光ケ丘高校2年生女子、英語96点!!!
自分は普段、高校の中間・期末テストの結果は大して気にも留めないのですが(※直前1週間の詰め込み勉強でも何とかなりますし、模試よりもレベルが落ちるからです)、今回はすごいですよ!!


英語はもちろん、日本語も凄まじいまでの圧倒的な記述量!
しかも試験時間は普通に50分!!
おそらく作成した先生も完答させる気はなく、『受験舐めたらいかんぜよ!』という強い気持ちでこの問題を作ったのでしょう。
ありがたいことにこちらの彼女からは、『FIXで記述を頑張ったから高得点が取れた!』と言っていただきましたが、自分何もやってないですからね。
ワーワーぎゃーぎゃー言ってただけですし、数か月したらそれもなくなりました。
この記述解答を見て、塾生諸君に肝に銘じてほしいのですが、『英文はもちろん、日本語もちゃんと書くこと!』
『英語を英語のままに理解する』・・・ってそりゃそれがベストですけど、それは膨大な時間をかけて、英語でインプット・アウトプットしてきた努力の人にできることであって、大して努力もしていない学習者にそんなことができるわけがありません(もちろん、自分もできません)。
これまでにもしつこいほどに言わせていただきましたが、『英語の前にまずは母語である日本語を大切にすること』。
はっきり言わせていただきますが、英語だけに特化した外国人や帰国子女は腐るほどいますし、もはや需要はありません。
もちろん、日常英語に特化しているということは、それはそれで素晴らしいことなんです。
しかしながら、私たちが日本に住んでいて、日常で英語を使う機会がどれほどあるでしょうか?
そして前にもお伝えしましたが、山口の近所のコンビニには『英語・ポルトガル語・日本語ペラペラのトリリンガル店員』がいるんです。
もちろん、人よりも言語能力が高いことは、それはそれで素晴らしいこと。
でも、それだけじゃダメなんです。
きちんと具体的な目標を持って、そこにどうやって君が習得した英語を活かしていくのか?ということが大切です。
そして国公立の英語の二次試験の解答を見れば分かりますが、半分国語です。
『英語だけに特化した帰国子女』をふるい落とすための試験と言ってもいいです。
だから常日頃から、『英語も日本語も、同じだけの熱量を持って、同じだけ文章を書いてほしい』と願っています。
そんな彼女ですが、とっても大きな夢があるのですが、それは受験が終わってから、合格体験談で紹介していただくということで・・・。
ちなみに英語に特化した光ケ丘で、今回彼女が英語は1位でした。

・・・めちゃくちゃすごい合格実績ですやん。
余談ですが山口、私立高校大好きですね。
もちろん、私立も公立と同様に、玉石混交であることは重々承知しておりますが、それでもきちんと信念を持って指導している私立高校は、少なくともそこらの課題を出さない公立高校より絶対にいいと思っています。
推薦入試もすごく手厚いですしね。
それにしても『英検準1級58名合格』って・・・。
【山口もまだまだ知らないことだらけ】
先日、素晴らしい先生がお勧めしていたのでこんな本をゲットしました。

あ、これはあかんやつや。
少なくとも受験生のみなさんは買っちゃあかんで!
めちゃくちゃ面白いですし、読んでるとあっという間に時間が過ぎてしまうのですが(おかげさまで月曜日と火曜日はブログを書けませんでした)、とにかく受験の枠を超えている!
大学受験くらいじゃ全然必要ないですね。
でもできれば読んでほしい!(※英語の偏差値が70を超えている高校生ならOKです)
こちらの先生ったら、『前置詞by』だけで1冊本を書き上げてしまったくらいの狂気っぷりなのですが(250ページ)、それでも『全然紙面が足りない』と言っています。
中身を読み進めていると、自分の知らない知識だらけで本当に愕然とすると同時に、楽しくて楽しくて仕方なくなりました。
『もうすぐ50歳になるけど、まだまだやることがたくさんあるな。オラわくわくすっぞ!!』と思ったのでした。
受験生のみなさんが『読書の一環として』読むぶんにはお勧めできます。
例文そのものは、英語圏の映画や小説から引用されていますので、それを読むだけでも楽しいと思います。
まあそういったわけで、自分もみなさんと同じでまだまだ学びの途中、文法も単語も慣用表現も、毎日新しい発見があります。
もちろん、数学や物理・化学、古文や漢文、生物や情報等、みなさんが学ばなければならない質と量は、山口のそれとは比較になりません。
みなさんは英語だけにかまける余裕なんてないんです。
だからこそ、高校1年生の4月から、やるべきことに全力を注いでください。
スマホが足かせになっているのなら、スマホをおやめなさい。
そんなことでSNS上のお友達がいなくなるのであれば、そんな人は最初から真の友人ではなかったんです。
部活が足かせになっているのであれば、部活もおやめなさい。
もちろん、文武両道がベストです。
ですができないのであれば、部活を犠牲にすべきです。
もちろん、『人生で一度しかない高校生活、勉強よりも部活動を頑張りたい!』というのであれば、それはそれでいいんです。
ただし受験がダメだったときに、『あの時自分は勉強よりも部活を選んだんだから仕方ないよな・・・』と受け入れること。
それ自体は悪いことじゃないんです。
人間は何度も何度も失敗して、そこから成長していく生き物ですから。
その貴重な経験を、次のステージで活かしてほしいと願います。
【本日も体験授業を受けていただきましてありがとうございました】
本日は中学1年生の女の子に体験授業を受けていただいたのですが・・・。
なんとびっくり、先日ご入塾いただいた小学校6年生の女の子と同じで、『分詞と分詞構文』についてのご質問をいただきました。
なんというシンクロニシティでしょうか!
しかしながら小学生や中学校1年生のお子様が『分詞』に取り組んで疑問に感じているとは・・・。
ものすごい探求心ですね!
中学受験などの話になると、『何もそんな小さい頃から勉強漬けにしなくても・・・』という意見が散見されますし、実際のところ、無理やりやらされる勉強なら確かにそうかもしれません。
しかし今回のお子さんもそうなんですが、自分の意志で勉強して、その結果分詞や分詞構文という高校の内容まで進んでしまっていたんですね。
そんなわけで今日は、某国立大学の英文を使って分詞構文について説明をさせていただきましたが(いかんせん、分詞構文は高校の単元なので、使われる文章も難しくなりがちです)、ご理解いただけていたら嬉しいです。
伝わっていなければ、山口の指導力不足です。
もちろん、勉強は一先ずおいといて、やりたいことを頑張るのも全然ありだと思います。
山口なんて中学校の頃、ファミコンするか、野山を駆け回るかのどちらかでしたので。
多分今当時に戻ることができても、勉強なんてできないと思います。
ただしその行動に対する結果には責任を持たなければなりません。
いたってシンプルですが、勉強を頑張った中高生は、自分が行きたい大学へ進学することができて、選択肢の幅も大きく広がります。
少なくとも、勉強を頑張って損をすることはありませんので、思う存分勉強してください!
しつこいようですが、勉強は苦行ではありませんよ!