当塾の春休みについて(3月26日~4月2日まではお休みをいただきます)そして、大学受験において重要なのは、『高校3年生ではなく、高校1年生!』
塾生のみなさまはカレンダーなどで把握されていると思います。
最近また多数のお問合せをいただいておりますが、そういった事情から3月26日から4月2日まではお休みをいただいておりますので、何かございましたらお電話かメールをいただければ対応させていただきます。
ただ、多分愛知県にはいない可能性大ですので、直接のご対応は難しいということを予めご了承くださいませ。
お問合せいただきました5名の中高生、保護者様とは直接お話していないので詳細は分かりませんが、個人的にはやはり合格体験談の効果は絶大なのかなと感じております。
まだまだこれからご紹介させていただきますので、お楽しみにお待ちくださいね!
うちはもう完全に塾生のみなさんの合格実績だより、でもそれに勝る宣伝広告はありません。
ド派手なCMやホームページは一切必要なし!(※ちなみに大手の広告宣伝は、普通に10億円以上のお金がかかっています)。
塾生のみなさんの実直で真摯な努力のおかげで、本当に多数のお問合せをいただいております。
ただ、うちは毎年厳しく人数制限をかけさせていただきますので、おそらくはもう少ししたら今年度分の新規入塾は締め切りとさせていただきます。
この春西尾高校、西尾東高校などに進学が決まった新高校1年生のみなさん、みなさんはおそらくは漠然とでも『大学進学』のことを考えているはず。
だとしたらみなさんのゴールは高校合格ではありません。
このスタートダッシュ、高校1年生の取り組みを誤ってしまったら、おそらくはご自身が行きたい大学には行けません。
いや、これは保護者様にご認識いただいた方がいいかもしれません。
頑張るのは高校3年生ではなく、みなが浮かれている高校1年生です。
高校3年生なんてほっといても誰でも頑張りますし、ここで頑張れない受験生は勝手に脱落していきます。
そして高校3年生で頑張ることができるだけの素地を作るためにも、高校1年生が大切なのです。
特に英語や数学。
山口は数学については門外漢なので英語についての言及に留めさせていただきますが、西高や東高の英語の指導の取り組みははっきり言って甘い。
それは両校に通う高校生から聞く、英単語に対する取り組みを見ていれば一目瞭然です。
言っておきますが、都築先生が言うように、恐らくは学校の先生は厳しくお声がけしてくださっているでしょうし、一部の生徒はしっかりと頑張れています(※体感上位10%くらいですね)。
事情はさておき、ほとんどの高校生が英単語の重要さ(言い換えれば危険度)を認識できていませんし、そのまま3年生を迎えたら確実に志望校は下げることになります。
西高に通う2年生の200名以上が名古屋大学を志望していて、その1年後、2年後にはその10分の1前後しか同大学に合格できない事実を見てもそれは明らかです。
はっきり言って『認識が甘すぎる』んです。
そんなふわふわした甘い認識で1年2年過ごして、名古屋大学に200名も合格するわけがない。
そして今度は名市大や名工大、地方の国立大学に目を向けるわけですが、当然名市大や名工大、地方の国立大学も甘くはない。
普通に難関大なんです。
だから『高校3年生から頑張る』のではなく、『高校1年生から危機感を持って学習に取り組む土台を作る』が正解です。
しかしながら、はっきりと厳しく言わせていただくならば、『5人中4人が第一志望に合格できる公立高校入試』しか体験していない新高校1年生に、そこまでの認識を求めるのは難しい。
おそらくは多少厳しいお声がけをしたところで馬耳東風、ほとんど聞き入れてくれません。
ですので、ぜひともお父様お母様から1年生の4月から、しっかりとしたお声がけをしていただきたく願います。
その一端を担うのが学習塾や予備校です。
ちなみにですが、タイトルの通り、当塾は1週間ほどお休みをいただきますのでそんな偉そうなことは言えないのですが、この機会にぜひぜひ他塾様のお話も聞いていただけたら幸いです。
これから当塾の体験授業を受けられる高校生のみなさまも、ぜひこの1週間は他の塾や予備校を回られて、存分に当塾と比較してください。
ただはっきりと申し上げますが、『絶対に当塾はどこにも負けない』んですけどね。
それは山口ではなく、当塾の卒塾生の合格実績がそう言っています。
個人的には(ここは手強い・・・)と思っているのは、海〇塾さんですね。
【関〇生先生の参考書はお勧めいたしません】
さて、とある高校生から質問を頂戴しました。
『(スタサプなんかで有名な)関先生の参考書ってお勧めできますか??』なんですが、もうはっきりと申し上げます。
『お勧めできません』
そもそも当塾に通っているのであれば、一切の参考書や問題集は必要ないのですが(というよりも余計なものは手にしてほしくないのですが)、世間一般論として関先生の参考書がお勧めできない理由をお伝えしていきます。
まず物理的な理由から。
関先生はおそらくは数百冊の本を世に出しているわけですが、そんなにたくさん有意義なことが書けると思いますか?
普通に毎日受業をこなしながら、あれだけの出版物を手掛けることができるわけがない。
可能になる理由があるとすれば、
『ゴーストライターが書いている。』もしくは、
『同じような薄っぺらい内容を、何度も何度も焼き直して書いているだけ』のどちらかです。
ちなみに個人的に山口が尊敬している英語の先生は、
『佐々木高政先生』
『伊藤和夫先生』
『小倉弘先生』
ぱっと思いつくのはこういった先生方なのですが、出版物はものすごく少ないです。
特に佐々木高政先生などは、有名どころはこの3冊のみ。

この3冊を何度も何度も版を重ねて・・・同じ内容でも学習者がより分かりやすいように、何度も何度も丁寧に推敲されています。
参考書を世に出す先生の務めとして、誠意は『一山いくらの本を雨後の筍のごとく出版すること』ではなく、『時間が限られた
限られた学習者のために、数は少なくとも本当に分かりやすいものを提供すること』だと思います。
今調べたところ、関先生が世の中に送り出した参考書の数、実に323作品だそうです。
323って・・・。
仮に20年かけてこれだけの本を書いたのだとしたら、1年間に16冊もの本を書いているということになります。
また、普通に内容が・・・厳しいですね。
『早稲田の英語』『慶應の英語』など、難関大の名前を冠した本に何冊か目を通しましたが、正直そのレベルには達していない(※もちろん、関先生は慶應出身なので、関先生自身の英語力は普通に高いことは間違いないです)。
これらの本の内容は、とても早稲田や慶應に足るようなレベルではありませんが、目的があるとするならば、『英語がほとんどできない高校生に、(あ、これなら自分でも何とかなるぞ!)と錯覚させて購買意欲を高める』という点にあることは間違いないです。
こんなことを言うと、山口が関先生のことを蛇蝎のごとく嫌っているように感じるかもしれませんが、そんなことはないです。
普通に関先生の授業そのものは、キャッチ―でめちゃくちゃ分かりやすいですからね!
だからスタサプなどの映像授業を観て、英語学習の足掛かりにする分にはいいと思うのですが、英語の参考書を300冊以上も出版している先生が書いたものは正直あてにならないというのが山口個人の感想です。
とは言っても、何を信じるかは個人の自由ですので、(いや、山口のいうことなんてそれこそあてにならないだろう!)と思われるのも自由です。
山口が実際に会ったことがない、というだけで、世の中には関先生の参考書で英語の偏差値を大きく上げた受験生もたくさんいるのでしょう。
ただ、当塾で難関大を勝ち取っていった卒塾生の中には、たまたまひとりもいないというだけの話ですので悪しからず。
正直だからと言って、『佐々木高政先生の参考書』なんて、あまりにも難しすぎて、逆に大学受験レベルではお勧めできませんからね(苦笑。
多分英語だけで受験勉強が終わってしまうほどの大変さです。
というわけで、参考書選びは適材適所、本当に難しいんです。
当塾に通われている中高生のみなさんは、特に何か参考書を用意する必要はありませんが(というよりも用意してほしくないのですが)、もしも参考書を選ぶ必要があるのであれば、相当英語力が高いお友達、または先生に相談してみて、ご自身の今の力に合ったものを選んでほしいと願います。