先日恒例のランニングで、蒲郡まで行ってきました！

 

 

20㎞ほど走ってきたのですが、もう体はボロボロです・・・。

暑い日が続きますので、みなさんも熱中症対策はしっかりと取ってくださいね！

今週末は西尾東高校野球部の応援に行ってきます。

高校球児の皆さん、悔いのないように全力を出しきってくださいね！

 

 

さて、こちらも恒例となりました、当塾の成績優秀者発表です。

ジャン！

 

 

ん・・・？

タイトルには『偏差値70』って書いてあるけど・・・。

さては山口詐称したのか！？

 

と思われそうですが、決してそういうわけではないのです。

 

 

こちらは当塾開校の時から通塾してくれている中学３年生の男の子です。

実はこちらの模試、駿台のもので高校受験用なのですが・・・。

 

 

この模試を受験する生徒というのは、ほとんどが『全国偏差値60超えの中学生』ばかりです。

https://matome.naver.jp/odai/2151197273904221701

（もしクリックできなければ、『駿台模試　高校受験』で検索してみてください）

 

開成高校や灘高校、筑波大学駒場や麻布高校、早稲田や慶應、立教新座など、偏差値が70を超えるような高校を受験する生徒しか受けない模試なのです(ほぼ関東圏の秀才ばかりです）。

 

 

そういった高偏差値の受験生しかいない中での『偏差値60』なので、彼の偏差値を全国偏差値に換算すると、70は余裕で超えています。

ちなみにですがこの駿台模試の高校受験版、例えばの話全県模試で１位を取るような生徒でも、対策を取っていなければ普通に『偏差値50前後』くらいしか取れません（例えるならば『中学校で学年１位の生徒に、いきなりセンター試験の問題を解かせるようなもの』です）。

それほど母体がハイレベルで、なおかつ試験そのものもとんでもなく難しいのです。

 

 

 

さて、山口が言いたいのは彼の自慢話ではありません。

いや、もちろん多少それもあるのですが、今回言いたいのは彼がどれほどの努力を重ねたのかということなのです。

 

 

 

山口はことあるごとに、ブログで『１日10時間勉強しよう！』なんてことを言いますが、彼には言ったことがありませんし、これから先も言うことはありません。

 

 

なぜなら、すでにそれに見合う努力をしてきたからです。

 

 

 

お伝えしておきますが、彼は中学受験を体験したわけではありません。

普通に西尾市内の公立の中学校に通う中学生です。

もちろん、学校の成績は学年１位、悪くても５位内を維持していますが、彼の目的はそこにはありません。

個人情報の都合で、彼の目標をここでお伝えするのは控えますが、とにかく大きな目標があります。

 

 

その目標のために、当塾が開校した時から、都築先生と数学の社会人講師のマンツーマン指導を受け続けてきたのです。

英語は中学生のみなさんと同じ、アルファベットの書き取りからスタートしましたが、１年で中学英語は全て終了、２年生の途中で高校文法も一通り終わり、２年生の冬くらいには英検２級を取ってしまいました。

 

数学については、英語ほど順調には進みませんでしたが、コツコツ地道な努力を積み上げて、今回は見事英語と同じくらいの偏差値まで上げてくれました。

 

 

ちなみにこの結果、重ねてお伝えしますが、彼がそれに見合った努力を継続したからなのです。

 

 

仮に彼が毎日３時間勉強しているとします。

中学高校の６年間それを継続すると、その学習量がどれほどになるのかというと、『365×6（年間）×3（時間）＝6,570時間』。

 

6,570時間なのです。

そんな彼に、『1日10時間勉強しなさい』なんて言う必要がありませんし、言わなくても勝負どころではそれくらいやるだろうなと分かります。

 

 

そんな彼と、毎日２時間勉強した生徒との差は、実に2,190時間にもなります。

 

この2,190時間という時間を、ラストの１年間で埋めようとするならば、365で割って『1日6時間多く勉強』しなければなりません。

 

そしてよくよく考えてほしいのですが、中学校の１年生から地道に計画的に積み上げてきた6,570時間と、ラストの1年間で無理やり詰め込んだ6,570時間の学習の質が同じであるはずがないのです。

 

 

え～・・・これは山口自身が、そういう『夏休みのラスト3日間で一気に終わらせる磯野カツオタイプ』だったので、よく分かります。

 

どうせ同じ時間学習しなければならないのなら、早くから対策を取っておいた方がいいのです。

 

 

 

 

また、時間には限界があります。

 

 

さきほどは『ラストの１年』なんて表現をしましたが、実際の所３年生諸君、君たちに残された日数は『190日』です。

１年の半分程度しかありません。

 

 

 

従ってもしも今まで勉強をサボってきたのであれば・・・、先ほどの『1日6時間の学習』では全然足りないのです。

しかもさっきの『6時間』という数字は、上澄みの分なので、正確には3時間+6時間で9時間なのです。

 

 

それを１年ではなく、190日で埋めようというのですから、本当のところは『1日10時間』なんて数字は全然量的には足りないのです。

 

何とかの1つ覚えで『1日10時間勉強！』を連呼しているのではなく、ちゃんと目標達成までに必要なことと時間を逆算して言っているのです。

 

 

ですがそれを埋める方法がないわけではありません。

その時間的に足りないものは、効率の良い学習と環境で埋めていかなければなりません。

 

 

今から受験本番まで、どんな環境でどれくらい頑張るのか、それはみなさん次第です。

 

 

もちろん、早期から計画的に頑張ることがベストなのですが、これまでたくさんの大逆転劇を起こした塾生たちも見てきました。

もし機会があるのであれば、頑張るみなさんにそんなお話ができれば、これに勝る幸せはありません。

 

 

さあ中高生のみなさん！

この夏は悔いのないように頑張りましょうね！

 

 

いや～しかし感慨深いです・・・。

今回紹介した塾生の男の子、当塾が開校したばかりで、塾生が４人しかいないようなときから通ってくれていたので・・・。

 

 

さきほどもお話した通り、彼の目標はとてつもなく大きいので、普通なら『大手の進学塾や予備校』を選びたくなるところだと思うのですが、それでも当塾を信じて預けていただけたことに、感極まる思いです。

もちろん、彼の受験はまだまだこれからなので、今山口が感極まるわけにはいきません。

改めて兜の緒を締め直して、日々の指導に取り組んでまいります。

 

 

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