新たに3名様のご入塾、ありがとうございます
こんな厳しい環境を選んでくれて、本当にありがとうございます。
普通の中高生、特にまだ本格的な受験というものを経験したことがない中学生にとって、当塾を選ぶというのは大きな決断だと思います。
何せ『教室内の私語厳禁』『スマホも絶対にダメ』『居眠りは一瞬でも即退場』、加えて私山口が目を光らせているわけですから、ま~普通は嫌です。
自分が中高生だったら絶対に行きたくない塾ですね(苦笑
しかし『そんなの当たり前でしょ?』という中高生にとって、これほどベストな環境はありません。
だって私語もゼロ、誰一人スマホを触っていない、全員が勉強に集中しているわけですから。
そして毎回感動するのですが、最初はそういう環境に困惑していた中高生も、次第にその環境に順応していきます。
ここにいる中高生は、みなそれぞれに、性格も、通っている学校も、目標としている高校や大学も違うのですが、普段会話も交わさない周りの戦友たちと、共に意識を共有していくのです。
今でこそ刈高生や岡高生ばかりになってしまいましたが、本来山口の使命は、『自分のように勉強を頑張れなかった中高生が、最後に大きな目標を達成すること』、これに尽きます。
とはいえ、それは『楽して難関大に合格しましょう』ということではありません。
もちろん、めちゃくちゃきついんです。
もしかしたら中には、あまり努力せずに、家でのんびり勉強しても、目標を達成できてしまう中高生もいるかもしれない。
でも自分がそうではないと思うのであれば、ぜひ厳しい環境に身を置いてください。
みなさんにだけ押し付けたりはしません。
もちろん、自分たちも全力でみなさんをサポートしますので!
【今年の高校3年生、もしかしたら第一志望いけるかもしれない】
ついこの間まで、『このままだと、今年の高校3年生はひとりしか第一志望に合格できない!(※4名中)』と息巻いていた山口ですが、もしかしたら全員いけるかも・・・と思い始めました。
まだ思い始めただけですけどね。
根拠はシンプルに、『結構自習に来るようになった』、ただそれだけです。
でもそれが本当に大切。
受験生のみなさん。
みなさんの受験本番は普通の環境、精神状態ではありません。
『何を当たり前のことを』と思われるかもしれませんが、自宅でのんびり自分のペースで受験できるわけではないんです。
朝の6時に起きて、9時から18時前までぶっ通しで試験。
しかも周りには同じように張り詰めた受験生がいるのです。
ちなみに以前にも申し上げましたが、山口がセンター試験を受けたとき(現大学入学共通テスト)、後ろの受験生がめ・・・っちゃくちゃ『カツカツカツカツカツカツ』音を鳴らして書きまくっておりまして(オールマークなのに何をそんなに書くことがあるんだ!?と思いましたが)、もうそれだけで結構精神的に焦ってしまいました。
まあそんなことは序の口で、本番は色んな事が起こります。
問題が超絶難化したりすると、そこかしこですすり泣きが聞こえてきたりもします。
そういったわけで、みなさんは受験本番、普段とは異なる、ある種異常な状況でベストを尽くさなければならない、ということになります。
だからこの教室に来てくださいよ。
ここで頑張れるなら、どこでも頑張れるでしょ?
いつでも休める、いつでもスマホが触れる自宅での勉強なんて、何にもなりませんから。
現に、しつこいようですが、昨年度当塾では、『難関大にA判定が出ていた受験生を3名不合格にさせてしまった』んです(※もちろん、全員第二志望には合格しましたが)。
これはもう完全に山口の落ち度。
みんな模試でものすごい結果が出ていたんで、ついつい山口も、(きっとみんな家で頑張れているから、わざわざ自習室に来る必要はないと思っているんだろうな)と思って、声掛けが甘くなってたんです。
いや、実際もちろんみなさん家で頑張っていたと思います。
でもね、受験に限ったことではありませんが、本気で大きな目標を達成しようというのであれば、突き抜けた努力を積み上げないとだめです。
野球部なんて、試合でそんなに走らないのに、練習では信じられないくらい走り込んでいます。
それはサッカーやバスケ部だってそう。
スポーツではありませんがピアノにしたって、ショパンコンクールを目指すようなピアニストは、完全マンツーマンの講師をつけて、毎日8時間の練習なんて普通にこなしていたりします。
当り前の話ですが、受験だって同じ。
特に、誰もが羨むような難関大は、ライバル達も全力で追い込んでいるわけですから、もしみなさんが今の時点でC判定やD判定ならば、彼らをはるかに超えるような質の高い努力を積み上げなければならない。
家やスタバなんかでの勉強でその目標が達成できるわけがない。
だからとにかく、モチベがあろうがなかろうが、自習室に身を置いて勉強をしてください。
そんなわけで、(今年の3年生、いけるかも!?)と思い始めたわけですが、まだ『思い始めただけ』です。
当り前の話ですが、これを継続させることが重要であることは言うまでもありません。