偏差値40,高校3年生から本格的に勉強を始めて神戸大学(※超難関)に合格したという話(★最初に念を押しておきますが、当塾は一切関係ありません)
もう一度念を押しておきますが、以下の話、当塾は一切関係がありません。
元々当塾では、
『高校3年生から本気になったぐらいで、難関大に合格できるわけがない』
という考えに基づき、新規高校3年生のご入塾はお断りしております。
(え?でも実際そういうミラクル起きてるじゃん!偏差値40から神戸大学に合格したんでしょ!!)
と思われますよね?
そんなわけで、当塾の話ではありませんが、興味がございましたらご一読くださいませ。
【昨日元職場の同僚とご飯を食べてきました】
さて、蛇蝎のごとく前職の〇口を言っている山口なわけですが、二人だけ尊敬している上司と同僚がいます。
誤解のないようにお伝えしておきますと、前職の仕事内容そのものは好きでした。
ただ、『とにかく何よりも最優先して数字を作らんかい!』という大企業体質が肌に合わなかっただけで、やっていることは至極まっとうなことだと思っていましたので。
それはさておき、このウソのようなみらくる大逆転劇は、この元同僚のお話なのです。
ちなみに先に言っておくと、
『合格したのは神戸大学のみ、滑り止めの立命館と名城大学は不合格だった』
とのことです。
名城に不合格で神戸大学合格って・・・。
しかしもちろん、信じられないほど大変な10か月だったようです。
まず当然ですが、総合偏差値が40なのですから、めちゃくちゃ受講しなければなりません。
(1週間で)『英語2コマ・数学2コマ・物理1コマ・化学1コマ』
おそらくですが、お月謝にするとうちの5倍から10倍の間ではないかと思われます(※下世話な話ですので、正確な金額は聞いておりません)。
残念ながら、当塾は慢性的に人手不足ですので、こんな芸当はできないのですが、前職は誰もが知る超大手企業ですので、もちろんこんなことができるんですよね。
お月謝さえ用意できれば。
まあおそらくはお月謝は数十万円というところなのでしょうが・・・。
自分はこれについてはひどいとは思っていません。
自分がひどいと感じるのは、
『映像授業や授業をやらないスタイルで、何十万円ものお月謝をむしり取る』
ことがひどいと感じているだけで、きちんとしたサービスが用意されていて、ご家庭が満足しているのであればひどいとも何とも思いません。
ひどいというのはこういうケースです。
しつこいようですが、
『受験生ご本人も納得しておらず、保護者様がその実態を知らないのに、月に何十万円ものお月謝が請求されている』
という事実がひどいのであって、サービスを受ける側が納得しているのであれば問題はありません。
ただ厳しいようですが、このケースにしたって事前に塾側からの説明はあったはずなので、正直塾が悪いとは思いません(※飽くまでも当塾ではこんなひどいことはやらない、というだけの話です)。
話を戻しまして・・・。
そんなわけでこちらの同僚が提案した内容は、
『完全1対1のマンツーマン指導を、週6コマで受けること』
だったのですが、正直当然の内容です。
『偏差値が40台』
ということはこちらの受験生、少なくとも高校3年生になるまでは勉強をサボっていたのですから。
それでいて『神戸大学を目指す!』というのであれば、
『3年分の授業を10か月で受講しなければならない』
というのは当然の話です。
そんなこんなで彼にとって地獄のような10か月の受験勉強が始まったわけですが・・・。
本当の地獄は、元同僚がきっちり担当になったということでしょう(苦笑
何せ自習中に、こちらの受験生が背伸びをしただけで、
『おい、お前に背伸びする余裕なんてあんのかよ?勉強に集中しろよ!』
と熱い叱咤激励が飛んでくるのです。
※しつこく念を押しておきますが、元同僚の発言であって、山口のそれではありませんので悪しからず。
でもですね、自分は元同僚が正しいと思うんです。
だってたったの10か月で、偏差値40から神戸大学を狙うんですよ?
そりゃあ普通の勉強で間に合うわけがない。
しかも月に数十万円のお月謝を頂戴しているわけですから、そりゃあ指導が厳しくなるのは当然です。
だっておそらく、それまでご両親も、学校の先生も、お友達も先輩も、そんなに真剣に厳しいお声がけをしてくれなかったのでしょうから。
そんなわけでその後の10か月については割愛しますが、覚醒した彼は猛勉強に猛勉強を重ねて、見事神戸大学を一本釣り。
その他は全て不合格という信じられない結果が出たのでした。
多分ですけど・・・そのたったの10か月で高級車が1台買えるくらいのお月謝がかかってしまったのだと思います。
でもいいんですよ、ちゃんと第一志望に合格して、ご家庭も納得したのであれば。
【新高校3年生のみなさん、目を覚ましてほしい】
・今までちゃんと勉強を頑張らなかった
・だけどご両親に負担をかけたくないから、なるべく授業は少なめにしておきたい
(※もちろん、その精神性は大切です)
・だけど厳しいことも言われたくない
・だけど残された時間は少ない
・だけど質問にも全然行かない
・だけど難関大に行きたいし、Fラン大学には行きたくない・・・
そんなの通らないでしょう?
ツレがそんなこと言ってたら、
(うわ…マジでヤバいよ…)
って思うでしょう?
受かるわけがないじゃない。
だからうちは『高校2年生の12月以降の新規ご入塾はお断り』しているんです。
多分とんでもないお月謝を提案することになるでしょうし、さらに言えば、第一志望の合格も限りなく低いと考えていますので。
だからね、君が本気になってほしい。
本気ってのはダラダラ適当に長時間勉強することじゃない。
のんびりただ走るだけ。
のんびり自分のペースで素振りをし続けるだけ。
そんなもので君の足は速くはならないし、野球がうまくなることはない。
長時間勉強するなんてのは当たり前の話で、自分にしっかりと負荷をかけてほしい。
だからうちは課題も教室のルールも厳しいし、『絶対に合格できる!』と思う中高生にだけ入塾してもらっている。
だけど今の高校1年生、2年生諸君。
はっきり言ってまだ甘いよ。
そんなね、西高や東高の延長の感覚で来てもらっちゃ困る。
君たちのご両親が、わざわざ当塾を選んでくれているのは、当然『公立高校では受けられないサービスを提供してもらえるに違いない』と思ってくれているから。
公立高校と同じ授業内容やサービスならば、当然わざわざお金を払ってまで当塾を選んでくれるはずがない。
しかしながらもう一度言う。
高校1年生、2年生諸君。
もっと気合を入れんかい!
模試のA判定やB判定なんて何の担保にもならない。
ましてや今現在、C判定未満だというのであれば、君の努力はまったく足りていないのだということを肝に銘じてほしい。
★元同僚のN川君、本日は春日井に出張とのことで頑張ってください!!!