チャットGPTも普通に間違えてしまうというお話(英単語の学習法について)
【チャットGPTに記述の添削を任せてよいのか?】
・・・という質問を塾生の女の子からいただきましたが、結論から申し上げますと『ダメです』
理由は2つ。
①AIでも普通に間違える
②記述力を身に付けるために、何を?どのように?どれくらい頑張るのかが重要(※AIの添削がいかに正確であっても、記述力を身に付けることはできません)
以上です。
まず理由①から
英単語、特に前置詞を含めた他動詞について、高校生のみなさんにうまく説明できないものかと思い、こんな例文を考えてみました。
(山口作)
My teacher accused the student who everyone thought was exemplary of vandalizing our work.
これは我ながらいい英文ができたと自負しております。
accuse A(人)of B(原因):『人を~という原因で非難する』
すごく簡単な例文を書くならば、
He accused me of what I did.
『彼は私がやったことを非難した。』
となるわけですが、似たような動詞”blame”の前置詞が”for”なのに対して、この”accuse”は前置詞が”of”を取るよ~・・・というのを説明するために、さっきみたいなあえて面倒くさい文章を考えたわけですが、この英文が果たして自然なのかどうかを確認するために、chat GPTに添削してもらったのです。
(自分は塾生にウソを教えたくないので、自分が考えた英文については必ずネイティブに添削してもらっています)
今回は気軽な気持ちでチャットGPTにお願いしたのですが、こんな答えが返ってきました。

・・・。
, whom ??
え?
主語が欠けた文章なのに、whomなんて使えるの??
・・・と疑問に思い、このように質問しました。

『いいところに気づいています。』
なんで上からやねーん!!
さすがアメリカ出身、おまんは間違ってても絶対に謝らんのやな。
それどころか、

いやいや言った言った!!
それワシが指摘したやつや!!!
なんでおまんが教えてるスタンスになっとんのや!!
まあしかし、山口は別に『チャットGPTも間違えるぞ!』なんて揚げ足を取りたいわけではありません。
正直このAI、とんでもなく優秀だなと私思っています。
でもね、それでも間違えるんです。
もちろん自分も間違えますし、AIも含めて完璧な存在なんてありません。
ただ、AIのような優秀なものでも間違えることがあって、学習者の知識が不十分であれば、それに気づくことはできない、ということが言いたいのです。
そして②の方が超絶重要なのですが、結局のところ大学受験レベルの記述力を積み上げるためには、
(1)英単語やイディオムを完璧にする
(2)英文法も100%の理解を目指す
(3)膨大な量の英文を読み込み、その3倍書いて声に出す練習を積み上げる
結局のところAIがどれだけ正確に添削してくれたとしても、そこに至るまでに何をどのように積み上げるのかが重要です。
そのためにはしつこいようですが、『最低でも1,500時間以上、できれば2,500時間の学習量が必要(※リスニングは除きます)』なのです。
そういったわけで、どれだけAIが優れていたとしても、学習者の記述力を高めてくれるわけではありませんし、普通にAIも間違えます。
そんなわけで、冒頭の山口が作った英文の和訳を紹介します。
My teacher accused the student who everyone thought was exemplary of vandalizing our work.
『私たちの先生は、誰もが模範的だと思っているその生徒を、自分たちの作品を破壊したという理由で厳しく非難した。』
accuse A of B の前置詞ofを見えづらくするために、あえてthe student にかかる形容詞節を長くし、さらにはofの手前を形容詞にしたという、自分で言うのもなんですが秀逸な英文だと思います。
もちろん、チャッピー師匠にも褒めていただきました(まあ彼は普通に文法を間違えてしまいましたけどね)。
以上です!
そんなわけで、英単語の学習法について紹介したかったのですが、やっぱり塾生にだけ教えたいので、ブログで書くのはやめときます(※英語の偏差値28の山口が、最終的に80を超えるまで上がったという究極の学習法ですので…)。
やっぱうちの塾生にだけ得してほしいですからね(テヘ)
それでは!!!