NO EXCUSE
もしあなたに両腕両足がなかったらどうしますか??
こんにちは。
ゴールデンウィーク中にテレビを観ていたら、『アンビリーバボー』という番組で、カイル・メイナードという人物が取り上げられていました。
この方ですが、先天性四肢欠損賞という病気で、両手両足がない状態で生まれてきました。
彼のご家族ですが、『普通の子供と同じように育てたい』という理由で健常者と同じ学校に通わせて、健常者と同じようにクラブ活動にも参加させていました。
そんな彼ですが、父親がやっていたという理由で小学生の時にレスリングを始めます。
もちろん健常者と同じクラブです。
当然勝てるわけがありません。
始めてから1年間、一度も勝つことができませんでした。
彼は泣きながら父親に言います。
『もう辞めたい・・・。』
これはもう仕方ないと思います。
私が彼の父親なら、『おつかれさま。本当によく頑張ったね。』と声をかけたと思います。
ところが彼の父親は違いました。
『体を言い訳にするな。頑張って続けるんだ。』
それからなんと必死にトレーニングを重ね、なんと州大会で優勝してしまいます。
もちろん健常者と同じ大会に出場しての結果です。
それからも総合格闘技やキリマンジャロ登山など、困難なことに挑戦し続けています。
さてここでみなさんに質問です。
みなさんは本当に努力の限りを尽くしたのでしょうか?
もちろん努力というものは自分自身が決めることであって、本人が『僕は全力を尽くしました』というのならそれで構わないと思います。
例えば英単語や英文の暗唱、もしノートが埋め尽くされるまで書いて、同じフレーズを100回以上音読して、それでも覚えられないというのなら仕方ないと思います。
これは私自身も身に覚えがある話でして、高校生の頃英語が得意な友人に『英単語がなかなか覚えられないんだよね。』とぼやいたところ、『だったら一週間でノートが一冊つぶれるくらいのペースで英単語を書いて、家にいる間中声に出すといいよ。おれはそれを1年以上続けているよ。』と返ってきました。
タイトルの『NO EXCUSE』とはこのカイル・メイナードさんの言葉で『言い訳をしない』という意味です。
みなさんは自分に言い訳をしていませんか??
自分の限界を勝手に決めてしまってはいませんか??
数か月前にブログで書きましたが、学校の担任の先生が『今の成績では厳しいから志望校を変えなさい。』と言ったとしても、あなたが本気で全力を尽くすのであれば志望校を変える必要はまったくありません。
その結果第一志望に不合格だったとしても、それが本当の全力を尽くした上での結果であるならば後悔はしないでしょう。
しかしあなたが本当に全力を尽くさなかったとしたら、その結果がどうあれ10年20年後、あるいはもっともっと先々まで後悔することになります。
特に受験生諸君、高校生はあと8か月でセンター試験、中学生もあと10か月程度で受験本番です。
あなたの今の頑張りは、このカイル・メイナードさんに胸を張って『言い訳はしません。本気で頑張っています。』と言えますか?
本番まで残りあと少しです。
このたったわずかな期間くらい、陳腐な表現かもしれませんがそれこそ死に物狂いで頑張ってください。
あなたが行きたいと思っている学校に向けて、ライバルたちは今この瞬間も、死に物狂いで頑張っているはずです。
春のキャンペーンでは本当にご多数様からお問合せをいただきまして、ご入会いただきました。
本当にありがとうございます。
おかげさまで高等理系数学と理科の枠は残り1枠となりました。
全てのご家庭にご伝達させていただいておりますが、どんどん教室に通ってください。
そして質問をしてください。