やる気がないなら辞めなさい
ちがーう!
違いますよ?
これは山口の言葉ではなく、尊敬する林先生の名言なんです。
なんでも林先生が大学生の頃(ちなみに林先生は東大卒ですね)、ゼミの先生に言われたのだそうです。
『やる気がないなら辞めなさい。勉強は贅沢なのだから。』と言われたのだそうです。
そう、勉強は贅沢なんです。
例えばアフリカなどの第三諸国の子供達は『学校に行きたくない』『勉強なんてしたくない』と思うでしょうか?
小学生中学生は全員が学校に通うことが義務付けられていて、何不自由なく学校に通えている日本の小中学生を見て(日本の子どもたちはかわいそうだな・・・)なんて思うでしょうか?
以前も紹介しましたが、火事でお父さんと住む家を失って、勉強する場所がないからマックの灯で勉強をしている彼は、日本の子どもたちを見てどう思うでしょうか?
(ちなみに彼の『警察官になる』という夢を叶えるまで、学費などはマクドナルドがサポートしてくれるのだそうです。)
そう、普段当たり前過ぎて気付かないかもしれませんが、諸君は恵まれているのです。
もちろん、山口が中高生の頃は、そんなことは考えもしませんでした。
だけど砂塵ほどでもいいから感じ取ってほしい。
諸君が今置かれている環境と、それを誰が作ってくれているのかということを・・・。
学校があること、先生や友人に囲まれていること、何不自由なく生活ができていてお父さんやお母さんがいてくれていること・・・これらは諸君にとっては当たり前かもしれないけど、世界からすれば当たり前ではないのです。
すぐに『勉強頑張ろう!』という気持ちになれないのであれば、それはそれで構いません。
でもそれならそれで、今自分が置かれている境遇に感謝することだけでもいいので始めてみてほしいです。
心から思えなくてもいいです。
いいことがあれば『ありがとう』という言葉にして相手に伝えて、よくないことがあったら(自分のせいかもしれない・・・)と考えてみてください。
できることから1つ1つやっていけばいいです。
そして頑張って・・・すっごく抵抗があるかもしれませんが力を振り絞って、お父さんやお母さんに『いつもありがとう。』と言ってみてください。
いや、あのね、山口の歳になると本当に身に染みるんだけど、(中学生の頃もっと感謝の言葉を伝えておけばよかった・・・。)と思うようになります。
この歳になっても勉強はできますが、時間を巻き戻して自分の両親に『ありがとう』や『ごめんなさい』を伝えることはできないんです。
そしていつか、本当に伝えられなくなる日がやってきます。
今諸君が置かれている環境に、そしてその環境を日々苦労しながら作り出してくれているご両親に感謝しながら、できることからでいいので今日から始めてみてほしいなと願います。