『1日10時間勉強』の本当の意味

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教室長ブログ

こんにちは!

 

いつもはゆるい感じの山口のブログですが、今回はいつもと少し雰囲気を変えて書かせていただきたいと思います。

 

 

今回は保護者様向けではございません。

中高生諸君、君たちにあてて書かせていただきます。

 

 

準備はよろしいか?

 

 

 

さて、ブログではしょっちゅう『1日10時間勉強』と息巻いている山口ですが、それは何も根性論で話しているわけではありません。

 

ただただ客観的に見てそう言っているのです。

 

 

例えばの話。

 

 

小学校1年生からずっと毎日3時間勉強をして、中学受験も乗り越えてきた中高生に対して『1日10時間勉強しなさい』とは言いません。

 

そんな生徒には『今のペースをしっかりと維持してね。』と伝えています。

 

 

 

そう、『1日10時間勉強した方がよい』というのは、ただただ単純に量が足りていないからなのです。

 

 

そして正直なところ、10時間も集中できるはずがないとも思っています。

 

 

ただいいかい?

 

小学校1年生から毎日3時間、いわゆる『お受験』のために頑張ってきた生徒は、高校を卒業するまでになんと、12年間で13,140時間も勉強することになる。

 

 

もっと言えば、それだけ学習習慣がついている生徒は、学年が進むにつれてもっともっと勉強するようになるから、最低13,140時間と考えた方がいいだろう。

 

 

もしも君が小学校の6年間を、毎日1時間しか勉強していなかったら・・・。

 

 

365×6×1(時間)で、合計2,190時間。

 

つまり、残りの6年間で13,140時間との差を埋めようと考えると、10,950(時間)÷6(年間)÷365(日)で、毎日5時間勉強しなければならない計算になる。

 

もしも中学校3年生になるまでに毎日1時間しか勉強していなかったら・・・(このパターンが一番多いと思われますが)。

 

残りの4年間は1日7時間勉強しなければ追いつかない計算になる。

 

 

 

毎日1時間の学習が高校3年生まで続いた場合はなんと、『1日25時間勉強しなければならない』ということになる。

 

 

 

ご理解いただけただろうか?

 

 

要領云々や学習の質がどうのこうのはもちろん大切な話。

 

 

むしろ最低限の条件だろう。

 

 

その上で、その理解したものを100%自分のものにするために、理解するために費やした時間の3倍4倍勉強していかなければならない

 

それを怠ってしまった場合、それを補わなければならないのは当たり前の話。

 

 

それまで勉強ができなかったこと、それ自体は全く問題ではない。

ほとんどの生徒がそうだと思う。

 

 

ただ、そこから意識を変えることができずに、同じ感覚で何とかなると思っているのなら、これははっきり大間違いだと言わなければならない。

 

受験は何とかなんてならないから。

 

 

もちろん、『この高校に行きたい!』『この大学に行きたい!』という確固たる目標がないのであれば、正直そこまでやらなくてもよいと思う。

 

 

君の人生だから。

 

 

ただ、ちょっとでも行きたい高校や大学があるのであれば、甘えた根性はかなぐり捨てて、全力で頑張ってほしい。

 

 

部活が忙しい?

 

 

もちろんそれはそうだろう。

 

でも条件はみな同じ。

 

一生懸命部活に打ち込んで、それでも結果を出しているお友達は周りにいないだろうか??

 

 

『○○先生の授業は分かりにくい・・・。』

 

 

 

もちろんそういった不運に出くわすこともあるだろう。

 

 

自分も中学校のころ、ぼそぼそとしゃべりながら黒板にひたすら板書する先生の授業があまりにも分からな過ぎて、5点(もちろん100点満点で)という点数を叩き出したことがある。

 

 

だけどそれは100%先生のせいだろうか??

 

 

同じ先生の授業で、100点取る連中がいたのだ。

 

 

『あの先生の教え方が悪い。』

 

 

そう思った瞬間に君の成長は止まってしまうだろう。

 

 

なぜなら自己を省みない人間は、自分に足りなかったものを考えたりはしないからだ。

 

 

物事がうまくいかないときの原因は、ほとんどが自分自身にあると思った方がよい。

 

これは勉強に限らないけれども、自分のせいにできる人間は、常に冷静に自分の弱点に向き合えるからどんどん成長していく。

 

 

多くのアスリートが結果がでなかったときに、『ただ単に自分の練習不足です。』というのはそこにある。

 

 

『環境のせいで・・・。』『監督やコーチのせいで・・・。』『外国人に比べて日本人はフィジカルが弱いので・・・。』

 

 

なんて言っているトップアスリートは見たことがないし、そんな選手は表舞台に出ることは絶対にないだろう。

 

 

今、もし自分自身が目標に対して厳しい現状にあるのなら、ぜひ考えてみよう。

もし1人で考えるのが難しいのなら、学校の先生や親しい友人に相談してみてほしい。

 

当塾の体験授業に来てくれるのであれば、もちろん授業だけではなく、そんな話もしたいと思っています。

 

 

 

 

さあ受験生は本当に正念場です!

そして2年生諸君、諸君の受験はもう始まっています。

 

 

公立高校入試はあと1年ほどでやってきますし、センター試験は1年を切っています。

 

 

ここからは全員がガンガン勉強するので、今までと同じ学習量ではどんどんライバルに置いて行かれてしまいます。

受験生として気を引き締めて、日々の学習に取り組んでくださいね!

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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