『質問はどんどんしてくださいね!』とは言いますが・・・
当塾の体験授業を受けてくれた保護者様はご存知の通り、山口は必ず『質問はどんどんしてください!』とお伝えします。
ただもちろん、塾が開いている時間帯全て、というわけではなく、飽くまでも講師の空き時間で対応させていただく形となります。
私自身、今こうしてカタカタブログを書いておりまして、まあ割と暇です。
『え!ここ最近忙しそうにしてたじゃない!?』というツッコミを頂戴しそうですが、例えば自分が受験生の授業準備や添削をやっていたのは午前中です。
朝の8:30くらいに娘を保育園に連れて行って、その後西尾市内を15kmほどランニングし(10~12時くらい)、その後の時間(13~15時)を忙しそうにしていただけでして、この16~18時くらいの時間は『ほとんど暇』です。
もちろん今日も吉良の山の中を走ってきました。
全然余裕です。


(平坦な道は走りません。とにかく坂を走って心臓と足を追い込みます)

そういったわけで、山口に関して言えばほとんど教室にいて、みなさんが質問できるくらいのゆとりは作っています。
ただ残念なことに、みなさんもご存知の通り山口は高等数学については戦闘力がほとんどゼロですので、数学については他の先生を頼るしかありません。
ですが高等理系を専門とする講師については、毎日必ずいるとは限りませんので、これについてはタイミングが合えばという条件付きになります。
遠方から通ってくれている塾生には厳しいかもしれませんが、ある程度自習に来ていただかなければ高等理系の質問対応は難しいかもしれません。
また、『知らない理系の先生には質問しづらい』という意見もあるかもしれませんが、その場合は山口に声をかけてください。
厳しいことを言わせていただきますが、それくらいは頑張ってほしいです。
事実、質問を頑張ってしてくれる中高生はいます。
もう4度目で本当に恐縮ですが、中学校1年生の女の子がこれだけ積極的に質問に来てくれます。


ちなみに質問していただいた分は、先生方にちゃんと時給をお支払いしておりますので、うちの先生方は快く質問に答えてくれるはずです。
ですので、『先生に質問するのは申し訳ない』という気持ちは不要ですし、それを理由に『質問ができません』というのは通りませんので悪しからず。
そういうわけで、質問はどんどんしてください!
山口なんていつでもwelcomeです!
東大だろうが京大だろうが、なんだろうがどんとこいです。

【では何をもって質問とするのか?】
実はここからが本番です。
『じゃあ分からない所はなんでもかんでも質問してよいのか?』、というとそうではありません。
まずは定量的に表現しますが、
『10~15分の指導で理解できる内容』⇒質問で対応
『理解できるまでに最低でも数時間を要する内容』⇒授業で対応
こういったところだと思います。
英語を例にお話ししてみます。
例えば高校2年生が、『仮主語と強調構文の違いが分かりません。』と質問してくれたら、山口はこの質問には応じます。
(なるほど…仮主語も強調構文も”It is ~ that SV”みたいな形を取っているから、どうやって区別したらいいか分からないんだな?)、と考えるからです。
恐らくは10分もあれば理解してもらえる自身がありますので。
ですが例えばまったく英語を勉強してこなかった高校3年生・・・。
『仮主語It is 形容詞(名詞)that 完全文、という構造を理解できていない』『文の要素となるSVOCやM句の構造を理解していない』、そういう生徒の場合は授業を受けてもらいます。
つまり、『10分ほどの時間の説明では、到底終わりそうにないような疑問』は、質問ではないと判断します。
英語よりも数学の方が分かりやすいかもしれません。
同じく、例えば中学校3年生まで勉強をサボった受験生が(数学の点数は平均点以下とします)、『二次関数の利用問題が分かりません』と質問してきたとします。
彼に二次関数の利用問題をきちんと理解してもらうためには、
・文字式
・一次方程式の利用問題
・一次関数の利用問題
少なくともこういったものを理解してもらい、演習量を確保した上じゃなければ、『二次関数の利用問題』は理解できないはずです(おそらく演習も含めれば20時間は必要なはずです)。
どれだけ説明したところでちんぷんかんぷんなはずです。
このケースは質問の範疇を超えておりますので、大変心苦しいのですが『質問では対応できかねますので、追加で講習を受けてください』と案内させていただきます。
少し厳しい物言いだと感じられるかもしれませんが、結局のところ、『2年間サボってしまった分を短い期間で取り戻そうとするならば、どうしてもその対価は必要になる』と考えています。
私はよく面談で、『本当にニガテな教科にだけお金を払ってください』『理科(高等理系は除きます)や社会にお金を使う必要はありません』とお話します。
高校入試にせよ大学入試にせよ、圧倒的に労力と時間が必要になるのは英語と数学で、この2教科が何とかなっていれば、その他はそれこそ『何とかなります』。
しかしそれは飽くまでも十分な時間が残されていた場合の話です。
これまでに何度か申し上げてきましたが、『中学1年生からコツコツ積み上げた受験生』と『高校2年生くらいから重い腰を上げて頑張り始めた受験生』、同じ高校2年生だとしても、残された同じ時間でできる対策は同じではありません。
『中学1年生からコツコツ積み上げ続けて来た受験生』に対しては、『今まで通り、週1か週2、英語・数学メインで大丈夫ですよ』と伝えます。
ですが『まったく学習習慣もなく、志望校判定もD判定、E判定の高校3年生』が当塾に来た場合、『英語と数学を最低でも週2回ずつ受けてほしいです。そうじゃないと間に合いません』とはっきり伝えます。
4,5年サボった分を1年で取り返すというのはそういうことだと私は思っています。
ですので、うちは例外なく、『高校2年生の12月以降は例外なく、一切のご入塾をお断り』しているのです。
まず間に合いませんし、仮に間に合ったとしても、マンツーマン指導を週に4回以上受けることになるのですから、大変なお月謝になってしまいます。
私が何の外連味もなく他塾を勧めるのはそのためです。
当塾には都築先生(※今は遠方の生徒のため、オンライン授業だけをやっています)、高須先生、いちか先生やあいり先生、貴哉先生や匠先生が完全1対1で指導をします(一応山口や篠原先生も)。
正直言って、そこらへんの大手学習塾や予備校に負けるとは思いませんし、1対1であるがゆえに、指導できる人数にも限りがあります。
ですので、仮にお月謝を払っていただけるのだとしても、高校3年生からやってきた受験生ひとりのために、週に4コマも5コマも割くつもりはありません。
早い時期からうちを選んでくれた塾生と保護者様のために割り当てたいと考えています。
大分話が逸れましたが、質問を定義づけるのであれば『ある程度は理解できているけれども、どうしても単発で理解できない所がある』、これが質問ですし、そういったものはいくらでも大歓迎です。
ですが、『1年生の内容しか終わっていないのに、3年生の単元を理解したい』、これは質問の範疇をはるかに超えていますので、この場合は質問対応ではなく、授業で対応させていただきたいです。
私は数学に関しては門外漢ですが、もしも数学がニガテな中学生が、『二次関数の利用問題が分かりません』と質問をしてきたら、『その前に1年生・2年生の新研究を用意して、文字式⇒一次方程式の利用⇒一次関数の利用、を一通り終わらせてしまおうか。その途中で分からない所があれば質問してね』と返します。
改めて定量的に表現するならば、
10~15分の指導で解決する内容⇒質問で対応
解決に数時間を要する内容⇒授業で対応
こういった感じです。
【やってないことは絶対にできない】
先週の日曜日ですが、西尾市⇒蒲郡市(形原温泉)⇒幸田町⇒西尾というコースを走ってきました。

ほほう…貴哉先生はこの辺から教室来てくれているのか・・・などと思う余裕もなく、本当に倒れるかと思いました。
当初の予定では『30km』走る予定だったのですが、25km辺りで大幅失速。
あとたったの1km、だけどそのたったの1kmを走ることができませんでした・・・(情けない)

幸田と吉良の山はえぐかった・・・。
それはともかく、29kmジャストで足をつりかけてギブアップでした。
こんな有様ですので、現時点で30kmも走れない50歳の山口が、「42.195km」なんて完走できるわけがありません(※自分が言う完走とは、一度も歩かずに走り切ることです)。
よくマラソンなどで、『とりあえず大会にエントリーしてみれば、後は気力で何とかなる』というアドバイスを見かけます。
もしかしたらそれは真実なのかもしれないですし、実際にそれで完走できるランナーもいるのだと思います。
でも自分は絶対に無理ですね。
たかだか30kmも完走できず、足をつりかけているのですから、ここから10km以上走れるわけがない。
なので自分は少しずつ走れる距離を伸ばしていって、最終的には『100km完走』を目指しています。
100km走れるなら42.195kmも走れるという非常に短絡的な計画です。
ですが受験生諸君、これは受験も同じです。
『大学入学共通テスト6教科8科目』
『私立対策』
『国公立二次試験対策』
これらに必要な時間が最低でも『4,200時間以上』と言われています。
言うまでもありませんが、『最低でも4,200時間以上』なのですから、ご自身の要領があまりよくない、中学校の3年間で間違った学習法で勉強してしまった場合はもっとかかります。
また山口のランニングにはライバルは存在しませんが、みなさんの受験にはそれまでに一生懸命努力を積み上げてきたライバルが存在します。
この事実にもっと危機感を持たなければなりません。
中学校1年生の頃から、6年間コツコツ努力を積み上げた受験生に、たったの2,3年の努力で立ち向かおうというのであれば、これはもう人の2倍3倍努力して当り前だと山口は思うのです。
残念ながら当塾では、5,6年かけて学ぶものを1年に圧縮して伝える学習法など持ち合わせておりません。
5年かかるものは5年かけなければ習得できない、これは当たり前の話です。
ゆえに山口も、『一度も42.195㎞走ったことが無いのに、マラソンを完走できるわけがない』と思っています。
特に私などは50歳を迎え、ただでさえ身体的にはるかに劣っているわけですから、他人の2倍頑張らなければならないと思っています。
とはいえ大丈夫です。
本格的に走り始めて1年と半年経ちましたが、始めた当初は『2km全力で走っただけで足をつりそうになっていた』のですから。
今は毎日15~20㎞、余裕で走れるようになりました。
来年あたりにはフルマラソン完走できると思います。
そう、要領が悪い、才能がない人間は他人の2倍3倍時間と労力がかかるんです。
でも逆に言えば、他人の2倍3倍頑張れば、天才と同じことができる、少なくとも受験勉強なら勝てるはずです。