今年の高校3年生が果たしてどれくらい第一志望に合格できるのか?

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教室長ブログ

今年も忖度なく言わせていただきます。



今のままだと大体40%くらい。


第一志望に合格できる受験生は半分にも満たないと思います。


もちろん、(多分この塾生は大丈夫だろうな)と思える受験生もいるのですが、今の段階でそんな話をすることこそ無責任な話ですので、それが誰なのかはここでは言及しません。


厳しい話、今まで一番頑張ったなと思えた世代は3年前の高校3年生。


残念ながら年を追うごとに、その頑張りは質も量も減衰しているのが事実です。



ただ一昨年も昨年も、山口は『第一志望合格率は50%もいかない』と言っておきながら、蓋を開けたら70%、80%を超えてきましたので、良い意味で山口の見立ては間違っていたのでしょう。


でもそれが今年も起こるとは限りません。


はっきり言いますが、今年の3年生はここ数年で一番頑張りが足りないです。



君たち、今年のメンバーのほとんどが公立中学校⇒公立高校という一番ぬるい道を通っているわけだけど、この期に及んでそのぬるま湯気分のままでは困る。



いいか悪いかはさておき、本当に難関大を目指しているライバルにはこんな子たちもいる。




これ、中学校受験です。


私たちがのんびりと田舎の公立中学校、高校で数年を過ごすはるかその前から、それこそ君たちが目標としている大学に向けて、色々なものを犠牲にしながら頑張ってきたライバル達がいる。


いや、勉強なんだからそもそも犠牲だと思うことが間違っている。


甲子園で優勝するために練習を頑張る。


一番行きたい大学に向けて、小学生の頃から頑張る。


何が違うんだろうか?


それにここで君たちが思うところの『犠牲』とは、『スマホ』だとか『友達と大騒ぎをする』程度のことだろう。

そんなものは犠牲とは言わない。


最初からあっても無くても構わないものだ。


それはさておき、こういうライバル達が5年10年という歳月をかけて積み上げてきたものと同じだけの知識を、あとたったの8か月で得ようというわけだ。




これが並みの努力でいいわけがない。


君たちが今、偏差値が70も80もあって、第一志望も全てA判定、難関国立記述対策もやってますよってんなら自習に来なくてもいい。


でもその条件を満たしているのは、今のところ当塾には2名しかいない。



もちろん色々な考えがあってもいいと思う。


『努力のあり方は人それぞれ』

『自分は自分なりに頑張った』


それでいいならそれでいい。

その代わりに、その努力で行ける大学に甘んじても文句は言わないこと。


第一志望に落ちたとしても、『自分はその程度の努力しかしなかったので、この結果もいたしかたないです』と言ってくれ。


もちろん、合格体験談も書かなくていい(というより、書いてほしくない)。


でもね、うちがそこらへんの『お月謝だけいただければそれでいいです』な学習塾なら、山口もこんなにワーワー言わない。


いや、もうストレスで毛根死滅しちゃうからね。


本当のところ、君たちがサボろうが頑張らなかろうが、一切放置してストレスのない毎日を送りたい。


君らこれ以上山口をハゲさす気なん?


それにね、安くはないお月謝を払ってくださっているお父様お母様のことも考えた方がいい。


そんな程度の努力や頑張りでいいのなら、こんな大金を払う必要なんてないからね?


その程度の努力でいいのなら、お父様やお母様の老後のために貯金していただいた方がはるかに有意義ってもんだ。


山口ももうついにアラフィフなわけだけど、もう我々の老後は2000万円程度の貯金では生きていけないと言われている。


『年金プラス4000万円貯金してギリギリ』って言われてるんや。


そりゃあもう貯金に回してもらった方がいい。

(※余談ですが、これから少子高齢化と物価高、円安などが加速するため、君たち中高生は私たち以上に厳しい未来が待っています。きれいごとは抜きにして、たくさん勉強して高収入な仕事を確保してください。)



・・・とまあいつも通り話が逸れてしまったけど、受験はさておき、頑張らない人間には頑張らなかった程度の未来しか待っていない。


仕事だってそうだろうし、集まってくる友人も同じように頑張らなかった人間ばかり。


ついでにいうと結婚相手も似たような人。


今頑張らなければ、この後の大学、お仕事、ご友人、結婚相手、結婚生活、老後の生活・・・。


すべてが『今の君の頑張り程度』のものに落ち着く。


今そうなっていないのは、君たちのお父さんお母さんが全力で守ってくれてるから。


君が頑張らなくてもいい生活ができるんや。


これまたきれいごとは抜きにして、お父様お母様が当塾にお金を払ってくれているから私たちも全力で指導をするのであって、これがボランティアなら全力なんて尽くさない(少なくとも山口は)。



君たちが今何の不安もなく楽な毎日が送れているのは、君たちのご両親がお金を払ってくれているから。




これが逆に君たちがお金をいただく立場になったとき、一体どれだけの人が君のことを査定して、お給料を払ってくれるのだろうか?



さあ!


頑張れ!!


自分なりの努力じゃない、『君の第一志望合格に見合った努力』を積み上げてほしい。










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