中学生の女の子、中間テストでかなりの好成績が出ました!

え~と・・・、すみません、ご両親の掲載の許可をいただいておりませんので詳しくはお伝えできないのですが、めちゃくちゃ良かったです!


そして、中学生の1学期の中間テストということでお分かりかもしれませんが、西尾市内の中学校ではありません。


いや、正直予想はしていたものの人間現金なもので、はっきりと目に見える形で結果が出てくると、3倍嬉しいものですね!


この仕事をやらせていただいていて、本当に嬉しい瞬間です。


さて、常々申し上げておりますが、実は大学受験において一番大切なのは、高校ではありません。


高等教育よりも中等教育、中等教育よりも初等教育、初等教育よりも幼児期・・・、といった具合に、年齢が若ければ若いほどチャンスは増えます。

そして今回のブログは珍しい、保護者様に充てた内容となります。



【大学受験対策はいつから取り組むべきなのか?】


逆に言えば、こと大学受験という限られた範囲で言及するならば、受験生は生まれた瞬間から、歳を重ねるにつれて、難関大合格の可能性が目減りしているとも言えます(ショッキングな表現ですみません・・・)。


まったく勉強をしなかった高校3年生が、現役で東京大学に合格する可能性はほとんどゼロに近い・・・というよりもゼロでしょう。


教育論の是非については専門家に譲るとして、お子様たちは言うまでもなく初めての人生を、手探りで歩いていくことになります。



東大にストレートで合格したS原先生は、幼児の頃から積み木を与えられて、(これをもっとも効率的に積み上げるためにはどうすればいいんだろう??)と興味を持ったことから、『趣味が数学』になったのだそうですが、そのような例はごく稀と言っていいでしょう。


ほとんどの中高生は、テレビやゲーム、最近ですとスマホの動画やSNSにさらされて、周囲の友達をはじめとする環境の影響を受けながら成長していきます。


親のエゴや理想を押し付けることは良くないことですが、もしも中学生や高校生に成長した我が子が、(ちょっとこのままでは大学受験は厳しいのかもしれない・・・。)という現実に直面したときは、それなりのテコ入れが必要になります。


もちろん、お子様の自主性や主体性を尊重し、長所を褒めて伸ばすといった指導方針は効果的でしょうし、絶対に必要です。


しかしながら、それだけでは不十分なことがほとんどです。



これも今までに何度も申し上げてきたことですが、前職を含めますとかれこれ15年、たくさんの西高生や東高生に出会ってきましたが、本当に難関大に合格するために必要なことを伝えると、みな一様に顔面蒼白になるのです。


それこそ、『英単語は隅から隅まで覚えなければならないよ』程度の話でも、その現実を受け入れられない高校生もいます。


そしてその傾向は年々加速しています。


私が西尾にやって来たばかりの頃、西尾高校の高校生の上位陣と下位陣の差は今ほどではありませんでした。

西尾東高校はもっと顕著で、15年前は名大や名工大の合格者も出していましたし、南山大学については100名以上の合格実績を持っていたのです。


ところがです。


明確ではありませんが、2015年くらいを境に、この両校の平均的な学力は下がり始めました。

それは山口の主観などではなく、合格実績や共通テスト(※旧センター試験)の平均点などに現れています。





常々思います。

もちろん中高生のみなさんの成績が伴わないのは、基本的に本人の責任です。

本人が頑張らなかったから、それ以外にあり得ません。


しかしながら、幼児期の頃からスマートフォンを与えられて育った中高生が、ある日突然スマホを取り上げられて、自主的に勉強に迎えるのでしょうか?


中学受験を体験したわけでもないのに、中受組と同じ熱量で、主体的に大学受験の課題に取り組めるのでしょうか?

そんな彼らが、高校の入学式で学年主任の先生が言うような、『うちに通っていれば、学習塾なんかに通わなくても行きたい大学に行けるんです!』を真に受けて、本当に難関大に合格できるような力をつけることができるのでしょうか?



ほとんどの中高生は知らないのです。

難関大でどんな問題が出題されるかも知らないですし、もちろんそのために、どのくらいの対策が、どれくらいの時間必要なのか、まったく理解していないのです。


言うまでもなく、それは彼らや彼女たちが経験していないから。


だから誰かがきちんと、お茶を濁すことなく正しい事実を伝えなければならないのです。




そして便宜上、私は分かりやすい難関大を例にしてお話させていただくことが多いのですが、難関大というのは、何も誰もが知るような雲上大学とは限りません。


たとえ中堅大学だとしても、模試の結果で一度もA判定B判定の結果が出ていなければ、それはその受験生にとって、充分難関大なのです。


公立高校入試とは異なり、大学受験においては、ほとんどの受験生が自分の力以上の、持ち偏差では届かない大学を第一志望にします。


そして残念ながら、ほとんどの高校では1,2年生の頃は3回しか模試がないため(※昨年度は2年生は4回受験しましたが)、自分が今どれくらいの位置にいるのかが分かりにくい・・・、従って危機感も持ちづらいようであるというのが率直な感想です。


改めて念を押しますが、大学受験で重要なのは、高等教育よりも中等教育、中等教育よりも初等教育です。

後れを取れば取るほど、中高生のみなさんの負担は増える一方ですし、もちろん教育にかかるお金も大きくならざるを得ません。