連日厳しいお話をしておりますが・・・。

自分は決して特定の高校や、その高校に通う高校生を貶めたいわけではありません。


ただただ、たったの3年間しか時間の猶予がない大学受験において、現実を知らないということは、即座に第一志望不合格に直結してしまうということをお伝えしたいだけなのです。



自分は西尾駅の前や、ヴェルサウォークの2階やスタバでスマホを持ってたむろしている岡高生や刈高生をひとりも見たことがないんです。


いるのかもしれませんけどね。


だけど、もし難関大に合格するのか、合格できないのか?の線引きがあるとすれば、それは高校生のみなさんの持って生まれた能力の差などではなく、一事が万事とは言いますが、そういった日々の取り組みの中にこそあると思っています。


それに、現役H高校生のみなさんがご存知かどうかは知りませんが、10年前には普通に名古屋大学の合格者も出ていましたし、しつこいようですが、南山大学にも毎年100名以上の合格者を出していたんです。


もちろん、南山は学部重複合格もあるかもしれませんが、それでも70名以上は合格していたはずです。


うちに在籍していた齋藤先生(※名古屋大学卒)も東高出身でしたし、その齋藤先生のお友達である石川先生も東高卒なんです(※このお二人が友達同士というところがポイントなのですが・・・)。


そんなわけで、ほんの10年前までは、H高校は紛れもなくトップクラスの進学校だったのです。


でも、その凋落が始まったのは本当に突然でした。

おそらくは、2015年くらいが境目だったと思います。


原因は分かりませんが、とにかくH高校の進学実績は大きく下がってしまいました。




しかしです。


都築先生の言葉を借りるならば、『成績が上がらなかったり、試験で結果が出ないのは全部生徒本人の責任。学校のせいにするのはお門違い。』ということになると思います。



自分はですね、まあ塾の人間なんで、どうしたって学校とは水と油みたいなものなんですよね(笑


学校が私たちに敵対心を持っているように、自分たちも(一部の)学校にはいい感情を持っていなかったりします。


それでも詰まるところ、成績が上がるか否か?第一志望に合格できるか否か?については本人の責任です。


まあ百歩譲ってその高校の指導がまずいのだとしても、その高校を選んだのは君たちですからね。


だから君たち自身が変わらなければならない。


本当に難関とされる大学を目指していくのであれば、本気でその難関大を目指しているお友達を作って切磋琢磨しなければならない。


そりゃあね、そこら辺をスマホ片手に歩いている高校生を捕まえて、『行けるなら東大行きたい??』って聞いたら、まあ大体『え!行けるならそりゃあ行きたいし!』って答えますよ、多分。



でもね、勉強も頑張らずに『○○大学に絶対に行きたいんです!』ってのは、それと同レベル。


だから高校だとか、周りのせいにする前に、冷静に自分自身を見つめ直してください。


どこの大学を目指しているかは人それぞれでしょうが、少なくとも偏差値が55を超える大学を目指しているのであれば、3年という時間はあまりにも短い。


先のブログで書いたような、『名古屋大学、名古屋工業大学、名古屋市立大学、三重大学、岐阜大学、静岡大学、愛知教育大学、愛知県立大学』、他にも色々ありますが、人気のあるこの辺の大学は、H高校で20番以内をキープし続けることが必達条件。


それはただただ、H高校の合格実績がそう言っているのです。


でもみなさんが、本気で岡高生や刈高生と同じ質と量の勉強をするのであれば、自分は必ず全員合格できると確信しております。


しかし、そのためにはその環境を知らなければなりません。


もし可能であれば、君の同級生で岡崎高校や刈谷高校に進学したお友達に連絡してみてください。

それが難しければ、実際に難関大の合格実績を持っている学習塾や予備校に通ってみるべきです。


別にうちじゃなくてもいいです。

河合塾や駿台予備校の名駅前校や千種駅前校に、夏だけでもいいので通ってみてください。


そこには明和や旭丘、一宮や東海・滝などに通いながら、本気で難関大を目指している君の同級生たちがたくさんいます。



そして、そんな彼らや彼女たちでさえも、全員が合格できるとは限らない本当に狭き門なのだということを心に留めていただけたら嬉しいです。