さて、そういうわけで引き続きSIVIO(敬称略)の活動についてご紹介させていただきたいと思います。
ネットなどでも確認できますが、大きくは『関東、関西、東海の各大学の学生たちが一体となって、ラオスの子どもたちに教育支援をする』といたものです。
榊原先生に聞いた話ですが、なんともうすでにラオスに10校もの小学校を建設したのだそうです。
いや、もう普通にすごいですよね。
ちなみに小学校を1舎建設するのにかかる費用は凡そ120万円とのこと。
本当に月並みな表現になってしまいますが、若い人達のエネルギーってものすごいですよね。
俗物の権化みたいな山口にはとてもとても・・・。





さて、もしかしたらお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、比較的きれいな校舎と、そうではない建物があると思います。
これについて榊原先生に聞いてみたところ、『中国がラオス国内に通じる鉄道を建設しているとのことで、その恩恵を受けた村は中国が積極的に資金を投下してくれている』とのことでした。
う~ん・・・いつの世も、どこにいても政治が日常生活に大きな影響を与えているんですね。



おぉ・・・みなさんの善意で集まった文房具ですね。



SIVIOのみなさまとラオスのお子さんたち

しつこいようですが、当塾のエース榊原先生
ラオスのお子さんたち、ごめんよ。
うちの塾生たちも榊原先生が必要なんや・・・。
【誰かのために役に立つことをしなければならない】
中高生のみなさんは今、ぼんやりと『勉強していい大学に行って、少しでも条件のいい職業に就きたいな~』と思っていると思います。
もちろんそれで構いません。
だけど『誰かや社会のために貢献する仕事』に就いてほしいと心から願います。
SIVIOのみなさんの顔、見てください。
めちゃくちゃ充実しているでしょう?


誰かのために役に立つ、それだけで人生は楽しいですし、本当に充実するんです。
少し前に山口の黒歴史アルバイトについて紹介しましたが、『ひたすら目の前に流れてくるパチンコ台の埃を、ピンセットでひたすら取り続けるお仕事』は誰かの役に立っているのでしょうか?
さらに言えば、その仕事で充実感を得られるでしょうか?
みなさんの人生はたったの一度しかない。
こんな世の中ですので、社会貢献もできて、なおかつ収入的にも満足の行く仕事を見つけるのは難しいかもしれませんが、学生の頃からこういった活動に携わっておくか?それとも大学3年生になってから、慌てて条件面だけで就職先を探すのかでは、天と地ほどの差があるのは間違いないです。
それ以前に、その土俵に立つためにも、みなさん受験勉強を頑張ってくださいね。
別に目標としている大学が無いのであれば、頑張らなくてもいいですよ。
だけど、『いい大学に行きたい、だけどスマホは触りたいし、勉強も頑張りたくない』なんてのはなしや。
きれいごとは抜きにして、うちも塾である以上、生きていくために利益は大切だけども、なんぼお金がもらえると言われても、志が低い中高生には来てほしくない。
うちの塾生に迷惑がかかるからね。
だからうちを選んでくれるのであれば、本気のやる気だけを持ってきてほしい・・・、ってまたまた話が逸れてしまった!
みなさんね、もっともっと自分が置かれている環境が幸せであるということ、そしてご両親にもっともっと感謝をしてほしい。
感謝の気持ちが無い人間は、今こうしてお父さんお母さんのおかげで何不自由ない生活が送れていること、やろうと思えばいくらでも勉強が頑張れること、あまつさえスマホなどのし好品を与えられていること、それらを『与えられて当たり前』だと考えているわけだから勉強なんて頑張れるわけがない。
君たちはね、本当に恵まれてるんや。




そんなことも分からないのなら、無理して勉強なんて頑張らなくていい。
君たちが塾に通えているのは、当たり前の話だけどお父様とお母様が一生懸命頑張ってくれているから。
うちはボランティアではないからね。
自分の夢を叶えるために、ご両親に頑張ってもらってお月謝を払ってもらう、だけど努力はしない。
そんな不義理はやめてくれ。
せめて塾はやめてさ、金銭面だけでもご両親に貢献した方がいい。
君たちのお父さんやお母さんにも人生があるんだ。
ただ君のその怠慢が、君の将来にどういう結果をもたらすのは粛々と受け止めてほしい。
結果が出ない、受験に失敗する、そんなの全部自分の責任や。
親や学校、友人、もちろん塾のせいじゃない。
もう一度念を押すけど、勉強を頑張るかどうかは君次第。
宿題や課題もね、『山口がうるさいから頑張る』、そりゃあおかしいやろ?
じゃあ山口がワーワー言わなかったら、このまま受験本番まで頑張らなかったのだろうか?
そんな程度の志の君たちに、一生を捧げるほどのやりがいのある仕事があるのだろうか?
『誰かのためになる仕事をしてほしい』とは言ったけど、まずは自分のために頑張ってほしい。
自分のために頑張れない人間が、他人の幸せに貢献などできないだろうから。