高校1年生、模試の文法問題満点が5名!追記:利益至上主義の学習塾について
すごいです!
なんと先日の模試で、5名の1年生が文法問題で満点!
『めちゃくちゃ簡単だった』という塾生もいましたね。
そして受験した1年生はご存知の通り、またしても『take turns ~ing』が出題されていましたね。
というわけで、当塾の課題さえしっかりとやっていれば、難しい模試の問題も恐れることはないのですが・・・。
まあこれはうちの塾がすごいわけでもなんでもなく、『出る問題なんて決まっている』だけなんですよね。
もう20年も30年も同じ問題が出続けていて、手垢がつくくらい使い古されたものばかりです。
私たちは『出ると分かっているもの』を提供しているだけに過ぎません。
だから本当にすごいのは、忠実に課題をこなし、しっかりと結果を出したみなさんの方です。
そして厳しいことを言えば、この模試(英語限定)で満点が取れないということは、山口が渡している課題も適当にこなしているということでになります。
しつこいようですが、『山口がうるさいから課題をやる』のではなく、『自分の目標のために頑張る』、そんなみなさんでいてほしいと切に願います。
【利益至上の学習塾について】
最初に申し上げておきますが、私は利益至上であることを否定したいわけではありません。
日本という国は(一応)資本主義ですし、企業を存続させていくためには利益を追求するのは当然のことだからです。
しかしながら学習塾に限らず、企業の利益追求はお客様の利益を最優先した上で成り立っていなければなりません。
恥ずかしながら私が以前勤務しておりました学習塾、本当にえぐかった・・・。
もう毎日毎日『数字!』『目標達成!』の檄が飛び、肝心の生徒の成績UPはどこへやら・・・。
挙句の果てにはこんなものまで。
6泊7日の合宿で金額¥495,000なり。
いや、いいんですよ!
ホテルもヒルトンですし、それなりにお金はかかりますから。
でもよく見ていただきたいのですが、内容が【アクティビティ】と【職業体験】なんです。
・・・。
じゃあ家族でニセコに行った方が良くないですか??
これ、一応学習塾の『勉強合宿』なんです。
山口は料金が高いことを否定したいわけではありません。
結果が出るのあれば、そしてお客様が納得していてwinwinが成立しているのであれば、なんぼ高くてもいいと思います。
でも、このニセコのアクティビティ合宿では100%成績は上がらないでしょう。
ちなみにですがハワイ合宿なるものもありまして、当時で100万円超えてました(※ちなみに4泊6日です)。
円安の今なら1.5倍くらいかかってもおかしくないですね。
言うまでもありませんが、会社はぼろ儲けでした。
とは言っても、社員に回ってくるお給料は雀の涙でしたが・・・。
でもそれもごく普通のこと。
話はそれますが、これから社会に出て行く中高生のみなさんは、資本主義の奴隷になってはいけない。
残念ながら、みなさんが生み出す利益のほとんどは、経営者と役員が独占してしまいます。
そうならないように、みなさんは今の内に、少しでも自分の武器を増やしておいてください。
きれいごとは抜きにして、学歴もそのひとつ。
山口自身は『学歴がすべてではない』と考えていますが、世の中はそうじゃない。
やっぱり学歴で判断されることはありますし、お給料にも大きく影響します。
そして学歴は一生ついてくる名刺のようなもの。
持っておいて得することはあっても、損することは一切ありません。
【刈高サッカー部員に追いつくぞ!】
今日ついに!
ものすごいタイムが出たんです!!
最高ペース1kmあたり『2分57秒』
これはすごい・・・(自画自賛)。
確か刈谷高校のサッカー部員のみなさんの1kmラップが3分くらい。
・・・と調子に乗っておりますが、実は山口がこのタイムで走れるのは1kmが限界・・・。
刈高サッカー部員のみなさんはこのペースを5km、10km維持できるんですよね・・・
まあでもいつか追いつくぞ!
そしてこれが本日のタイム。
あ、『いいね!』は自分でしました。
もうインスタ引退しちゃったんで、誰もいいねしてくれないんですよね・・・。
いや、正直な話やめる前も、『いいね!』なんて3人くらいしかしてくれませんでしたが・・・。
それはそうと、今日も今日とて1時間ほど全力で追い込んできました。
いやいや自分でもびっくりなのですが、たったの4か月でとんでもなくスピードが上がりました。
もちろん、山口のタイムなんてランナーのみなさんからしたら全然大したことないんですが、それでも自分の力が確実に上がっていくのが分かります。
それが楽しくて楽しくて仕方ないですね。
これまたしつこいようですが、自分のペースでだらだらだらだら走ってた頃、まったく何の力にもなっていませんでした。
『毎日8km以上走る!』
それなりにいい目標だったと思いますが、残念ながらマラソンを完走したり、トライアスロンに出ることができるようにはなりませんでした。
受験生のみなさん、くどいようですがみなさんの受験も同じ。
高校3年生までダラダラ勉強しても、何の力もついていない。
奇しくも昨日のブログで、『講習200万円』なんて話をしたけど、高校3年生から勉強を始めたところで何の意味もない。
週5でプロ講師の授業を受けて、さらに100コマ200コマの講習を追加したところでこなせるわけがない。
学習の土台ができていない受験生に、篠原先生がこの問題を親身に解説したところで、その受験生が得られるものはゼロ。
その場では何となく分かった気にはなるかもしれないけど、ひとりで同じような問題に対峙した時、手も足も出ないはず。
だから高校1年生、2年生・・・願わくば中学生の頃から準備を始めなければならない。
この問題を1年そこらの努力で解けるのであれば、その人はものすごい天才ということになる。
ただ普通に考えれば、自分がそんなものすごい天才でないことは分かるはず。
偏差値が70を超えていたり、難関大に合格する受験生達は、高校1年生、中学生の頃からしっかりと準備をしている。
彼らや彼女たちが天才なわけではなく、ただただ小さい頃から目標を定め、時には我慢をしながらコツコツと努力を積み上げてきた、まさに努力の人たち。
高校3年生からちょっとばかり努力をして、あわよくばみなが憧れるような難関大に合格したいなんて受験生は世間知らずの怠け者。
ただ、高校を卒業するまではそれでもいい。
それまではみなさんのご両親が身を粉にして、君たちに衣食住を与えて、あまつさえ欲しいものまで用意してくれるのだから。
しかし社会に出て、今度はみなさんがひとりで生きていき、お給料を自分の力で稼がなければならなくなったとき、そんな世間知らずの怠け者は誰からも相手にされない。
そんな怠け者に関わっていても、何のメリットも無いから。
今までは、『勉強を頑張ったら、この大学に合格できるよ!』と条件を与えられていたわけだけど、社会に出たらそうはいかない。
だから今、ご家族や社会がみなさんを守ってくれている内に、ひとりで生き抜く力を身に付けてほしいです。
受験勉強はその前段階の練習のようなもの。
ただこれまたしつこいようですが、受験勉強を頑張って損することなんて何もありません。
むしろ、『日本史や古文なんて、社会に出ても使わないじゃん!』なんて思いながら貴重な学びの機会を放棄するような人間は、そのツケを何十年もかけて払っていくことになります。
そんなん言ったら、代数幾何も英語も、社会に出たらビックリするほど使わないですよ。
だけど人生をかけて何かを学ぼうとする人間は、なんにでも挑戦できますし、どんな困難でも乗り越えられると思います。