個人的に反省した話

当塾には本当に色んな中高生が通っています。

難関大を目指している受験生もいれば、まだまだ目標は漠然としているけど、将来のために勉強を頑張る中学生もいたり・・・。

色々な中高生が集まれば、当然性格も十人十色です。

個人的な体感になりますが、7割は私たちに言われなくても自然に頑張れる塾生、3割は結構厳しめな指導が必要な塾生といった感じです。

【英単語の暗記が3週連続で0%だった高校生に、厳しめに声をかけてしまいましたが・・・】

当塾と言えば、宿題課題は必ず出しますし、それについてしっかりと取り組めているのか?毎回毎回報告書に書いてご家庭に報告させていただいています。

これについては『割と放任主義の塾』『宿題まできっちりと管理して、時には厳しく指導する塾』の両方があると思います。

正直これは良し悪しの問題ではなく、どちらでもいいと思います。

自己管理がしっかりとできていて、出された宿題もしっかりと自分でこなして、分からないところは自分で把握して主体的に勉強ができるならば、そもそも第三者の管理など必要ないですから。

というより、そんな高校生は塾に通う必要すらないのかもしれません。

ただ長い間サボる癖がついてしまっていたり、スマホやゲームの依存度が高い中高生については、やはり第三者の管理が必要になると個人的には思います。

極端な話、小学校も中学校もサボってしまった高校1年生や2年生が、突然『今から心を入れ替えて、愚直に真摯に勉強に向き合います』なんて言ったところで、説得力などまったくありません。

できるかできないかを疑っているわけではなく、これまでサボりにサボってしまったのに、どんな風に勉強するのか?またどれくらい勉強しなければならないのか??果たして一人の力で乗り越えられるのかどうかが怪しいと思うのです。

そんなわけで山口を含めて、当塾の講師は相対的に見て厳しいです。

これがボランティアなら、山口もわからないところだけを指導して、宿題ができていようがいまいが放置します。

なぜなら報酬が発生していないからです。

しかしもちろんそんなことは当然なくて、お父様お母様から安くはないお月謝をいただいて、大切なお子様を預からせていただいているわけですから、厳しさが必要なときは、しっかりと厳しく指導させていただくこともあります。

課題にきちんと向き合わない中高生を放置して、1年も2年もただただお月謝をもらい続けて、『(私なりに)全力を尽くしたのですが、力及ばずでした。』なんて言ってしまうようなら、それはもう詐欺だと思うんです。

お金をいただいているわけですから。

もちろん最初から利害が一致していて、『うちは指導はしますが、基本的に授業以外は放置します』ということが前提ならば、異論を挟む余地はまったくありませんが。

話を戻します。

そんなわけで、宿題課題をまったくやってこなかった高校生に、かなり厳しめに声をかけたことがありました。

誤解のないようにお伝えしておきたいのですが、1週目や2週目はやんわりとしか声をかけていませんし、3週目にしても『できなかったこと』を叱責したわけではありません。

例えば単語が覚えられていなくても、ノートを埋め尽くすくらい書いていたなど、努力の跡が見えていたなら、仮に毎週0%でも厳しい指導をすることはありませんでした。

それに、見てれば頑張ったかどうかくらいは分かりますしね。

しかし帰宅したその日の夜、その日のことを振り返って思ったのです。

(自分の教務力や指導力がまだまだ未熟だから、彼のやる気を引き起こすことができなかったんじゃないのか?)と。

翌日、ご自宅に電話をして彼に謝罪させていただきました。

いやな思いをさせてしまって本当にごめんなさい、と。

【とはいえ、ジレンマはあります】

当塾は最初の面談で、『宿題課題はしっかり出します』『進捗もしっかりと管理して、毎回の指導内容と課題を報告書でお伝えします』を約束していますので、当然課題が無くなるということはありません。

しかしお子さんたちは十人十色、当塾のような小規模な塾でも、ひとりとして同じお子さんはいません。

課題を出す⇒できていなければ対策を立てる、これは当然必要不可欠なのですが、厳しさがニガテな中高生にとっては、それがいやになってモチベーションを下げてしまう可能性もあります。

そうなってしまっては本末転倒、ご本人はもちろんのこと、お父様やお母様の期待も裏切ってしまうことになります。

とはいえ・・・、いやあ素直に謝るというのはなかなか勇気がいります。

該当塾生が宿題をやってこなかったのは事実ですし、実際のところ、親子ほど年齢が離れているわけですからね。

だけどもしも…、もしも自分の言動で誰かが勉強のやる気を無くしてしまうようなことがあっては、こんなに悲しいことはありません。

それでも受験には時間に制限があるのも事実。

中高生のみなさんは限られた時間の中で、必要なことをしっかりとこなして受験本番に備える必要があります。

とどのつまり、『残された時間、一生懸命頑張って行きたい大学の合格を勝ち取るのか?』『目の前の困難から逃げて、それなりの大学に甘んじるのか?』、待っている結末がこのふたつしかないことに変わりはありません。

『や〇気スイッ〇』なるものを簡単に見つけることができれば、ポンっと押せたらいいんですけどね。

ちょっとス〇ール〇Eさんの教室長さんとお友達になれないものかしら??