塾再開しました!・・・っておおーい!高校3年生はもっと自習に来ないと!

と、いうわけで、塾が再開したわけですが、開校1番に来たのは中学1年生の女の子ってどういうことやねーん!


しかもテスト範囲が書かれたプリントを持ってきて、『課題出してもらってもいいですか??』


そういうわけでがっつり出させていただきました。



なんと合計200枚!

前回碧南市の中学1年生の女の子にも同じくらいの課題を出しましたが、もちろんしっかりとこなしてもらい、ものすごくいい成績を取ってくれました。


もう何度も同じことを申し上げておりますが、山口は高校3年生よりも高校1年生、高校1年生よりも中学生、中学生よりも初等教育・・・、幼児期が一番重要であると考えています。


つまり、年齢が若ければ若いほど重要であると思っています。


0~3歳の頃に、しっかりと我慢をすること、分別をつける力を身につけることがその後の人生に大きな影響を及ぼすと考えているのですが・・・。


ただそうはいっても現実にはそれが正しいのかどうかは分かりませんし、基本的にお子さんたちは一度きりの人生をぶっつけ本番で歩いていくわけですから、その都度その都度周りの大人(※主にお父様お母様ということになりますが)が軌道修正をしてあげる必要があります。


うちはもちろん大学受験が専門の学習塾ではありますが、だからといって中等教育を軽視することはない・・・どころか、中等教育にこそ力を入れています。


もう自分は・・・『英単語を覚えようとしない高校生』『高校合格後、羽を伸ばして2年間勉強をサボってしまう受験生』を、ひとりでも減らしていきたいのです。


中学生の頃からこれくらいの課題が当たり前の習慣として身についていれば、高校に入学してもサボることなんてないでしょうし、英単語の暗記も嫌がらずにできるようになります。


これも既出ですが、山口は基本的に、高校受験まではほとんど全員が、学力的にはほとんど横並びだと考えています。

もちろんこれは極論です。

ですが、バリバリの中学受験組や、サナルなどでも岡高のさらに上位クラスに振り分けられている中学生でない限り、みな同じ公立中学校の授業を受けて、公立高校に合格するための対策しか受けていないはずだからです。


そんなにとんでもない差がつくわけがない。


しかしながら、高校1年生の4月からは、もう信じられないくらいのスピードで差がついていきます。


例えば刈谷高校。

刈谷高校では合格が決まったその後、他の高校と同様に課題が出されるわけですが、その内容がえげつない。

なんと『FOCUSGoldをノーヒント、自力で解いてこい』というのです(※ちなみにですが、FOCUSGoldの難易度は青チャートと同じくらいと言われています)。



もちろん、刈高生と言えどもほとんどは公立高校入試対策の勉強しかしていないので、初見でFOCUSGoldなんてできるわけがありません。


しかし刈高生は、入学式を前に、この『獅子は我が子を千尋の谷に落とす』がごとき課題を乗り越えて、自然に大学受験の厳しさを知っていきます。


もうこの時点で途轍もない差がついているんです。


なお、さらにこれも既出ですが、旭丘高校は入学式で、『全員東大を目指しなさい。』と発破をかけるのだそうです。


もちろん、旭丘高校と言えども全員が東大に合格するわけではありませんが、とにもかくにも彼らの基準は、入学した時点で『東大合格』に設定されるわけです。

それがいいか悪いかはさておき。


しつこいようですが、公立高校入試が終わった時点では、そんなに大きな差はついていません。


ただ、それぞれの高校に進学して、どのように過ごすかで大きな差がついていくのです。


だから西尾高校、西尾東高校に合格した1年生諸君、もちろんおめでとうございます。

しかし君たちがのんびり過ごしている間、このたったの2か月でものすごい差がついている。


君たちが高校で3年間かけてやることを、たったの1年で終わらせる高校生がいるということは知っておいても損はないです。



しかもバリバリの中高一貫校などではなく、同じ三河の公立高校に通う同級生がです。

それがそのまま各高校の合格実績につながっていきます。

そうは言っても・・・、これを言葉で伝えるだけではなかなか伝わらないんですよね・・・。


うちの塾が厳しい理由のひとつがそこにあります。

しかしもちろん、だからこそこの合格実績が作れているのだという自負もあります。



【旅先で偶然発見した、結婚式の前撮りをしていた恋人たち】


というわけで、今回は休みを利用して相変わらず特に目的もなく、北陸地方を旅してまいりました。

そこで偶然たまたま見かけた微笑ましい光景がこちらです。



素敵やん・・・。

何だか自分の結婚式を思い出してほのぼのした気持ちになりました。

それにしても雨の予報だったのですが、びっくりするくらいの快晴で本当に良かったですね!


でもね、塾生のみなさん・・・。

塾講師なので極めてリアルな話をしますが、これからはもう結婚しない若者がどんどん増えていく・・・、いや、もうはっきり言おう、『結婚しない』のではなく『結婚できない』んです。


経済的な理由で。


みなさんのおじいさん、おばあさんの世代はいわゆる日本の高度経済成長期にドンピシャでして、もう言葉を悪くすれば、『何もしなくてもみんな大金持ち!』みたいな世代なのです。


今では信じられませんが、『公務員は負け組』『年功序列で年収1,000万は当たり前』『超がつく東証一部大手企業の人事が、各大学にスカウトに来ていた』、そんな時代だったのです。


当然みんな豊かだったので、結婚も自由にできましたし、子どもをたくさん産んでも経済的に余裕がある時代だったのです。



しかし今はえげつないほどの貧困大国日本。


日本の平均年収は今やたったの443万円。

443万円って・・・。


これじゃあ家も建てられないし、好きな車にも乗れない。

子どもを成人させるのに一人当たり2,000万円かかると言われているのですから、2人、3人産んだらもうそれだけで貧困が待っています。


しかも、この443万円というのは平均値の話。

中央値にするとさらに下がって、なんと350万円まで下がってしまいます。



中高生諸君、本当に下衆な話になってしまいますけど、お金が無ければ幸せになれないどころか、結婚すらできない、今はそんな世の中なのです。



もしも君が男子ならば。

君が30歳前後になった頃に、『この人と結婚したい!』と思ったとしても、君の年収が350万円では見向きもされないかもしれない。


いや、もしも相手の女性がOKしてくれたとしても、相手のお父様お母様はまず反対するだろう。

『君はどうやってうちの娘を幸せにしようと考えているのか?』と普通は聞いてくる。


もしも君が女子ならば。

こんな不確かな世の中の中で、人柄もとっても良くて、もちろん見た目が良ければそれに越したことはなく、そして収入がしっかりとした、そんな男性に出会わなければならない。


ちなみにこれも先日のブログで書かせていただいたのだけど、年収が1,000万円を超えている層は約5%。


その5%の中で、さらに見た目も性格も良い相手に出会おうとするならば、当然それに見合う努力をしなければならない。


当然高年収な人は、総じて高学歴である可能性が高いので、少しでも学歴が高いに越したことはないと思う。



・・・とまあ世知辛いお話になってしまいましたが、昔と違って今は、勉強しないと幸せな結婚もできないんだろうな~・・・、なんてことをこの幸せな恋人同士を見てふと考えたのでした。



やだな~・・・、もう本当歳は取りたくないですね!

でもね、やっぱりそうは言っても、日本という豊かな国に生まれたのは相当ラッキーですし、日本が主本主義の国である以上、お金はあって損はない・・・どころか、あった方が絶対によくないですか??

だからね、下世話な話ですが少しでもいい大学に行って、たくさんの人と出会ってほしいなと思うんです。


もちろん、学力や学歴がすべてとは言いませんが、やっぱりいい大学には、総じていい教育を受けた優秀な人材が多いことも事実なんです。



【※番外編】


旅行先でイタリア人のイケメン男子に、英語でナンパされている奥様。





いやいや・・・、イタリア人は情熱的とは聞いてはいたけど、ちょっと目を離したらこれかい!


ちなみに職業は建築士で英語ペラペラだったそうです(※余談ですが、山口の奥様も英語はペラペラなのです)。


そんなわけで、続きはまた来週!

※PS.たまに『独身ですか??』と聞かれますが、独身じゃないですよ!