これまた受験にはまったく関係のないお話
今日ですが西尾市内の各高校模試なので・・・ズバリ暇です!
今はちらほらと模試が終わった高校3年生が教室に来だしましたが。
さて、毎年毎年お話していることですが、このゴールデンウィークの模試は『高校3年生は例外なくボコボコにされます』。
つい先月までバリバリ現役受験生だった浪人生たちと戦う初めての模試なのですから、当然偏差値は下がります。
ただし『今まで一生懸命頑張ってきた上でボコボコになるのか』もしくは、『今までサボりにサボった上でボコボコになるのか』はまったく違います。
とはいえどちらにしてもテスト直しが必要であるという点では共通していますので、今日は明日のテストに備えて、そして明日はテスト直しのために一生懸命勉強してくださいね!
【ジャズの師匠に言われた厳しいお言葉】
というわけで、ここから先のお話は受験にはまったく関係がありません(笑)。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、山口は未だに毎日ギターを弾いております。
元々JPOPであったり、やかましめの音楽ばかりやっていたのですが、あるときふっとジャズギターを弾かなければならなくなりました。
(ジャズか…。まったく分からないんだけど…)と思った自分は、音楽の師匠であるとあるピアニストに相談をしました。
すると分厚い譜面をポンっと渡されて、『そこにあるフレーズを全部暗記してこい。』と言われたのでした。
そこにはいわゆる『Ⅱ-ⅤーⅠフレーズ(※3小説のかたまり)』が200ほど、ギターだけではなく、サックスやピアノでも掲載されていたのですが、それを『全部丸暗記してこい』とのことでした。
いや、もうたまげました。
ロックやクラシックの楽典と異なり、ジャズの理論は本当に難しく、フレーズやスケール(音階)も難解なものが多いのですが(もう譜面は♯♭♮だらけです)、それを全部覚えてこいと…。
まあでも師匠が言うのであれば間違いないだろう、とその日は8時間ほど没頭してひたすらギターを弾いていたのですが…、結論から言うと諦めました。
それも山口お得意の『言い訳』を思いついて。
その腐った言い訳は以下の通りです。
・いやいや、そもそもそんなフレーズを暗記するんじゃなくて、ジャズの理論を勉強したいんだけど
・それにジャズって即興音楽でしょ?フレーズ覚えまくってつなぎ合わせるのって、アドリブじゃないじゃん!
もうやってもいないのに・・・しかも教えてもらう立場のくせに、何を言っているんだおまえは!と、当時の山口に言ってやりたいです。
このどうしようもない愚痴を師匠にお伝えしたところ、次のように返ってきました。
『おまえはジャズというものを初めて挑戦するのに、偉大な先輩方が生み出したフレーズを覚えずに、どうやって素晴らしいアドリブを生み出せるんだ?ジャズのフレーズは言語と同じだ。覚えて初めて自分の言葉として使えるようになるんだ。それともおまえは神なのか?言葉を自分で生み出して、自分で使えるとでも思ってんのか?』みたいなことを、これの100倍きつい感じで言っていただきました。
というわけで結論、当時の自分はジャズを諦めました(笑)。
でも別にいいんですそれは。
その時の自分には、そこまで苦労する必要性があったわけでもありませんし、そこまでして頑張りたいとも思っていなかったので。
でも今また、改めてジャズギターに挑戦しています。
これを適度にインスタの方にUPしていこうかなと思ってますので、暇そうな方はぜひぜひ観て…っていかんいかん!
受験生をSNSに誘導してはいけませんね!
でもまあこれは実は勉強も同じです。
もちろん大学受験の勉強は、質も量も途方もなくて、間違いなく大変です。
そこまで大変な思いをしてまでも、第一志望の大学に行きたいと思うのであれば頑張ればいいですし、まあそこまでやんなくてもいいかな?って思うのであれば、やらなくてもいいと思います。
自分のジャズギターと同じです。
必要ないならやらなくてもいいです。
まあただ、その結果は全部自分に返ってくるというのは覚悟しておかなければならないですし、やると決めたのであれば、自分の意志で自分に責任を持って頑張らなければなりませんね。
ちなみにその音楽の師匠には、『365日、毎日10時間ぶっ通しで練習して、それでもできなかったときに初めて『ぼくにはできません』と言え!ツレとも遊ばず、テレビを見ながらのながら練習もやめろ!やってもいないのに言い訳するな!』というのを、これまた100倍強くした感じで言われました。
・・・。
まあでも師匠すみません、今でも『そこまでは』できないです。
ですから自分のペースで、のんびりジャズギターをマスターしようと考えています。
以上、受験にはまったく関係のない雑談でした!