あけましておめでとうございます!

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教室長ブログ

書きたいことは山ほどあるのですが、何せ大学入学共通テストがいよいよ来週となりましたので、できるだけ簡潔に!

正確には共通テストまであと10日なのですが、ここまで来たらもうやれることをやるだけですね。

この無頓着な山口ですら、センター試験前日は緊張のあまり寝れませんでしたし、試験本番も最初の20分くらいは何も頭に入ってきませんでした。

…と、別に不安をあおっているわけではありませんよ!

当時の英語の先生が試験前夜におっしゃってくれた言葉を、みなさんにもぜひお伝えしたいです。

『人間は1日2日寝なくても死なないし、緊張しているなら頭も冴えわたるから心配しなくてもいい。』というものでした。

実際に自分は2,3時間しか寝れませんでしたし、脳は緊張状態にありましたが、センター本番が一番高得点でした(英語175、国語182、日本史88点)。

(なんだなんだ?自慢なのか??)と思われるかもしれませんが、数学と生物を書いていませんね。

え~と実は『数ⅠA2点』『数ⅡB0点』『生物28点』以上です!

すいません、もうご存知の方も多数いらっしゃるかと存じますが、高校1年生、2年生の秋口までまったく勉強をしなかったので、早々に数学は諦めて私立一本に絞り込んだ結果がこうなりました。

高校1、2年生のみなさんにはぜひ反面教師にしていただきたいです。

時間は有限ですので、みなさんの持ち時間が2倍や3倍になるわけではありません。

『残り1年』と言われたら1年しかありませんし、『残り一週間』と言われたら一週間しかないのです。

(何を当たり前のことを…)と思われるかもしれませんが、山口はその当たり前のことをまったく理解していなかったので、数学を捨てざるを得ませんでした。

ただ、英語、国語、日本史はそれでも間に合いましたね。

違う違う、そんな話がしたいわけじゃない。

そう、本番はみなさんきっと緊張するでしょうし、特に今年はセンター試験から大学入学共通テストに変更される最初の世代ですので、きっと見たこともないような問題に面食らって、何もかも飛んでしまうなんてことも起こるかもしれません。

でもそれはみな同じです。

だから安心してください!

もう一度言いますが、『前日寝れなくても、試験本番でいろいろ吹き飛んでも、絶対に大丈夫』です。

正直、努力の量が足りていない受験生には大丈夫とは言い難いのですが、少なくも当塾の塾生は大丈夫かなと。

比較することにあまり意味はありませんが、諸君はどの受験生よりもたくさん勉強してきました。

勝ち負けではありませんが、諸君が負けるわけがない。

負けたとしても、ここまでこれだけ努力してきたのですから、それは必ずどこかで結実します。

だから何も恐れることはありませんし、どうか安心して本番に臨んでくださいね!

【中学生、高校1、2年生のみなさんはぜひ英検を取ってください!(2級、できれば準1級)】

昨日、すでに合格が決まった高校3年生の塾生の保護者様とお話させていただいたのですが、英検の破壊力に改めて驚きました。

『準1級以上で試験免除、または満点扱い』の大学が多数あることは知っていたのですが、2級でも『8割9割扱い』してくれる大学も結構あって、持っているか持っていないかでは雲泥の差です。

理系の受験生には文系ほどの恩恵はありませんが、少なくとも文系の受験生は絶対に取っておいた方がいいです。

余談ですが、今年の受験生で英検準1級を取得した塾生がいますが、彼女が受験する大学は英語満点扱いですので、乱暴な言い方をすれば、『何もせずに200点』もらえるのです。

しかも取得したのがちょうど1年前ですので、もしもみなさんが高校1年生や2年生のタイミングで英検準1級を取ってしまえば、残りの1、2年間はもっとも時間を取られる英語に頭を悩ませることなく、他教科に集中できます。

まあただ、そんな精神性ではもちろん英検準1級は取れませんが…。

余談ではありますが、彼女は1年前に英検準1級を取ってしまったので、本来山口の英語の授業など受ける必要はないはずなのですが、最後の最後まで山口の授業を受け続けてくれました。

おそらく、もしも(英検準1級取ったからもう英語の勉強はしなくてもいいや)などという精神性であったなら、最初から英検準1級は取れていなかったと思います。

とにもかくにも、英検があればみなさんの受験はぐっと有利になりますので、もしも真剣に取ってみたいと思った塾生は、ぜひぜひ山口までご相談ください。

【とにかく大学受験は時間との闘いです】

少し冒頭の話に戻るのですが、大学受験は単純に物量の問題です。

要領だとか環境だとか地頭だとかの問題以前に、単純に勉強に時間を費やしたか否かが重要です。

逆に言えば、どれだけ地頭が良かろうが、完全1対1のマンツーマンで、いたれりつくせりで指導をしようが、まったく勉強をしてこなかった高校3年生を、たったの一年で難関大合格に導くことは不可能です。

少なくとも、当塾ではできません。

歯に衣を着せずに言わせていただくならば、これまでに大手予備校や学習塾などで多くの受験生に関わらせていただきましたが、ネットなどでみられるような、『ラスト半年で難関大一発大逆転!』『偏差値40から1年で早慶合格』みたいな受験生はただの1人も見たことがありません。

もしそんなミラクルを期待されるのであれば、実際にそれを謳っている塾や予備校に行くことをお勧めいたします。

もちろん、当然ですが当塾はどこの塾にも負けない自信を持っています。

それはこれまで卒塾生が作ってくれた合格実績が物語っていますし、今年の受験生もよほどのことがない限り、最高の結果を出してくれるでしょう。

それでも、『自習に来ない』『自宅でも勉強できていない』塾生については、経過責任も結果責任も負えません。

これまでにも何度も申し上げてきたことですので本当にくどいと思われるかもしれませんが、それは練習もしない高校球児が『甲子園に出たい!』と言っているのと同じです。

不可能です。

改めて反面教師として、自分の中学高校時代のお話を簡潔にお話させていただきます。

中学1年:勉強時間は普通。5教科400点くらいで真ん中より少しいいくらい

中学2年:方程式の利用問題でつまづき、数学が0点に。悪循環に陥り勉強時間が0時間になり、英語も0点を取ってしまい、一気に学年ビリまで転落。人生で一番の地獄を経験する。

中学3年:このままでは行く高校がなくなってしまう…と本気で危機感を覚え、のちに東大に現役合格することになる島の麒麟児針本君に弟子入り。本当に寝食以外はすべて勉強に費やし、学年3番まで成績を上げる

・・・というわけで、そこまで単純な比例グラフにはならないのですが、成績に一番反映されるのはシンプルに学習時間です。

もちろん、『ただひたすら漢字を書きとる』『同じ単語や英文をひたすら書きまくるだけ』『新研究やワークなどで、間違えた問題、解けなかった問題を赤ペンで修正するだけ』こんなことは勉強とは言えません。

これを毎日数時間継続しても、おそらく大した効果は得られないでしょう。

でもいつか気づくはずです。

(この勉強法は無駄ではないのか?)と。

そしてやり方を工夫するはずです。

その上では、最初の段階では闇雲に勉強するというのも悪くはありません。

最悪なのは、言うまでもありませんが『何もやらないこと』です。

ゼロから何かが生まれることはありませんので。

続いて無事高校に進学したあと。

高校1年生:喉元過ぎれば熱さを忘れるを地で行ってしまい、苦労したこともすべて忘れて勉強時間はゼロに。再び偏差値は30台まで転落(そもそもこの当時、偏差値の概念が良く分かっていませんでした)。野球とゲーム三昧の日々を送る。

高校2年生(前半):勉強もしていないくせに、一丁前に(なんか有名な大学行きたいな。早稲田とか)などと安易に考え担任の数学教師に相談(彼は野球部の顧問でもありました)。『おまえ…今から間に合うわけないだろ?とりあえず数学は諦めろ。絶対に間に合わないから。』と再びどん底へ突き落される(※ちなみに自業自得です)。これまた安易に抵抗して、野球部も辞めてしまう。

高校2年生(後半):調べてみると、早慶やMARCH、関関同立などのかっこよさげな大学は、どうやら『国語、英語、日本史』の3教科だけで勝負できることを知る。特に英語はどの大学でも1.5倍や2倍の扱い。こりゃ英語をやるしかないと思い立ち、英語の先生に相談する。すると先生からは『とりあえず英単語と熟語を全部覚えなさい。話はそれからかな…。』と有難い金言をいただき、半年でターゲットを全部覚える。喜び勇んのぞんだ高3春の模試で、なんと偏差値が30台のままという衝撃の事実が…。

高校3年生:単語とイディオムだけでは英語の文章は読めないということを知り、ひたすら精読に取り組む。まったく偏差値は変わらなかったが、半年後に一気に70まで上がる。それでも国語や日本史はまったく間に合いそうになかったので、平日4時間、土日祝12間以上勉強をし続け、何とか関関同立の合格を勝ち取る(※残念ながら、早稲田や慶應にはまったく及びませんでした。ただの勉強不足です)。

いいところも悪いところも参考にしてもらえたら幸いです。

本当に厳しいことを言ってしまいますが、たとえ当塾の塾生であろうが、ひいき目なしにみて、勉強量が不足していると思われる中学生や高校1,2年生は、今のまま変わらなければ志望校のランクは下げざるを得ません。

もちろん、本人たちにも口を酸っぱくしてお伝えしておりますが、これももう何度言葉にしてきたか分かりませんが、やる気なんてものは自分の内から生み出さない限り、何の意味もありません。

・・・。

というより、これは日本全国すべての中高生に言えることですが、勉強やる気がないのに塾や予備校に通っても、何の意味もないと思うのです。

意味がないどころか、お父様お母様が一生懸命働いて稼いだお金が減っていくという点において、大損していることになります。

自分の目標のための勉強にやる気が出ないというのであれば、塾や予備校はおやめなさい。

そのお金で、お父さんやお母さんに旅行にでも行ってもらった方が、よっぽど親孝行ってものです。

塾に通えていることも含め、みなさんの普段の生活は、すべてお父さんお母さんの献身的なサポートの上に成り立っています。

甘えなさんな。

勉強もやらないのに成績なんて上がるわけないでしょう?

ましてや、第一志望合格なんて勝ち取れるわけがない。

でも、もし君が本気で勉強に取り組むのであれば、それは必ず成功します。

保証します。

だから一緒に頑張りましょう!

というわけで、本当はもっともっと書きたいことが山のようにあったのですが、授業準備がありますので本日はこの辺で…。

何やら久しぶりのブログで収集がつかなくなりましたが、今年も一年よろしくお願いいたします!

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