした。

そこまで頑張る必要はありませんが、『成績が上がらない』『忙しくて勉強する暇がない』という中高生諸君、そこまではやってないでしょう??

何度も申し上げますが、そこまで頑張る必要はありません。

しかしながら、君が行きたいと思っている大学や高校は、それくらい頑張っているライバルもたくさいんいるのだということは知っておかなければなりません。

人気のある学校の席は、そういう連中から埋まっていきます。

座れなかったら第二志望、第三志望に甘んじるしかありませんし、そうあるべきだと思います。

そしてこちらの塾生のお母様、お母様も一貫した教育理念をお持ちでした。

当塾の教育方針や理念にご理解をくださったのはもちろんのことですが、本当に芯の強い教育ママだったと思います。

…。

なんだか昨今『教育ママ』というと悪いイメージに受け取られがちですが、山口はそうは思いません。

教育ママ、大いに結構じゃないですか!

『子どもは自由に伸び伸び育てなきゃダメよ~』なんて言っている〇木ママより全然いいと思います。

まだ社会経験を積んでいない小学生・中学生・高校生に何を伸び伸び学ばせるのでしょうか?

どんな人生を歩むのかは、お子様たちが選べばいいと思いますが、そもそもその選択肢が分からないのです。

『将来○○になれ!』『○○大学に絶対に行きなさい!』これは過干渉なのでやめていただきたいのですが、学習することの大切さや、この先70年80年続いていくお子様の将来のために、可能性の話をしてあげることはご両親の責務です。

こちらのお母様は、塾生の進路希望が変わるたびに、インターネットで調べるだけではなく、実際に現地まで足を運ばれて、お子様が充実した学生生活を送れるのかどうかまで調べられていました。

そしてそのことを面談の度ごとに逐一ご報告くださったのです。

私個人は、こちらのお母様が、いわゆる世間一般の悪しきイメージの『教育ママ』だとは思いません。

ここまでご両親が頑張ってくれたなら、それは自然にお子様にも伝わりますし、健やかに努力することができたはずです。

そういった経緯があっての今回の『超難関私立合格』のご連絡でした。

教育ママ、大いに結構じゃないですか!

何をやるのかは私たちにお任せください!

お母様やお父様がご多忙を極められることは重々承知しておりますが、まだまだ大切なご子息ご息女のためにできることはたくさんあると思います。

どうかお子様のいいところをたくさん見て、前向きな言葉で応援していただけたらと願います。

【遠方からお問合せいただきました!本当にありがとうございます。】

ちょっと文字ばかりでお疲れかと思われますので癒し画像で休憩を…。

遠方と言いましたが本当に遠方ですよ!

場所は申し上げませんが、西尾から200km離れていますので、当塾に通う可能性はないのですが、それでもこんな場末の一個人塾のブログをご拝読いただいているというのが本当に嬉しいですね!

実は今回の方も含めまして、これまでにも北海道、東京、大阪などからこのようにしてご連絡をいただいたことがあります。

今回の方で5人目なのですが、面白い共通点がありまして、『全員が中高一貫私立』に通われているお子様をお持ちのお母様なのです。

北海道の方などは、お住まいが北海道なのに第一志望は開成中学(東京)。

もしも合格したら、東京に引っ越すかもしれないとまでおっしゃられていました。

中学受験であったり、中高一貫私立に対しては賛否両論あると思います。

私自身は小学校も中学校も高校も公立ですし、またもう一度当時に戻れるとしても、おそらく同じ道を選ぶと思います。

でも、知りもせずにその可能性を否定するのは大きな損失だと思います。

おそらくは、中学受験や中高一貫私立に否定的な方々は、よく分からないままに『そんな小さなころから勉強漬けにして…。』とか『偏差値や学歴で子供を計ってはいけない』という自論をお持ちではないかと推察されますが、果たして中学受験を経験した小学生や、中高一貫私立に通うお子様は本当に不幸なのでしょうか?

魚が死んだような目で、ガリガリガリガリやりたくもない勉強をやらされているのでしょうか??

そんなことはありません。

山口は暇なときに、YouTubeなどで『開成高校』『灘高校』などを検索してみることがあります。

最近ですと、甲子園で優勝した『智辯和歌山高校』などを検索してみました(※ちなみに余談ですが、智辯和歌山高校は東大京大合格者を多数出す、超進学校です。中高一貫であることに加え、最近では初等部も開設されたとのことでした)。

ぜひぜひお勧めです。

見て欲しいです(YouTubeですので、多少表現に難がある箇所はありますが…)。

生徒たち、みんな活き活きしていますよ。

正直な感想を言わせていただくならば、そういった世界があることも知らずに、惰性でだらだらと過ごして、よく分からないままに高校2年生3年生になって無理矢理勉強をさせられる方が、よっぽど息苦しく感じます。

しつこいようですが、『だから公立はよくない』なんて言うつもりはありません。

しかし現実を知る必要はあると思うのです。

そういった世界が現実にあって、平等に時間は流れていくのに、まったく質が異なる時間を過ごしていく可能性があるということは知っておかなければなりませんし、大切なお子様を少しでもいい大学に進ませたいとお考えであれば、それに備えなければならないのです。

冒頭で少し触れましたが、例えば当塾の英語の指導では、『英単語の暗記』『5文型の徹底』はマストです。

しかしほとんどの高校では、そこまで単語を詰められることはありませんし(※刈谷高校は例外です)、5文型なども高校1年生の4月の半ばで終わってしまうはずです。

そして常々思うのですが、中高一貫私立にしても、英単語や5文型の大切さについても、なぜ体験もしていないのにそれを否定できるのでしょうか?

中学受験を体験して、難関大に行った学生が『いや~中学受験なんて必要なかったですよ』というのであれば話は分かります。

また、一生懸命英語を勉強して、同時通訳になったバイリンガルや、外務省で働いているような人間が、『いや~英単語も5文型も必要なかったよ?』というのであればこれまた分かります。

しかしながら、当塾で英語の偏差値が70を超えている塾生たちは、みな英単語も5文型もおろそかにしてはいません。

もしかしたらネイティブスピーカーなどは、『5文型は必要ないよ!』と言うかもしれませんが、それはネイティブスピーカーだからです。

私たち日本人が、『副詞や形容動詞』などを特に意識せずに日本語を操れるように、ネイティブスピーカーは英語だけを見聞きして長い時間をかけて英語を習得しているのですから、そりゃあ末節枝葉の英文法が多少分からなくても問題ありません。

しかし、私たちは日本人なのです。

日本人がまったく言語構造が異なる英語をマスターしようとするのであれば、それは正しい学習法に基づいて学ぶ必要があります。

話が大きくそれてしまいまいした(笑)。

とにもかくにも、これまで当塾に遠方からご連絡いただいたお母様方は、みな教育に熱心な方々ばかりなのです。

だからたとえ当塾に通う可能性がないのだとしても、こうしてご相談いただくことを嬉しく存じます。

いや~正直なところこのブログ、本当に徒然なるままに書いているんです(笑)。

もう読みたい人が読んでくれればそれでいいと思っています。

こんなに冗長な文章を毎日書いているのは、おそらく日本中探してみても山口だけでしょうし、相当なエネルギーがないと、こんな乱筆乱文、毎日読めないと思うんです。

でもそれを読んでくれている方々がいらっしゃるというだけで嬉しいですし、こんな文章を隅から隅まで読んでいただいて、その上でご連絡いただけたらなおのこと嬉しいですね。

なお余談ですが、前職ではこんな長文のブログを書くことはご法度でした。

その理由はここでは伏せさせていただきますが…。

というわけで、すべてのご要望にお応えできるかどうかは分かりませんが、遠方からのお問合せ、全然大歓迎です!

山口としても、まだまだ色々なことを学ばせていただきたいので、たとえ当塾に通う可能性がなくても本当にありがたいのです。

というわけで、後半は本当に冗長の極みとなりましたが、本日はこの辺で失礼させていただきます。

公立高校に通われているお子さんのお父様お母様、当塾に通わなくても構いません。

構いませんが英語に関して言わせていただくならば、しつこいようですが『英単語の暗記』『5文型の徹底』『品詞を含めた英文法は100%理解する』ことがマストです。

そしてそのためには、最低でも英語だけで『毎日1~2時間の学習』が必要となります。

高校1年生、2年生で英語の偏差値が55を切っていたらかなり危険です!

西尾高校や西尾東高校に合格したというのは何の保険にもなりません。

高校に合格したことは飽くまでも一通過点であり、その後の2年9か月の過ごし方が大切なのです。

残念ながら、この日本において、文系理系問わずに、英語が不必要な大学は数えるほどしかありません。

大げさでも何でもなく、このたったの2年9か月が、大切なお子様の人生を決めると言っても過言ではないことを、改めて念押しさせていただきます。