名市大合格おめでとう!(※西尾高校学年300位からの大逆転合格!)

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教室長ブログ


しかも受験した私立大学も全勝合格という(※関関同立含む)



すごいですね!





毎度毎度『スマホの画面をスマホで撮影する』という荒業ですみません。

(※なお、今年度の名市大人文学部の倍率は4.6倍。

なかなか厳しい戦いだったと思います。

参考までに、彼の共通テストスコアは800点、ちょうど80%でした)




もちろんこれは仮の報告でして、彼がアツい合格体験談を持って来てくれら、改めて正式なものを発表させていただきます。





ただタイトルで煽ってしまいましたが、もちろん『誰でも西高300位から名市大に合格できるわけではありません』。



多分100人いたら99人は不可能です。



自分は現実主義者なので、大手学習塾のように、『高校3年生、早稲田大学E判定から奇跡の逆転合格』なんて誇大広告は謳いません。



チラッとでも難関大の問題を見てみれば分かりますが、高校3年生まで勉強をサボった受験生が、たったの数か月で得点できるような代物ではありません。



それでも彼が合格できたのは、愚直なまでに真摯な努力を継続したから。



ハードな野球部に籍を置きながらも、一日も欠かさず自習室に通い続けたこと。







何度も山口から厳しい檄を飛ばされても、触れ腐れることなく、頑張り続けたからです。


(※なお余談ですが、名市大の合格発表が本日3月6日。


彼は昨日まで教室に来て勉強しておりました。

この姿勢こそが彼を合格に導いたのでしょう。)





したがって、彼が難関名市大の合格を勝ち取れたのは、当塾の力でもなければ、もちろん山口のおかげでもありません。



あるとすれば1%くらいのもので、残りの99%は彼の努力によりもの。




そしてまた彼のお母様が、当塾の指導理念にご理解を示してくださったことも大きかったです。



共通テスト本番の一か月前、おそらくは毎日の受験勉強で疲労もピークに達していたのでしょう。


彼は自習室でうつらうつらとしていました(※彼の名誉のためにお伝えしておきますが、寝ていたわけではありません)。




す…っごく悩みに悩んだのですが、心を鬼にして彼にこう告げました。



『今すぐ荷物をまとめて、今日はお家に帰りなさい』と。




これ、下手をしたらものすごいクレームになってもおかしくないと思うんです。



『本番一か月前になんてことを言うんですか!』と。



しかし彼のお母様は、珍しく家に帰ってきた彼に対してこう言ってくれたのだそうです。




『失った信頼を取り戻すためには、あなたが行動で示すしかないんじゃないの?』と。




もしもここでお母様が、『ひどい塾ね!』とか『受験勉強で疲れていたから仕方ないよ』などとお子様に同調してしまうと、あまりいい方向には進みません。



何せお母様が『塾の方針が間違っている』と言ってしまっているわけですから、お子様が当塾の理念に共感してくれるわけがありません。




ただ誤解のないようにお伝えしておきますが、私は誰かれ構わず厳しい檄を飛ばすわけではありません。



相手を見ています。




(この生徒なら、厳しい檄にも応えてくれるはず)と信頼できた塾生に対してだけ、厳しく指導させていただいております。



何でもかんでも厳しくすればいいというわけではありませんからね!




・・・とそんなわけで、『仮の合格発表』と言いつつ、いつも通り結構本気で書いてしまいました。



いややっぱり嬉しいんですよ。



正直、みなさんが本気で頑張った結果ならば、大学なんてどこでもいいんです。



でもやっぱり、塾生が一生懸命頑張って、最高の結果を勝ち取る瞬間に出会えることは、何にも代え難い喜びです。




そんなわけでK君(※イニシャルは関係ありません)、第一志望名市大合格おめでとう!



合格体験談楽しみにお待ちしております。




そしてお母様、本日せっかく早く来てくれていたのに、お待たせして大変申し訳ございませんでした。





【最後に】

今年度、早稲田政経に合格した塾生も共通テストの得点は800点を超えておりました。


今回紹介した彼と共通するのは、『とにかく自習室に来てくれたこと』



2人とも試験を翌日に控えていても教室に来て、ラストの22時まで勉強していたのです。


これだけ頑張る受験生が負けるわけがない。



そして念を押しておきますが、それは一朝一夕で培えるものではありません。


試験の直前数か月程度の、付け焼刃の努力ではどうにもならないもの。



1年2年かけて、普段からコツコツと積み上げたことだけが試験本番で開花します。



それにしてもこちらの2名、高校も志望校も違ったわけですが、並んで勉強していました。



彼らのような学生こそが、難関大が求めている人物なのでしょう。



合格するべくして合格したのだと自信を持って言えます。

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