とはいえ、心配し過ぎることもないです(※ただし全力をつくしているのであれば)

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教室長ブログ

先ほどのようなブログを書くと、(山口め!また嫌なことばかり言って!!)と思われるかもしれませんが、違うんです。

山口はただただ、ネット上のホームページなどから拾った情報を基に、ただただ淡々と事実を述べているだけなんです。

事実を歪曲しているわけではありません。

そして西尾にやってきて10年、あまりにもそういう受験生をたくさん見てきたから、あえて言いにくいことも言っています。

塾目線で言うならば、『どんなにサボってきた受験生でも大丈夫!ラスト数か月で逆転できますよ!』と謳った方が、切羽詰まった受験生は飛びついてくれますからね。

だからほとんどの学習塾は、『最後の追い込み!』『ラストスパート!』『大逆転合格!』なんて耳障りのいい言葉を電波で流すわけなのですが、それは『練習をまったくしなかった高校球児でもプロになれます!』と謳っているようなもの。

はっきり言って詐欺です。

大手学習塾ならば、たとえそんなことを謳っていたとして、受験生がしっぱいしたとしても、(あぁ…、○○さんは大手だし、きっとうちの子の努力がたりなかったのね…)なんて思ってもらえるかもしれませんが、うちのような零細が同じ事やったら(やっぱり町の個人塾じゃダメね、他の塾に行かせておけばよかった)と思われるのが関の山です。

ですから、当塾は耳障りのいいことは一切いいません。

しかし。

しかし、どんなに厳しい結果が出ていようと、それこそ毎回毎回E判定だったとしても、当塾の塾生ならば大丈夫です。

なぜなら、『まったく勉強をしないE判定』と『正しい努力を積み上げているけど、まだ結果が出ていないだけのE判定』ではまったく違うからです。

言うまでもなく、当塾の塾生は自信を持って後者だと言えます。

事実、今年も早速E判定からの第一志望合格が出ております。

勉強というものは、学習時間に比例して一直線に結果が出るものではなく、頑張っても頑張ってもひたすら横ばいが続いて、最後の最後に一気に開花するものですから、本当に正しい努力を積み上げているのであれば、たとえE判定が半年1年続いたとしても、諦める必要なんてまったくありません。

ただ、それこそが辛いので、みんな次々に心を折られて志望校を下げていきます。

つまり、第一志望に合格するものは、最後の最後までもがいてもがいて諦めなかった者。

旧七帝大や早慶などの志望者で、常にA判定で合格していく受験生はほんの一握りですので、残りの9割は歯を食いしばって、みんなが遊んでいる時に我慢して努力を続けた受験生ばかり。

当塾の塾生にもそうあってほしいと切に願います。

そんなわけで、『当塾の塾生ならE判定でも大丈夫!』なんて結局耳障りのいいことを言ってしまいましたが、自習室にも来ない、かといって自宅で勉強をしている形跡も見られない受験生にも同じことを言うつもりはありません。

事実言いません。

こう見えても超現実主義者ですので、頑張っていない受験生に対しては普通に『志望校を下げた方がいい』と伝えています。

受験はギャンブルではありませんので。

宝くじなら限りなくあたる可能性は低くても、1等に当選する確率はゼロではありません。

しかしながら、勉強もまったくやっていない受験生が、いわゆる難関大に合格する可能性は、はっきり言ってゼロです。

難関大とは言いましたが、偏差値ギャップが5離れていたならば、それはもうその受験生にとっては難関校扱いです。

中学1年生、2年生くらいならば、学校の授業もほとんど進んでおりませんので、少し頑張ればそれくらいの偏差値ギャップは跳ね返せるかもしれませんが、中学3年生⇒高校1年生⇒2年生と進むにつれて、学習内容はどんどん難しくなりますし、何よりも量をこなせなくなります。

そして高校3年生ともなると、どれだけ勉強しても、偏差値は上がらないどころか下がるという現象が起きてしまいます。

だから難関大を目指すなら今、今しかないということを強く申し上げさせていただきます。

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