12月28日~1月4日はお休みとなります

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教室長ブログ

塾生のみなさんのおかげで、今年度は本当に充実した1年でした。




もちろん、昨年度の合格実績であったり、塾生のみなさんの素晴らしい模試の結果などもそうなのですが、何よりもみなさん本当によく自習に来てくれました。



歴代一番と言ってもいいと思います。



昨年度の貴哉先生(名古屋市立大学合格)や晄基君(一橋大学合格)がまさにそうでしたが、『自習室で勉強を頑張った受験生には必ず結果が出る』、私はそう確信しています。



家で勉強するのも自習室で勉強するのも同じかもしれません。



しかし、どちらで勉強するのが楽なのかといえば、そりゃあいつでも休める家の方が楽でしょう。



厳しい環境にあえて自分の身を置き、一生懸命努力する受験生の方が土壇場で強い、僕はそう思っています(とはいえ、当塾の場合は6割強の中高生が西尾市外から通ってくれているので、そこはなかなか難しいところもあります)。



いずれにしても、こんなに厳しい塾を選び、あえて自習室に通う塾生のみなさんを誇りに思います。





【高校生になってから本気で勉強し始めても時間的にはかなり厳しい】

今でこそ無くなりましたが、昔はよく、『一日にどれくらい勉強したらいいですか?』という質問をいただくことがありました。


厳しい話ですが、『そんなもん人それぞれやがな』としか答えようがありません。


偏差値が50しかない受験生が、明日東大の試験を控えていたならば、一日24時間勉強しても100%間に合いません。



『何をそんな極端なことを・・・』と思われるかもしれませんが、程度の違いはあれども同じことです。


偏差値50くらいの高校3年生、残された期間は半年くらい、『一日どれくらい勉強したらいいですか?』と聞かれたならば、『何時間やっても間に合いません』と山口は答えます。



仮に『平日4時間、休日15時間以上勉強』しても無理です。


単語帳のLEAPが一冊きちんと暗記できるかどうかも怪しいと思っています。


(その不毛な議論が嫌なので、当塾では入塾に際して、学年と学校のフィルターをかけさせていただいています。)



しかしながら、『今偏差値50くらいですが、まだ高校1年生なんです』と言われたならば、『平日3~4時間、休日10時間以上勉強すれば間に合います』と自信を持って言えます。




これが中学3年生、中学2年生、1年生・・・と学年が下がるごとに、学習の負荷は下がっていきますし、合格の可能性は大幅に上がっていきます。




そういったわけで、しつこいようですが大学受験とはとどのつまり、『ただの時間の問題』なのです。



残された時間が長ければ長いほど、合格の可能性は高まりますし、短ければ短いほど、加速度的に可能性は下がります。



大手学習塾では5月と6月に、億単位の大金を投じて広告宣伝を展開します。


つまり、『広告に数億のお金をかけても、その何倍ものリターンがある』と確信しているからです。



そうして部活が終わって、これから本腰を入れて受験勉強に取り掛かろうという、まさに駆け込み寺のごとくなだれ込んでくる高校3年生を『刈り取る』のです。


えぇ、私も上司から『高3生は全員刈り取れ!』と檄が飛んでいました。



そんな檄を飛ばさなくても、放っておいても全員入塾です。



『通常授業週4回、お月謝20万円。夏期講習100コマ100万円。夏の合宿15~100万円』


こんな常軌を逸した提案でもガンガン通るんですね。



今はそう思っていなくても、『高校3年生、春の模試で志望校全部E判定。今までちゃんと勉強してこなかった』、こんな条件なら簡単に提案通っちゃうんです。



そしてこれで受かるならまだいい。


こんだけやっても受からないんです。


なぜなら今までに頑張った経験が無いから。



頑張ったことがない受験生に、いきなり大学受験レベルの高度な内容を、『週4+夏期講習100コマ』なんてペースで詰め込んでも、焼け石にかける水にもなりません。



まさに『大金をドブに捨てるようなもの』、なんです。





当塾ではそんなことはしたくないので、合格の可能性がある中高生のみなさんにだけ来てもらいたいのです。



私は高校3年生まで勉強をサボった受験生に、難関大に合格してもらうだけの指導をする自信も無ければ、それだけの勉強をさせるように促すこともできません。



そういったわけで、今当塾に来てくれている全ての塾生が、第一志望に合格できると思っていますし、お問合せくださっている中高生と保護者様も、全員合格できると自信を持って言えます。



そんなわけで、こんな変な塾であるにも関わらず、お問合せが殺到しておりまして、今月はちょっとピンチでした。


ですが、入塾希望のご連絡をいただきましたみなさまにつきましては、必ず何とかいたしますのでご安心くださいませ。



しかし、ここが自分の不器用なところで本当に申し訳ないのですが、今は現塾生の受験がピークのため、私にとっては彼らや彼女たちが最優先となります。


本当に申し訳ございません。



ですがもちろん、みなさまがご入塾されたあとは、みなさんを最優先させていただきます。



今月お問合せくださいましたみなさまにつきましては、少しお待たせしてしまうかもしれませんが、必ず万全のフォローをさせていただきますので、今しばらくお待ちくださいませ。









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