人間的成長と学力向上の因果関係(続き)
先日のブログの続きになります。
・・・と言っても少し間が空いてしまいまして、以前の記事との関連性を持たせて書けるかどうか、実は少し自信がありません。
とはいえ、お伝えしたいことはブレていませんので、その点はご安心いただけたらと思います。
さて、例えばの話ですが、担当生徒が課題として出していた宿題をやってこなかったとき、表には出しませんが少しㇺッとしてしまいます。
しかしそれも些細なものです。当然のことながら何か事情があったのかもしれませんし、その逆でまるっきり忘れてしまっていたのかもしれません。
前者ならいざ知らず、後者の理由だとさすがにポジティブな感情は生まれません。
しかしです。
この『ポジティブではない感情』は果たして誰のために生まれたものでしょうか?
これは生徒自身のためではなく、『(自分が)せっかく宿題を出したのに、なんでやってこないんだよ!』という、講師の自尊心を埋め合わせるためだけの感情でしかありません。
私がこれを生徒にぶつけてしまったとき、果たして生徒のプラスになるでしょうか?
おそらく因果関係は分からないにせよ、生徒はそのポジティブではない感情をキャッチし、プラスには働きません。
そのため、都築先生始め当塾の講師たちは、宿題を忘れた生徒がいたとき、必ず理由を聞いて、そして次に『どうしたら次は忘れないのか?』を自分で考えて答えを出すよう促しています。
少し前にも書きましたが、勉強なのでやはりやることはやらなければなりません。何度も何度もしつこく紹介していますが、人間の脳は『覚えたもの、理解したことを1時間後には半分以上忘れる』ようにできているのですから。
FIXの社会人講師の指導力と、完全マンツーマン指導というのは、生徒の学力向上を考える上でもちろん強力な武器とはなりますが、それだけでは何にもなりません。
話を戻します。
もしも生徒自身が『宿題を忘れないための改善策』を考えたにも関わらず、何度も何度も生徒の怠惰で宿題を忘れるようなことがあれば、その時は叱ります。
『怒る』ではなく『叱る』ですね。
どちらも表面上は似ていますが、本質は違うと思います。
とは言っても、それは親心として大切なお子さんのためにお小言の一つも出てしまうのは当然です。
ですので、それはぜひぜひ私たちにお任せいただけたらと思います。
さて、いよいよ入試本番、本日で公立高校入試B日程が終了しました。
今年は傾向が変わると言われていましたが、ふたを開けたらそこまで劇的な変化はなかったかなと思います。
9月以降、受験生の塾生たちには計画表を立ててその通りに進めてきました。
自己採点の結果を聞く限り、ほぼほぼその通りの結果が出ました。
数学の不得意な生徒が『空間図形と三平方の定理』や『図形の相似』に力を入れる必要はありません。
もちろん学問なので、勉学として学ぶことは必要です。
しかし入試対策として考えるならば、それはそれ、これはこれで切り離す必要があります。
あとはA日程ですね。
塾生はもちろんのことですが、すべての受験生がベストを尽くせるよう祈っています。
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