現代文の添削終了です!(★中高生のみなさん、とにかく文章を読まないとあかんど!!!)
と、いうわけで、5時間ほどの時間をかけまして、塾生の現代文記述の添削が終了しました!
なんと添削に要した文字数5,600字!(※原稿用紙14枚分)
もちろん、文字数が多けりゃいいってものではありませんが、塾生の解答といわゆる模範解答、さらには山口の解答などを照らし合わせると、どうしてもこれくらの文字数にはなってしまいます。
当り前の話ですが、塾生に問題を解かせて投げっぱなし、なんてことはしません。
もちろん山口自身も全力で解答に取り組みますし、塾生が一生懸命書いてくれた記述の解答に目を通しながら、数時間かけて添削していきます。
でもですね、本来本気で中高生のみなさんが書いてくれば文章に向き合うとなれば、それくらいの時間と労力がかかるのは当たり前です。
それだけのお月謝もいただいているわけですし、大げさな話ではありません。
それにしても現代文は英語の比較にならないほど大変です!
英語の指導にはフォーマットがありますからね(※もちろん、学問として日本語の方が難しいという意味ではありません。飽くまでも指導に限定した場合のお話です)。
そんなこんなで、山口のパソコンには膨大な量の現代文の添削がストックされております。
画面が点滅しているため、大変見づらくて申し訳ございません。
ただ、現代文の添削には膨大なエネルギーを使いますので、年間2、3名が限界です・・・。
【中高生のみなさんはとにかく文章を読んで、自分の手で書くしかない】
もちろん、現代文を読んでいく上で、いわゆる『対比の構造』『ディスコースマーカー』『パラグラフリーディング』などの読解テクニックはあります。
こういうのですね。
しかしこんなものは小手先のテクニックに過ぎず、みなさんの真の読解力向上には毛ほどの効果もありません。
ハゲ頭にリアップです(※焼け石に水の現代版)
『文章を読み、書く』という強固な土台無くして、こんなものをいくら詰め込んでみても、砂漠に水をまき続けるようなものです。
結局のところみなさんは、自分の意志で継続的に文章を読み、分からない言葉があれば自分で調べて、自分の言葉で文章を生み出す修練を積み上げていく他ありません。
それも気休め程度の努力ではなく、数年がかりで取り組んでいかなければなりません。
そしてどれだけその練習を積み上げても、ほんの少しのスマホ鑑賞が全てを台無しにしてしまいます。
もちろん、信じるか信じないかはあなた次第です。
ただ私事で恐縮ではございますが、英語・数学0点、その他の教科も一桁台の点数で学年ビリだった山口が、まあそれなりに文章を読み、書くことができるようになったのは、膨大な量の本を読み、自分の言葉で文章を書き続けたから、ということは付記しておきます。
(※正確には昭和丸出しの頑固おやじに、無理やりやらされていたというのが真相なのですが)
さあそんなわけで!
今年度残りは東大・京大・一橋の現代文をガンガンやりこむぞ!(・・・という決意表明です)