ついに篠原先生がやってくる!
篠原先生は高等数学、しかも超がつく難関大専門ですので、『自分には関係ないな~』という塾生もいるかもしれませんが、ぜひぜひ教室に来てください。
『あ、世の中にはこんな人間がいるんだ。』と感動すると思います。
篠原先生というと(山口の主観ですが)数々の名言を残しておりますが、先日もものすごいことを言ってました。
今年超がつく難関大に挑戦する塾生の過去問を見て一言。
『あ、これは素晴らしい。良問ですね。』
ほーん、数学門外漢の山口からすると、めちゃくちゃ問題が少なく見えるのですが・・・・(そしてこの問題が難しいのかどうかすら分からないという体たらく)
『だからこそです。この少ない分量で、受験生がどういう地図を描くのかを問うており、その解答を見れば、大学が求めている学生像がすぐに分かるという点で非常に良問だと言えます。』
・・・なんて高みからの発言!
でも恐ろしいことに、篠原先生が言うと説得力もあるし、ほほーっと納得してしまうんですよね。
それにしてもなんでこの人こんなに楽しそうなんだろう?
どうやら難問であればあるほど、すごく楽しいみたいですね。
そして篠原先生がものすごいのは、それが自己満足ではないということ。
理系科目の実力は飛び抜けているのは言わずもがな、篠原先生は『生徒に教えるのが楽しい!』という本当にありがたい先生なのです。
とはいえ、自慢ではありませんがうちの先生は全員そうですけどね。
当塾は先生方に、高学歴や高い指導力・教務力を求めていますが、それ以上に献身性を最重要視しております。
そんなわけで、当塾は一切、ネットなどで講師募集をしておりません。
もちろん絶対とは言いませんが、そんな人材がネットで集まってくるとは思えませんので・・・。
話がそれましたが、みなさんぜひぜひ篠原先生に会いに来てくださいね!
言うまでもありませんが、東大に合格しているので普通に文系科目も強いです。
ただ、理系科目に異常なまでに突出しているため、文系科目を指導することはありませんが。
いや~それにしても自分って本当に強運の持ち主だと思いますね。
都築先生、石川先生、高須先生、榊原先生、鳥居先生、鳥山先生、高橋先生、駒宮先生、そして篠原先生と、綺羅星のごとく素晴らしい先生方にサポートしていただいてます。
そしてこの塾がスタートして以来、ありがたいことに素晴らしい中高生のみなさん、そして保護者様に恵まれております。
いや、本当こんなこと言っちゃいけないのかもしれませんが、前職では・・・いや、やっぱりやめておきます。
【昨日のブログについて】
昨日のブログで『自習に来た方が良い』という話をさせていただきました。
多少厳しい内容もあり、(なんだかきついな~・・・)と思った中高生もいるかもしれませんが・・・。
いやいや、しつこいようですが、『山口は優しい』んです(自分で言うのもなんですが)。
少し前職で実際に起こったことをお話させていただきます。
前職ではバリバリの営業マンで、『とにかく売上最優先!』『数字(要は売上や契約率のこと)がすべて!』だった山口ですが、それでも生徒のみなさんには『自習に来るように』と声掛けしておりました。
ある日のこと、とある中学生に『君はこのままだと第一志望には合格できない。もっと自主的に勉強しなさい。』と声をかけました。
するとこれがとんでもない大クレームに!
本部の方へ『山口という教室長がうちの子に、このままだと落ちると言ったらしいがどういうことなんだ?金を払ってるのはこっちの方なのに、何でそんなこと言われないといけないんだ?』
・・・というものだったのです。
そこで上司と面談することになり、これまた衝撃の発言を耳にすることになりました。
『山口さん、生徒なんて自習に来ない方がいいじゃないですか。飼い殺して飼い殺して、3年生になったらガッツリ講習売りつければいいんですよ。バカは生かさず殺さずですよ!』
・・・ひどい、ひどすぎる!
まあしかし利益至上主義の大手学習塾や予備校なんて、みんなそんなものです。
もちろん、中には本当に生徒の成績を上げるために粉骨砕身していた社員もいました(ごくわずかですが)。
とはいえ、先にも申し上げました通り、私自身も売上の虜になっており、とにかく毎月ものすごい売上を作っておりました。
ひと月で1,000万円以上の売り上げを作ったこともあります。
しかしそれは何の自慢にもならない・・・どころか黒歴史ですね。
売上が高ければ高いほど、『何にもならない講習をたくさん売りつけた』ということになりますので。
結局のところ中高生は、第一志望に合格するために何が必要なのかさえもわからず、ダラダラと無為に塾に通い続けて受験生になるわけです。
当然その時学力はまったく上がっていない。
志望校の判定もEだらけです。
そこで面談を組みこういうわけです。
『お母さん、○○君も本当によく頑張ったのですが、第一志望校に合格するためにあと一押しです。授業を増やして、さらに講習と合宿も頑張りましょう!』
当然お母様も切羽詰まっていますので、二つ返事で成約です。
私は不本意ながら、たったひとりの受験生に200万円もの講習を売ってしまったことがあります(※会社からは表彰してもらえましたが)。
しかしながら、3年生になるまでほとんどまともに勉強を頑張らなかった受験生です。
授業が週4になろうが週5になろうが、講習を300コマ取ろうが、どんな優秀な講師に授業を受けたところで、まったく何にもなりません。
まったく走ったことがない人に、『さあ今から毎日全力で30km走り続けて、1年後にはマラソンの大会に出て新記録狙うぞ!』と言っているようなものです。
無理です。
そんなことができるわけがない。
スッカスカの土壌に家を建てるようなもので、なんぼすごい職人が集まって、最高級の木材や機材を投じても、その家はすぐに崩れ落ちてしまいます。
そうしてものすごいお金だけを使って、まったく何の成果も得られない。
私はそういう利益を貪る教育者もどきこそがひどい人間だと思っています。
さて、昨日のブログでも書かせていただきましたが、怠惰な理由で自習に来ないのであれば、うちの塾はやめた方がいいです。
しつこいようですが、距離の問題で自習に来ることができない塾生、また、自習に来なくてもしっかりと結果を出している塾生は別です。
『自習にも来ない』
『結果も出ない』
『だけど自分の身の丈には合わない難関大を目指している』
少ないですが、残念ながらそういう塾生はいます。
ただ無理をすることはありません。
当塾の理念と方針に賛同できないというのであれば、違う道を進むだけのことです。
しかしながら残念ながら、世の中には利益を最優先し、そんなことはおくびにも出さず、蛭のごとくお金を吸い上げる塾もあります。
そういう塾は君たちの『楽して目的を果たしたい』という浅慮な考えにつけこんでくるのです。