心得違いをしてもらっては困るのですが・・・
私は蛇蝎のごとく、折に触れて『西〇高校と西〇東高校の授業と課題は不充分!』と発言しておりますが、それは当然両校の授業や課題がどうでもいい、というわけではありません。
むしろ逆!
(こと英語に関して、という言い方になりますが)この両校の英語の授業は基本中の基本!
難易度で言うとかなり低いです。
課題についても刈谷高校や岡崎高校の10分の1くらい。
つまり、西〇高校や西〇東高校の授業についていけない、課題がこなせないというのは相当にまずいという認識を持っていただきたいのです。
また山口は、『高校1~2年生の間は、とにかく英語と数学の学習に全てを注ぐ!』ということを力説しておりますが、これももちろん『英語と数学だけをやっておけばよい』という意味ではありません。
正確に言えば、大学受験の英語と数学は尋常じゃなく重たいので、『英語と数学の学習でいっぱいいっぱいになるはず』という意味です。
そりゃあできることなら、国語も社会も、物理も化学も生物もしっかりと取り組めるのであれば、それにこしたことはありません。
でもそんな余裕ないんです。
山口は塾生のみなさんに、
高校1年生・・・平日2時間以上、土日祝日4時間以上の学習
高校2年生・・・平日3時間以上、土日祝日6時間以上の学習
をお願いしておりますが、これでフォローできるのは英語と数学までです。
逆に言えば、これ以下の学習時間では、大学受験の要となる英語と数学も間に合いません。
絶対に。
ですので高校1~2年生のみなさんは、自学自習でしっかりと英語と数学の学習を進めていきながら、その他の教科については学校の授業で100%フォローしていかなければなりません。
当り前の話ですが、『英語と数学だけやっておけばよい』、という意味ではありません。
大学受験レベルの英語の学習に必要な時間が『2000時間以上』
同じく、大学受験レベルの数学の学習に必要な時間が『1500時間以上』
と言われています。
この2教科だけで実に『3500時間以上』
みなさんが高校に入学してから、共通テスト本番まで与えられた時間が『1000日』
これは一日も欠かさず、毎日3.5時間以上勉強してはじめて確保できる時間です。
そして先のブログでもお話しましたが、『この学習時間を確保した上で、正しいやり方で学習する』ことが重要です。
(悪い意味での)自分なりの努力、間違った学習法で勉強しても、得られるものはほとんどありません。
【刈谷高校と岡崎高校の冬休みの課題】
ちなみに高校2年生、数学の話です。
刈谷高校では難易度高めの問題(※難関国公立二次レベル)がなんと30問!・・・。
えぐい、えぐ過ぎる。
ところがどっこい、岡崎高校はなんとその倍以上の『80問』の課題が出されたとのこと。
この両校が全国でもトップクラスの進学校であり続ける理由がここにあります。
もちろん彼らや彼女たちは、刈谷高校や岡崎高校に合格しているのですから、中学時代は上位1~5%の成績だったのでしょう。
そんな彼らや彼女たちに、悲鳴を上げるほどの猛烈な課題が課せられるのです。
もしも私たちが、そんな彼らや彼女たちと同じ志望校を目指すのであれば、同じだけの課題をこなしてはじめてイーブン。
それ以上の努力を積み上げて、はじめて追いつき追い越せるのです。
でも大丈夫!
うちの塾生は負けまへんで!
これだけ頑張っている君たちなら絶対に第一志望に合格できる!
『あんたいつも刈高、岡高ゆーとるやんけ!』・・・って思われるかもしれませんけど、違いますよ!
もちろん・・・もちろん刈高生も岡高生も同じように応援してますけど、やっぱり西尾市内の高校に通ってる高校生に頑張ってほしい!
・・・というわけで、夜も更けてまいりましたのでこの辺で・・・。