今年の合格実績と新中学3年生に心がけてほしいこと
中学3年生全員からご報告いただきまして、今年の当塾の合格実績が出ました。
私立高校は割愛させていただきます。
刈谷高校 2名
西尾高校 2名
西尾東高校 5名
鶴城丘高校 1名
吉良高校 2名
一色高校 1名
碧南工業高校1名
(第一志望合格率 85.7%)
となりました。
みんな・・・本当によく頑張りました!
ただ残念ながら、全員が第一志望合格とはなりませんでした。
今年は3名の生徒が第2志望へ進むこととなりましたが、幸いにも本人たちは気持ちを新たに切り替えて、引き続き教室へ勉強に来てくれています。
1人の生徒は具体的に行きたい大学も決めて、早速『ターゲット1900』の暗記に取り組んでくれています。
さて、今年の受験を振り返って、新中学3年生にお伝えしたいことがありますので、塾生に関係なく心して聞いていただけたらとても嬉しいです。
今年の愛知県公立高校入試ですが、B日程A日程ともに、全体的には難化したと言われました。
そこでボーダーも全体的に下がるであろうと言われていましたが、蓋を開けてみると実際に下がった高校と、去年とほとんど変わらなかった高校に別れました(ボーダーは発表されるわけではないので、飽くまでも予測になってしまいますが・・・)
例えば西尾市内で人気の西尾高校、B日程が終わった時点ではボーダーが下がるだろうと言われていましたが、実際には『192点(予測)』と、昨年の予想とそれほど変わっていません。
で、先に言ってしまいますが中学生諸君、この192点を1点でも下回ってしまうと不合格になるのだということを肝に銘じてください。
厳しい話、みなさんの『こんなに頑張ったんです』は、1点でも下回った時点で聞いてはもらえません。
そしてこの『192点』という数字ですが、みなさんはこれから具体的に、どうすればこの1年間でこの点数が取れるのかを考えていかなければなりません。
当日点1.5倍+内申点2倍で換算するわけですから、例えば内申が40ならば、
内申点 40×2=80
当日点 75×1.5=112.5(得点率 68.18%)
この2つを足して192.5となるわけですね。
何度も言いますがボーダーは正確な数字はでませんし、飽くまでも最低ラインですので、ここを目標にしてはいけません。
そしてもしも内申が35だった場合ですが、
内申点 35×2=70
当日点 82×1.5=123(得点率 75.4%)
当然ですが、内申点で落としてしまった分は当日点でカバーしていかなければなりません。
ちなみに得点率75.4%ということは、5教科すべてで16.5点以上を取る必要があります。
そして何度も申し上げますが、どんなに諸君が勉強を頑張っていても、どんなに課外活動を頑張っていても、『1点足りないだけで不合格』なのです。
それらを考慮してくれるのは、本当にボーダーギリギリで同じ点数になったとき、どうしてもどちらかを合格させなければならない状況になったときだけです(もちろん、課外活動はとても大切ですので頑張ってください)。
上の例からも分かるように、この内申点2倍というのは本当に大きいです。
これは中学生あるあるですが、男の子の内申点はなぜか成績よりも低めに出ることが多いです。
女の子の方が大人というか、しっかりした子が多いですからね。
相対的にそう見えてしまうのも無理はないかと思います。
そしてこの内申点、3年生になってからは本当に上がりません!
上がらないというよりも、あまり変わりません。
昨年の話ですが当塾の塾生で、西尾中学校の女の子が150番から50番まで一気に成績を上げたのですが、内申はたったの『2』しか上がりませんでした。
『2』ですよ??
一見理不尽なように思えるかもしれませんが、理由はきちんとあります。
同じ学年の50番以内でも、3年間通して頑張ってきた生徒と、見え方として最後の1年間だけ頑張った(ように見えてしまった)生徒では、当然前者を評価せざるを得ません。
ですので今のうちに知っておかなければなりませんが、内申点の上がり方は諸君の成績や頑張りに比例するとは限りません。
そうなると当たり前ですが、その分は当日点でカバーしなければならなくなります。
さあ気合は入りましたか??
・1点足りないだけでも第一志望に不合格になってしまう
・内申点は非常に重要だけど、3年生ではそう簡単に上がらない
これを踏まえて4月からの新生活を迎えてくださいね!
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本日も最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました。