成績が良い塾生の共通の習慣(これはぜひ真似していただきたいです)
まだ入塾から2か月も経っていない、とある塾生のお話をさせていただきます。
彼は岡高生なのですが・・・、彼が入塾を決めてくれたのが『岡崎高校合格後』だったため、今年の当塾の合格実績には反映しておりません(当たり前の話ですが・・・)。
くぅ~・・・!残念!(当塾的に)
そんな彼ですが、当塾の常連組張りにほぼ毎日自習に来ております。
もうほぼ開校からラストまで。
もちろん、これから学校の方が忙しくなっていくので、自習に来られない日も出てくるでしょうが、それにしてもほとんど毎日教室にいますね。
でも今回紹介したいのは、そんな話ではありません。
しばらくしてすぐに気づきました。
あぁ、やっぱり成績がいい中高生は、みんなこうしてるんだと。
それがこちらです。
当塾の授業や宿題で使用するe-ラーニング用のテキスト
毎授業毎に、塾生とご家庭に提出する授業内容の報告書
当塾オリジナルの精読用プリント
そう、しっかりと整理してファイリングしてあるんですね。
これは先日ブログで紹介した慶應生も、また同じくブログ常連となっています刈高生、東大A判定の塾生も同じようなものを持っています。
・・・というより、偏差値が65を超えている塾生は、みなやっていますね。
おもしろいのは、そのファイリングがみんなびっくりするくらい似ているということ。
・絶対に大きめのファイルを使用している(もう本当に、『君たちはコクヨの回し者なの??』と思うくらい同じファイルを使っています)
・教科はもちろん、塾と学校でも分けて整理している
・全て時系列順になっている
ちなみに私たち講師陣が、彼らに『こうしなさい』と言ったわけではありません。
そしてうちの塾生達・・・びっくりするくらいみな出身中学校も、高校も違うので、彼らは知り合いというわけではありません。
おそらくはご家庭でそういうご指導を受けたのか、もしくは日頃からご両親が同じようにしっかりとしていて、それをお子さんが見て、自然に学んだのかと思われます。
とにかく、このようにしっかりと自分が学んだ足跡を整理として残しておくことで、いつでも自分がニガテなところを復習できるということです。
ちなみにですが、全員中学生の頃から、自主的にきれいにファイリングしています。
当塾に入塾してきたばかりで、学習習慣がついていないお子さんは、『プリントもバラバラ』『メモも取らない』と言ったあまりよくない習慣がついてしまっています。
ファイリングすることで情報が整理できることはもちろんですが、何よりも『自分はこれまでこれだけ頑張ったんだ。』というモチベーション向上と自信にもつながります。
逆にプリント類がバラバラですと、復習ができないというのはもちろんのこと・・・そもそも復習しようという気になるでしょうか??
たまにバッグに無造作にプリント類を突っ込んでいて、それが学校から配布されるものとごちゃごちゃになっている中高生諸君がいます。
それの何がまずいかというと、まずそういう中高生のみなさんは例外なく復習をしていません。
さらに、当塾は毎回指導内容を記録しているので、みなが忘れた3か月後くらいに復習しようとしても、バッグの中が整理整頓されていないので、全部引っ張り出して一から確認していくという無駄な作業をしなければなりません。
当塾では塾生の志望校に合わせて、場合によっては極端な前倒し指導をしますが、それでも学習の基本は『復習』なのです。
というよりも、『9割復習』です。
つまりは、毎回のマンツーマン指導というのはもちろん大切なのですが、それとは比較にならないほどに普段のみなさんの自学自習の方が圧倒的に大切なのです。
連日申し上げておりますが、『自習にも来ない』『自宅でも学習しない』『当塾の宿題課題もしっかりと取り組まない』というのであれば、残念ながら当塾では成績の向上は保証しかねます。
中学生なら最低でも2時間、高校生なら3~4時間、受験生なら6時間以上の自学自習をやらなければ、成績アップなどありえません。
いや、それはやらずに第一志望に合格したいんだ、というのであれば、当塾ではなく他の塾を探された方がいいです。
少し嫌な言い方に聞こえるかもしれませんが、みなさんの第一志望合格という目標にまったく責任が持てないのです。
今までやってこなかったのだとしても、それは別に構いません。
しかし第一志望という目標ができて、『そこに向けて頑張るんだ!』と決めたのであれば、上記の自学自習の条件くらいはクリアしてほしいのです。
・・・ってまた話が反れてしまった!
そう、計画的な復習をきちんとやっていくためにも、ファイリングはしっかりとやってほしいなと思います。
【間もなく高校3年生は入塾を締め切らせていただきます】
さて、そんな当塾ですが、少し早いですが高校3年生は間もなく入塾を締め切ります。
正直ネガティブな理由です。
現高校3年生の学習量があまりにも少ないため、今年は相当厳しい戦いになることが予想されます。
その上で、厳しい言い方をすると、今まで勉強をサボってきた高校3年生が、新規で夏あたりに殺到してしまうと、完全にマンパワーが不足してしまいます。
普段は『週1』とか、多くても『週2~3』の提案しかしない山口ですが、全然勉強をしてこなかった高校3年生に対しては、普通に『週5で来てください。じゃないと合格は厳しいです。』と言ってしまいます。
それもそのはず。
今まで中学生や高校1年生から通ってくれていた塾生が、必死に毎週授業を受けながら自習して頑張ってきた分を、たったの数か月で追いつこうとするならば、そりゃあ同じ提案にはならないんです。
例えば同じ週1ペースの指導でも、3年間継続して頑張ってきた塾生は『4(1か月の指導分)×12(か月)×3(年)=144(コマ)』。
延べにして144コマ分のマンツーマン指導を受けてきているわけですから、それをたったの8か月とかで追いつこうとするならば、『144(3年分のコマ数)÷8(か月)÷4(ひと月あたり4週)=4.5(一週間あたり)』
つまり毎月コツコツ積み上げてきた塾生に追い付こうとするならば、毎週4.5コマのマンツーマン指導を受けて、なおかつ自習にもしっかりと通ってもらって初めてイーブンということになります。
ちなみにですが、去年は夏休みでも高校3年生の入塾は受け入れていましたし、結果として全員第一志望に合格しました。
提案は週1です。
その代わり、毎日毎日自習にきていただき、質問は毎回必ずすることが条件でした(もちろんお月謝はそのままです)。
でも正直、なかなかどうして学習習慣がなかった高校生が、いきなりそこまで勉強するのはとても厳しいのです・・・。
現高校2年生以前の中高生は充分余裕を持って間に合うカリキュラムを組めますが、正直今の今までサボってしまった高校3年生を、責任を持って預かるには荷が重すぎるのです。
その前に、それだけのマンパワーが足りません。
そういった事情から、間もなく高校3年生の入塾は締め切らせていただくことになると思います。
中学生、高校1・2年生につきましては、講師もカリキュラムもまだまだしっかりと対応できますので、お気軽にお問合せください。
塾生に限らずですが高校3年生諸君、入試本番までもう8か月しかありません。
二か月もしたら夏休みがやってきますし、夏休みなんか一瞬で終わって、体育祭や文化祭がやってきます。
もう今やっておかないと、勉強やる暇なんてありませんよ??
東進の吉野敬介先生のように、『毎日20時間ぶっ通しで勉強できる』くらいのタフガイならいざ知らず、そんなlptp普通はできませんよね??(何よりも健康に悪いです)。
とにかくみなさんには時間が残されていません。
そして入試そのものが変わってしまうので、浪人することもできません。
今何をやるべきか?しっかりと考えて日々過ごしてほしいと願います。