そもそも時間なんていくらあっても足りないんです

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高校生のみなさんへ

昨日のブログのような内容を高校生に話すと、あからさまに(…いやぁ、そんな時間ないっすよ…。)という心の声が聞こえてきそうなのですが、そう、そもそも時間なんていくらあっても足りないんです。

極端な話、10年しっかりと受験勉強やれたら、東大受かりそうな気がしませんか?

でもこれが、1年や半年となると、(いや、それは絶対に無理だよ…)と思うのではないでしょうか?

だとするならば、難関大に合格できるかどうかは第一に時間の問題なのです。

極論、高校の3年間で4,000時間強、要領が悪い生徒でも5,000時間、6,000時間勉強したならば、ほとんどの難関大学に合格できるはずです。

逆に言えば、勉強時間が少ない高校生から第一志望を諦めていかなければなりません。

せっかく進学校に合格したのに、1年2年と勉強をサボってきて、2年生の後半や3年生4月の模試で一気に偏差値が下がってしまい、青ざめてしまう高校生が多いように感じます。

この塾は西尾市内にあるので、今回は西尾市の高校にしぼってお話させていただきますが、ズバリ西尾高校と西尾東高校の生徒です。

両校は進学校ではありますが、成績優秀者とそうでない層の成績の格差が著しく、偏差値が40を切ってしまう高校生も普通にいます。

そういった彼ら彼女達の話を聞いていると、ほとんどが『ただの勉強不足』です。

学力の問題ではありません。

そもそも西尾高校や西尾東高校に合格しているのですから、中学の時は勉強が得意だったはずなんです。

個人的には中学受験体験組や、中高一貫私立の高校を受験した高校生以外は、高校1年生の時点で学力の差はそんなにないと考えています。

中学校の成績の差は、それはもちろんあったと思うのですが、同じような公立中学校の授業を受けて、同じようにどこかしらの塾に通って、そしてここ10年以上、ほとんど変り映えのない愛知県の公立高校入試の対策にしぼって勉強してきたのですから、学習した内容にそれほどの差はないはずなのです。

ところが高校に入ってからは違います。

英語と数学の難易度が桁違いなのです。

そこで学習に対する姿勢が大きな差を生むようになります。

同じ西尾高校でも、岡崎高校とかけて残念ながら第一志望には合格できず、捲土重来の思いで1年生から全力で頑張る西尾高校生と、三河地区トップクラスの進学校に合格した喜びから、(まあこの高校に通っていれば、どこか大学に行けるんでしょ?)と思っている西尾高校生では、3年後に出る結果がまったく違うのは当然のことです。

誤解を恐れずに言えば、たとえ進学校ではなくても、正しい努力を正しく積み上げれば、必ず結果は出ます。

何回同じ画像使うんや!と思われそうですが、当塾の塾生で、一色高校に通っていた高校生です。

龍谷大学に続いて国公立合格おめでとう!

一色高校は進学校ではありませんので、受業そのものは大学受験に特化したものではありません。

西尾高校や西尾東高校という進学校に合格しても、サボればサボったなりの結果が返ってきますし、正しい努力を積み上げれば、たとえ進学校ではなくてもそれに見合った結果が返ってきます。

西尾高校や西尾東高校に通っている高校生のみなさん、今の偏差値60を超えていますか??

もちろん偏差値や学歴がすべてではないのですが、本当にそう思っているのであれば、『○○大学に行きたい!』『△△大学には行きたくない・・・。』などと口にしてはいけません。

ご自身の行動に矛盾していますし、その資格はありません。

偏差値という言葉の響きはいやもしれませんが、これほど不確かな世の中で、こんなに客観的で平等なものはありません。

世知辛いというかいやな話になりますが、社会に出ていけば君の正しい努力が正当に評価されず、ずるをしながら楽して過大な評価を受ける同僚や先輩後輩に出くわすこともあるでしょう。

勉強は頑張りさえすれば、必ず結果が出ます。

特に大学受験はそれが顕著に出ます。

中学時代は謎の『絶対評価による内申点査定』という不可解極まりないシステムがありましたが、高校ではそんなものは一部の推薦やAO入試を除けば存在しません。

上がり方は人それぞれかもしれませんが、頑張れば必ず頑張った分の結果が出ます。

当たり前の話ですが、結果が出ていない高校生諸君は、ただただ時間が足りていないのか?もしくは質の伴わない学習で勉強したつもりになっているのかのどちらかです。

高校生ともなれば、自分の判断で自分で行動できるはず。

しっかりと自分の意志で、自分で決断して自分の道を歩いてほしいと願います。

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