2月はなんと12件のお問合せをいただきました!ありがとうございます。(それに伴い、4月以降についてご連絡があります。※残枠9枠)

(※すみません、返信漏れなどはないはずですが、もしもございましたらご連絡くださいませ)
当塾が開校してから8年、これほどに単月でお問合せをいただいたことはなかったので、正直かなり驚いています。
いや、これは大手に勤務していた頃もありませんでした。
正確に言えば、大手に勤務していた頃、7月に『35件のお問合せ』をいただいたことがあるにはありましたが、7月というのは中学3年生、高校3年生、そして保護者様が一番焦る時期。
正直何もしなくても勝手に電話が鳴ってました。
うちの場合、『高校2年生は12月以降の新規入塾お断り』という、経済的利益を度外視した枷を自らかけておりますので、逆に夏はほとんど電話が鳴りません。
でもありがたいです。
歯に衣を着せずに言わせていただくならば、合格する見込みのない高校3年生に大量に入ってもらうよりも、確実に合格するであろう、うちで何年も頑張ってきた塾生を一生懸命見る方が、同じ労力でもやりがいがあるというもの。
そしてこの時期にお問合せをくださった保護者様、本当にありがとうございます。
公立高校入試の前後というのは、お子様はもちろん、保護者様も一番気が緩むところ。
お子さまにとって人生で一番大きな山が終わったわけですから、それは当然です。
しかし大学受験を目指すのであれば、むしろここからが本番。
はっきりと申し上げますが、西尾高校に入って気が緩んで勉強をサボるくらいなら、私立の高校に行って早慶やMARCH、関関同立の推薦枠を勝ち取った方が絶対にいいです。
実際のところ、おそらく今年も、西尾高校は上位25%を除けば、相当厳しい結果が出ると思います。
学年200番以下の西高生にいたっては、おそらく偏差値50を切っているはず。
大学もそれに準じたものになります。
とはいえ、実のところ今年は西尾高校から『東大チャレンジャー』『京大チャレンジャー』が出たと聞いています。
東高からも久しぶりに、『京大チャレンジャー』『名大チャレンジャー』が出たそうですね。
でもですね、それは上位の3%くらいの西高生や東高生の話です。
刈高や岡高のように、学年から100人以上の旧七帝大一工・早慶・医学部合格者を出している高校ならいざしらず、学年の数%だけというならば、『今年はたまたまそういうすごい受験生が、西高や東高にもいたんですね』という話です。
しかしながら、しつこいようですが私山口、西高生も東高生も非常に優秀だと思っています。
高校の偏差値で言えば、そんなに劇的な差があるわけではありませんので。
ところが刈谷高校や岡崎高校は、高校1年生の4月からボルテージがマックスなんです。
めちゃくちゃ難易度が高いテキストを使い、ものすごいスピードで授業が進んでいく。
だから刈高生や岡高生は、1年生の4月時点で『あ、これが大学受験の基準なんだ』と肌で感じることができます。
ところがその他の高校では、『自主性に任せる』という謎のパワーワードで徹底的に緩められ、大学受験で一番大切なゴールデンタイムを無為に過ごすことになります。
中学のときにはそれほど差がなかったのに、高校1年生7月の模試でものすごい差がついていた、という話を耳にすると思いますが、その一因がこれです。
だったら最初から推薦が手厚い私立に行って、早慶とかMARCHの推薦を手堅くいただいた方がいいですよね?・・・って違う違う!
そんなわけで、この一番気が緩みそうな時期に、多数のお問合せをいただきまして、本当にありがとうございました!
受験というのはもちろん主役は中高生のみなさんなのですが、実はある程度、保護者様の誘導が必要になります。
別に当塾である必要はないのですが、大学受験を本気で視野に入れているのであれば、『高校1年生の4月こそが最も重要』であるということをご理解いただけると嬉しいです。
それは何も、『1年生の4月から、毎日4時間勉強しよう!』などということをお願いしているわけではありません。
きちんと部活動もやりながら、ある程度スマホなども触ってもいいから、毎日2時間は勉強をして、週に3回くらいは塾の自習室に通うような習慣をつけてほしいと願っております。
なお私、ご自宅やカフェなどでの学習を全く信用しておりません。
それは自分にとって楽な環境を選んでいるだけであって、ある程度の集中力を養うためには、私語もできない、スマホも触れない、勉強にだけ集中できる環境が必要であると考えています。
【2025年4月以降について】
少し前のブログで書かせていただきましたが、新規ご入塾の枠は9枠となっております。
実はとある保護者様から、『体験授業を受ける前に、枠が埋まってしまわないでしょうか?』というご質問をいただきましたが、多分大丈夫です。
これだけ厳しい塾ではありますので、12名体験授業を受けて、全員が入塾ということはありません。
実は数年前、うちがそこまで厳しくなかった頃、当塾の入塾率は95%を超えていました。
もう体験授業を受けてもらえれば、ほぼ入塾確定、そんな感じだったんです。
しかしながら塾のルールが厳しくなっていらい、入塾率は下がってしまいまいしたし、こちらからご入塾をお断りさせていただくケースもありました。
ですので、今体験授業を予定されておりますみなさまにおかれましては、心配はご無用です。
ただ、こちらもかねてからお伝えしておりましたとおり、『都築先生』『篠原先生』『(そして一応不肖)山口』の3名につきましては、現時点で定員いっぱいとさせていただきます。
ただご安心くださいませ。
うちの講師は学生も含めまして、みなさん山口よりも優秀です。
当塾の講師につきましては、私も全幅の信頼を寄せておりますので、どうかご安心くださいませ。
【どうかたくさんの塾を回ってみてください】
塾をじっくり選ぶことができるのもこの時期だけです。
おそらく高校3年生になってから塾を探し出すと、本当に焦ってしまいますし、塾や営業マンの言われるがままに契約書にサインしてしまうことになります。
実際に私がそうでしたので。
高校3年生の夏まで勉強をサボってしまった受験生と保護者様は、もう精神的に相当追い詰められていて、どんな提案をしてもほとんど100%通ってしまうんです。
でも残念ながら、どんなに地頭がよくても、残り数か月で大学受験レベルの学習を終わらせることは物理的に不可能です。
だからまさにいま、ゆっくり時間をかけて、様々な可能性を検討してください。
私も一応営業マンではありますので、もちろんみなさんに耳障りのいいことをたくさんお話します。
もちろん、マイナスな面についても誠実にお伝えいたします。
教育に限ったことではありませんが、全てのものには一長一短があります。
その中から、お子様にとってベストな環境をえらんでいただけたらと存じます。