一生懸命頑張ったのなら、高校や大学はどこでもよい
さて、いつもいつもやれ難関大だのなんだの言っておりますが、正直なところ、本音はどの高校でも大学でも構わないと思っています。
本気で頑張ったのであれば。
そんなわけで何とはなしに自分の母校の偏差値をネットで調べたのですが…。
なんとびっくり偏差値が”43~48”!
めちゃくちゃ悪い!
それにもまして、少子化と若年層の島離れの加速も手伝ってか、生徒数がなんとたったの”107人(普通科)”
いや~…山口が在籍していたころは330人くらいいたはずなのに…。
ただ相変わらず合格実績はなぜかよく、内50名は国立大学、さらに内5名は九州大学(こっちで言うところの名古屋大学です)、数年に1名のペースで東大、京大の合格者も出している様子です。
ということは、入学時点では偏差値が50未満(つまり平均よりも下)なのが、高校の3年間で一気に押し上げられるということになります。
そういえばそうでした…。
もう地獄みたいな課題の量で、だけどこんな山口なので野球三昧、遊び三昧、もちろん、ちゃんと勉強していた友人たちは東大だの医学部だの早慶だのに合格していました。
サボった山口にはしっかりとつけが回ってきて、たとえ高校入学時に偏差値が低かろうが、一生懸命頑張った者にはしっかりと素晴らしい結果が出ていたのでした。
まあ文章にするまでもなく、何を当たり前のことをという感じではありますが。
当然学習塾ですので、私たちはみなさんの第一志望を最優先しますし、将来のために中高生のみなさんが、少しでもいい高校や大学に行きたいと望むことは、当然のことだと思います。
でも厳しい話、仮に頑張って西尾高校に合格したとしても、そこで満足してサボってしまったら全く何の意味もないです。
例えば去年のことですが、愛知産業大学三河高校の学年主任の先生が、突然教室をご訪問くださいました。
おそらくですが、三河地方のみなさんは『三河』と聞くと、勉強的にはあまりよいイメージを持たれていないのではないかと思われますが、合格実績を聞いてみたら、いまや早慶やMARCH、関関同立の合格者も出しているんですね。
いや、もちろん推薦かもしれませんよ?
ただ、仮にもしそうだとしても、一生懸命頑張って、公立の進学校に合格したとしても、そこで甘んじてサボってまあなんか適当な大学に通うことになったとしたら…。
結果論で言えば、三河高校に行って偏差値60以上の大学の合格を勝ち取った方がよかったということになると思うんです。
愛知県はよくも悪くも公立至上主義で、私立はどちらかというと公立に行けなかった子が行くところ、みたいなイメージがいまだに残っている印象ですが、もうそんな時代ではなくなってきていると思います。
…と、今回はそれがテーマではありませんでした。
本人が本気で頑張った結果であれば、第一志望に敗れようが、公立に合格できなかろうが、どちらでもいいと思います。
結局のところ、その行った先の高校や大学で、どれだけ頑張るかが重要なのであって、たとえ公立の進学校に進んだとしても、3年間サボってしまえばそれ相応の結果が待っています。
逆にたとえ行った先が第二志望の高校や、滑り止めの私立だったとしても、本当に頑張ったのであれば最高の結果が返ってくることをお約束します。
だから一生懸命頑張ろう!
普段、やれ岡高だの刈高だの、東大だの京大だの早慶だの、医学部だの難関大だの言ってますが、山口の出身高校の偏差値は驚愕の”43”ですからね!(検索とかしないでくださいね!)
・・・。
いや、自分でも本当に驚きましたが。
しかし謎の島パワーなのか、なぜか毎年半分は国立大学に合格しますし、5~6人に一人は旧帝大に合格するのです(もちろん学習塾など存在しません)。
だから月並みですが、君の限界まで頑張ってください!
そんなわけで、いよいよ来週は大学入学共通テスト本番ですね。
まあでも相変わらず無責任に、何の心配もしていません。
うちの塾生、みんなめっちゃ頑張りましたから。
心配しているのはコロナを含めた体調管理だけです。
塾生諸君、万全を期して本番に臨んでください。
これだけ頑張ったのだから大丈夫!
そんなわけで、ただの雑談でした!