とある西尾市内の進学校の2026年進学実績が発表されましたが、めちゃくちゃ下がっていてびっくりしました。(※これは保護者様に読んでほしいです)

カテゴリー :

保護者様へ

そろそろこちらの高校から内容証明などが送られてもおかしくない・・・と思い、あえて高校名は伏せさせていただきます(あまり伏せる意味もないかもしれませんが…)


旧七帝大東京一工にだけマークを引かせていただきました。


見ての通り、北海道大学を除いてすべて大幅に下がっております。


大阪大学については、『新卒0、旧卒2名』なので、現役生の合格者は0名です。



ここ数年間、私は幣ブログにて

・『こちらの高校は課題の量が圧倒的に少ない』

・『授業の進度も極めて遅く、難関国公立の水準には達していない』

と訴え続けてきました。



そして、『ここ数年で間違いなく合格実績は下がる』とも発信し続けてきたわけですが・・・。


その結果がこれです。



こんなに下がりますか。


東大・京大・一橋・東工大(現東京技術科学大学)はいいです。


とんでもない難関大ですので。


元々そんなに合格者を出していたわけではありませんので、ここはそんなに大きな変化がないのはさもありなんといったところでしょうか。


しかし私たちの地元である『名古屋大学』の合格者がこれほど下がったのは驚きでした。



そしてこちらのデータの一番下、国立大学合計の欄をご覧ください。


6年度…186名

7年度…145名

8年度…139名


率直な感想ですが、来年度再来年度、まだまだ下がっていくと予想しています(※上がる要因が見当たらないからです)。





地元西尾市のみなさんはご存知の通り、こちらの高校はかつて

・名古屋大学30名前後

・東大、京大合格者もちらほら


出していた超トップ進学校だったんです。



おそらくですがこの名古屋大学合格者の数、こちらの高校の歴史上でも一番少ないのではないでしょうか?



そして断言できますが、この数もさらに減っていきます。



今のまま、5年もしたらおそらく『名大合格者は5名前後』まで減ると思います(残念ながら山口の悪い予想はほとんど当たります)。






【とにかく課題の量が減ってしまったことが大問題です】

刈谷高校や岡崎高校が課題の量と質で圧倒しているのに、なぜこちらの高校はそれに逆行するような形で課題を減らしたのか?



校長先生は


『与えられた課題に受動的に取り組むのではなく、自分に何が必要なのかを見出し、主体的に取り組むべき』と主張しています。



それは100%正しい、しかし前提で大きく誤っています。



刈高生だろうが岡高生だろうが、公立中学校の授業しか受けておらず、マークシートのみの公立高校受験しか体験したことが無い高校1年生に、『大学受験を目指す上で、何が必要なのかを見出し、主体的に取り組める』わけがありません。



刈谷高校や岡崎高校の先生たちは、そんなことは当たり前に理解しているからこそ、反論の余地も許さず、膨大な量と質の課題を与えるのです。



そうして初めて、刈高生や岡高生達は、『難関大に合格するためには、これくらいの努力をしなければならないんだ』ということを認識し、そこから各々のの志望校に合わせて、取り組むべき課題の質と量を調整していくのです。




今回紹介した高校は、その前提を大きく間違えてしまっているため、自ずと高校生の学習量も少なくなるんです。



聞いた話によると、こちらの高校生『平日1~2時間、休日2~3時間程度の学習時間』なのだそうですが、そんなの当塾の中学生でももっとやってます。



はっきり言って、中学生以下の学習量と意識なんです。



それでも名古屋大学に14名の合格者を出しているのは、彼らや彼女たちのほとんどが、恐らくは刈谷落ち、岡崎落ちの受験生だからです。




そしてこの14名、恐らくは校訓を無視して、何かしらの学習塾や予備校に通いながら、学習量と質を確保していたはずです。



いずれにしましても、生徒は言わずもがななのですが、保護者様にも知っていただきたいのです。



難関大に合格するためには、

・高校3年間で最低4,200時間以上の学習が必要、そしてそのためには…

①高校1年生…平日2時間、休日4時間以上

②高校2年生…平日3時間、休日6時間以上

③高校3年生…平日4~6時間、休日12~16時間


の学習時間が必須です。




(※刈谷高校の学習計画)


シンプルに、不合格者はこれを満たしていないだけです。


いや、満たしたとしても不合格になることがあるんです。





私は嫌なことを言っているかもしれませんが、空想や想像で申し上げているわけではありません。


ただただ、客観的なデータを基にして、ありのまま事実だけを申し上げています。









そしてこの事実を保護者様もしっかりと共有して、ご子息ご息女の第一志望合格という目標を達成するために、何が必要なのかを考える必要があります。



当塾が成績であったり、入塾条件に学年を設定しているのには理由があります。



こういう高校に1年、2年通ってしまうと、ただ単純に『大学受験に必要なだけの学習時間を担保できないから』です。


塾のルールを厳しくしているのも同じ理由です。


私たちは難関大に合格するために、そして全国のトップ進学校や学習塾と同じ空間を作り出すために、厳しいルール(というよりも当り前のルール)を設けています。





そんなわけで、当塾は場末の学習塾で、生徒数も60人未満ではありますが、はっきり言ってどこにも負けません。



それはシンプルに、うちの塾生達のひたむきな努力によるものですが、そんな彼らや彼女たちが一生懸命頑張ることができる空間を提供できているという点においては、砂塵ほどではありますが当塾も貢献できていると自負しております。



★ちなみに余談ですが、その昔こちらの高校の卒業生で、京都大学に合格した受験生とお話する機会がありました。


彼は『本当は工学部に行きたかったけど、農学部に行くことになった。』、と言っていました。



どういった理由でそうなったのかというと、最後の最後に願書を出す時に、当時の担任の先生から『工学部は厳しいから農学部を受験しなさい。』と言われたのだそうです。


(彼の名誉のために念を押させていただきますが、彼は『最終的に決断したのは自分ですので、先生のせいではありません。』と言っていました。また、農学部よりも工学部の方が優れていると言いたいわけではありません。きちんと目的意識があって、最初から農学部を目指していたのであれば、外野がとやかく言うことは何もありません。)



私達なら絶対に第一志望の大学、学部学科は諦めさせません。



例え模試の結果がD判定だろうがE判定だろうが、塾生が正しい努力を、全力で積み上げたのであれば背中を押します。



第二志望でA判定が出ていても、C判定・D判定の第一志望に挑戦できるよう、全力でサポートします。



工学部に行きたいと言っている受験生に、合格しやすいからという理由で他学部を勧めるというのは絶対にあってはならないこと。


なぜなら、工学部と農学部では学ぶ内容が全く異なるからです。

Monthly Archives

月別記事