早慶ってそんなに難しいの??

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教室長ブログ

・・・という質問をいただいたのでお答えしますが、ズバリ難しいです。

 

昨日のブログで、『英検準1級の難易度は、G・MARCH以上早慶未満』なんて表現をしましたが、正直これは山口個人の主観でして、人によっては英検準1級の方が難しいと答えるかもしれません。

 

というより正直なところ、両者は英語のテストというところでは共通しておりますが、別物だと考えた方が良いかもしれません。

 

 

英語の文章そのものの難易度で言えば、英検準一級の方が難しいと思います。

何せ単語が・・・。

 

当塾では英検準1級に挑戦中の中高生が5名いますが、全員単語で苦しんでいますね。

とにかく、受験レベルをはるかに超えた難易度の英単語を、受験英単語の3倍近く覚えなければならないので、本当に精神力が強くないとやりきれません。

配点比率は違えども、『41問中25問』が英単語の問題ですので、英単語をやらなければ合格する可能性は限りなく0%に近いです(とてつもない強運で、4択が正解し続ければ話は別ですが・・・)。

 

 

では早慶の何が難しいのかというと、設問まで絡めてしまうと青天井の難易度になってしまうのです。

早慶の問題は、学力を問うというよりは、『いかに受験生に間違えさせるか』を目的に作られているので、とにかく意地悪です。

 

ですので、英検準1級は『根気よく英単語を覚えて、長くて難しい長文をしっかりと正確に読み、スピーキング・リスニング・ライティングの対策もしっかりととる。』という、いわば英語学習の王道を行く学習が求められますが、早慶の場合は本当に末節枝葉の、受験生がいかにも間違えそうな文法まで網羅した学習が必要になります。

 

・・・都築先生なんかは『早慶の問題は解いてておもしろい!』とよく言っていますが、正直なところ・・・山口はおもしろいとは思えません。

でもやってて、(あ、英語勉強してるな!)という実感は強く感じられますね。

 

 

ただどちらにも共通しているのは、『一朝一夕の学習では手も足も出ない』ということですね。

これだけは間違いない。

どちらにせよ合格点を取ろうとするならば、腰を据えた学習を最低でも2年はみっちりやる必要があると思います。

 

でも山口のように、好き勝手英語を勉強していい立場ならいざ知らず、受験生のみなさんはもちろんそういうわけではない。

古文や漢文もやらなかんし、日本史や世界史もやらなかん。

国公立なら数ⅠA・ⅡBもやらなかんし、理系ならそれに加えて物理や化学もやらなかんのです。

だからこそできる限り、早め早めの対策が必要になるのです。

 

 

何はともあれ、英検準1級を持っているだけで、英語を満点扱いしてくれるというのであれば、これは取らない手はないですよね。

そして言い換えれば・・・センター試験で満点取るよりも、英検準1級で7割取る方が難しいということです。

おそろしいですね・・・。

 

 

そんなわけで、昨日と似たような内容になりましたが、現在高校2年生未満のみなさんは、英検準1級に挑戦する価値は多いにあると思います。

一筋縄ではいきませんが、もし興味があればぜひぜひ挑戦してみてくださいね!


 

 

 

 

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