翔平さん…僕も同じこと思ってました!
さて、この塾が開校して以来もうすぐ8年になるのですが、当塾は一貫して同じことを言い続けております。
『高校1年生は平日2時間、高校2年生は平日3時間、そして受験生は4時間勉強する!』
『休日については1年生は4時間、2年生は6時間、3年生は文系12時間、理系は14時間以上勉強すること!』
ちなみに高校1年生の4月から、それを一日も欠かさずにやりなさいと伝えます。
もちろん、いわゆる難関大を目指しているのであればですが(※目指していないのであればこんなに勉強する必要はありません。)
言うまでもありませんが、『公立中学校の授業にどっぷり漬かってしまった高校生が、そこから難関大を目指すにはあまりにも時間が足りなさすぎるから』です。
そう、高校1年生・2年生のみなさん、君たちには時間がないのです。
また、体調を崩してしまった日でも、『最低限単語帳を見るなどの確認作業はやること』。
厳しい物言いになりますが、『受験本番で体調を崩しました』といったところでまったく忖度してもらえません。
残念ながら、『そうですか。では他の大学に行くか、もう1年頑張ってくださいね。次は体調を崩さないように』と言われて終わりです。
そして、『自分は体調を崩した日でも何かを頑張った』というバックボーンは、受験本番で必ず糧となります。
いつもどおり前置きが長くなりましたが、あの世界的スーパースター大谷翔平選手のエピソードをご覧ください。
(※すっごい下世話な話になりますが、現在メジャーリーグでの年俸はナンバーワン。
10年契約でなんと『1000億円以上』のお給料なのだそうです。)
【翔平は筋トレだけはやめなかった】
★いいかね高校生諸君。
大谷さんの筋トレにあたるのが、君たちの英単語の暗記や!
一日もサボっちゃあかん!
『今日は部活で疲れた』とかそんなん関係ないんや。
じゃあ君は部活と勉強を天秤にかけて、部活の方を取るんかね?
山口は『部活をしちゃいけない』と言っているわけではない。
『勉強を頑張れない言い訳を部活のせいにしちゃいけない』と言いたいんや。
まあでもいいよ、部活を言い訳に勉強を頑張れないのであれば、その第一志望の席は本当に勉強を頑張っている受験生に譲ってほしい。
【僕には時間が無い】
★ちなみに同じスーパーメジャーリーガーイチローさんも、試合が終わった後練習場に向かって、深夜の2時まで練習したりしていたそうです。
その練習量、実に標準的な選手の4倍。
勉強も同じ。
成績がいい連中の大半は、ただ単に凡人の何倍も勉強してるんです。
能力の問題じゃない。
意識と学習量の問題です。
★あのね、世界のスーパースター大谷さんが『時間が無い』と言っているんだ。
ならば僕たち凡人には、もっともっと残された時間は短いと考えるのが自然というものだろう。
もうしつこいように伝えてるけど、世の中にはいろんな受験生がいて、中学校・・・いや、下手をしたら小学校や幼稚舎の頃から、それこそ君たち受験生と同じくらいの勉強を頑張ってきた連中もいる。
まあそれがいいか悪いかの議論はさておき、難関大を目指している受験生の中には、そういうライバルがいるってこと。
高校1年生諸君、君たちは大学受験本番まで、『あと2年8か月ほどの時間』しか残されていない。
今の今まで5年10年努力してきたお友達と相対的に比較して、『2年8か月』は長いのだろうか?
もう何度でもいうけど、君たちに残された時間はほとんどないし、時間の問題だけはどうしようもない。
うちは最高の学習環境を用意している自信があるし、講師全員にも絶対の自信を持っているけど、『君たちの時間を増やしてあげることだけは絶対にできない』
当塾が高校2年生の12月以降の新規入塾を断っているのは、これが最大の理由。
たったの1年程度の努力で、10年以上分の勉強をできるわけがない。
★『勉強をどれくらい頑張るのか?』
『スマホをどれくらい触るのか?』
そんなことはね、自分で決めなさい。
だってこれは君の受験なんだろう?
【最後に】
折に触れて私山口は岡崎高校や刈谷高校の授業や課題、生徒のことを引き合いに出しますが、それは単純比較をしたいわけではありません。
現実問題として、西尾市内の公立高校の課題は非常に緩いですし、正直先生の質についてもかなりばらつきがあるとみています(もちろん、素晴らしい先生もいらっしゃいます)。
問題なのは、『岡高生や刈高生と同じ大学を志望するのであれば、少なくとも彼らや彼女たちと同等の努力が求められる』ということです。
もしも自分が劣等生であるという自覚があるのであれば、彼らの2倍3倍の努力をしなければならないのは言うまでもありません。
今西尾市内の高校に通っている高校生諸君(※そしてついでに保護者様)、本当に時間が無いんよ!
もちろん、誰に言われるでもなく自分からそのことに気付いて、主体的に努力できることがベスト。
でもね、みなさんは今までオールマークの対策メインで勉強を頑張ってきて、もちろん塾でもそういう指導を受けてきたはず。
それが悪いと言っているわけじゃない。
今度は大学受験に向けて、しっかりと対策を取ることが必要だと声を大にして言いたいのです。
そしてこれも連日お伝えしておりますが、その意識を高めるためには中学生の早い段階から、願わくば小学校高学年からそのリスクに備えてほしいと考えております。
と、いうわけで。
久しぶりに野球がらみのお話でした!