西尾高校300番台から名市大A判定へ!(※山口が第一志望に合格するであろうと思っている数少ないひとりです)
本来であれば気前のいい合格体験談を更新しまくって、さらにお問合せを増やしたいところなのですが、幸いにも定員を超えるほどのお問合せをいただきましたし、あまりにも今年度の高校2年生の学習姿勢が不甲斐ないため、急遽予定を変更して『本当に頑張っている高校生』を紹介させていただくことにしました。
というよりも、山口が紹介する『成績優秀者』ってまあ大体決まっているんですよね。
タイトルにも書かせていただきましたが、なんと入塾時(今からちょうど1年前ですね)は西尾高校で300番台。
偏差値も40台でした。
正直なところ、(何とかギリギリ受験本番に間に合うかどうか…最速でも1年半はかかるな)と山口は思っていたわけですが、いい意味で予想を裏切ってくれて、たったの半年ほどで偏差値を20以上上げてくれたのでした。
正直これは極めて稀な例で、普通は偏差値を5上げるだけでも半年や1年は普通にかかります。
当り前の話ですが、本人が頑張っているのと同時に、周りの受験生も頑張っているわけですから、必然的に
『周囲のライバルよりもさらに頑張った分だけ、何とか少しだけ偏差値が上がる』ということになります。
【『君なりの努力』とかそういうのはいいから】
そりゃあね、最近何度も何度も言ってるけど、誰でも『それなりに』頑張ってるよ。
でもそれなりの努力で行けるのは、それなりの大学でしょうが?
君たちに『100%○○大学に行きたいの?』と聞くと、当然だけど『100%です(キリッ!)』と返してくれる。
ところがだ、『今の君の努力は100%だって言えるの?』と続けると、途端にトーンダウンしてしまう。
100%の努力をしていないのに、難関大に100%行きたいとか図々しいとか思わないのかね?
少なくとも当塾は、『100%の努力をしていない受験生を合格させてあげることはできない』と考えている。
高校1年生・2年生諸君、思い当たる節があって、それでも『自分なりの努力で難関大に行きたい!』なんて思ってるんなら、もう本当にうちなんてやめちゃった方がいい。
お金ももったいないしね。
未だにまったく自習に来ない高校2年生(※遠方の塾生は除きます)なんて、なんのためにうちに来ているのか理解ができない。
【山口はこの西高生にめちゃくちゃ厳しい指導をしております】
もしかしたら他の塾生も知っているかもしれないけど、山口はこの西高生にめちゃくちゃ厳しい。
つい2週間前にも、『今度眠そうな素振りを教室で見せたら、その時はもう注意はしない。無条件にやめてもらう』と伝えている。
彼の名誉のために言っておくけど、彼は西尾高校の野球部員で、毎日毎日ハードな練習をしながらも自習に来て、毎日というわけではないけれどもラストの22時まで勉強を頑張って帰宅している。
家だって蒲郡なんや。
そういった背景を考えると、(そりゃあ眠くもなるよね、仕方ない)と山口も心の中では思っている。
それでも彼に対して一番厳しく接している。
なぜなら、彼ならそれに耐えられると信じているからだ。
逆に言えば山口が厳しい声掛けをしない(正確にはできない)中高生というのは、『多分これ以上厳しく指導をしたら、耐えられないだろうな』と思っている塾生や。
山口だって『うちの子になんてひどいことを言うんですか!』なんてお叱りの言葉は頂戴したくないので。
すごく既視感があるけど、山口のブログで何度も登場した、2年前に『立教大学』に合格した女の子。
この子もとんでもない頑張り屋だった。
・学校は名城高校
・剣道部の主将を務め上げ、一日も欠かさず朝練に通っていた
・英語でのプレゼン大会に出場が決まった時は、早朝2時に起床しパワーポイントの資料作成
・ほとんど毎日欠かさずに自習に通う
そんな毎日を過ごしている彼女だから、そりゃあ自習中に眠くなるのも仕方ない。
もうね、本当に辛かったですよ、彼女を注意するのが。
だけど教室にいる他の塾生は彼女の事情なんて知らないわけだから、そんな頑張り屋の彼女ですら『居眠りをしかけている女の子』としか思われない。
だから厳しく、他の塾生と同じように注意したわけだけど、おそらく自分の不甲斐なさが悔しかったのだろう、泣いていた。
余りにもハード過ぎる日々を送っていたため、この『鬼の山口』がお母さんにお願いして、2か月塾を休んでもらったくらいや。
そりゃあね、受かるよ第一志望。
こういうのが『100%の努力』『100%第一志望の大学に合格したい!』ってことじゃないの?
悪いけど今の高校2年生の大部分、来年の今頃第一志望に合格できなくても、多分涙も出ないよ。
涙が出るほどの努力はしていないからね。
『第一志望、合格できたら嬉しいな』くらいの努力だよ。
【西尾東高校の日本史担当坂田先生のお話】
今西尾東高校の進学実績は大幅に下がっている。
英語や数学、国語など全般的に学力が落ちているけど、その中で異彩を放っているのが『日本史』。
他教科の平均偏差値が50を切る中で、なんと日本史だけはおそらくアベレージ60を超えているという異常事態(いい意味で)。
この坂田先生の特徴、もちろん授業であったり、オリジナルで作成している授業プリントなども素晴らしいのだけど、何と言っても厳しい。
『無断欠席が2回で除籍』
『課題提出が3回できなかったら除籍』
『やる気が無かったら来なくていい』
確かこんな感じだったと思うけど・・・。
よく考えたら普通じゃん。
普通のことだって。
だけど普段の西尾高校や西尾東高校のぬるい課題にどっぷり漬かっちゃっているから、坂田先生の指導や課題が厳しいと感じてしまうのだろう。
あのね、坂田先生が本物の先生なんだよ。
本気で高校生のみなさんに第一志望に合格してほしいと願うのであれば、厳しく接するのなんて当り前じゃないか。
【探偵ナイトスクープでたまたま発見した、某予備校の厳しい世界史の先生】
いや、これはめちゃくちゃ面白かったですね。
多分感動して泣いちゃいますよ・・・。
頑張っていない生徒が目の前にいるのに、厳しくできない先生や講師なんて、やる気がないだけですよ。
(★なお、おそらく少人数制のクラスだとは思いますが、この先生の授業を受けている受験生の世界史の平均点は、なんと9割を超えているのだそうです。)
ちなみに自分も塾生のみなさんに、
『英単語は1秒以内に答えて!1秒以内に答えられないのであれば、やってないのと同じや!』とよく言います。
課題として出された英単語の意味を聞かれて、5秒も10秒もうんうんうなっているのはやったうちに入らない。
本気で書きまくって、本気で何度も声に出していたら、覚えているはず。
ひとつの単語を何十回も書いて、家では100回ずつ音読して・・・、寝る前と起きた直後にチェックして、放課の時間も勉強して・・・。
そこまでやってから『一生懸命頑張ったけど覚えられませんでした。』と言ってほしい。
もちろん、本当に毎日4時間ノートに書いて、声に出しても覚えられないことだってあるかもしれない。
それはね、見れば分かるから『本当によく頑張ったね。これだけ頑張って覚えられないならしょうがないよ。』と優しく声をかける。
でも一応山口もプロの端くれなのだから、みなさんが本気で頑張っているのかどうかくらいは分かるよ?
・・・とまあまだまだ書きたいことはあったのですが、今から授業ですので続きはまた後で!