『一日3時間の学習』と『一日10時間の学習』はどちらがいいの?

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教室長ブログ

こんにちは!

西尾市はあいにくの雨ですが、今日も張り切って学習に取り組みましょう。

今日は学習量のお話です。

 

山口はよく、『一日に10時間の勉強をしましょう』と言いますがその反面、ネットなどでは『ダラダラ長い時間学習しても無駄』という意見もよく見ます。

正直言うと、実は山口も本当はそう思っています。

しっかりと集中して、一日3時間の学習を毎日積み上げていく、これがベストに決まっています。

しかしそれは、本当にそれを2年3年・・・5年6年と欠かさずに積み上げてきた生徒だけの話です。

例えば高校3年生までまったく学習してこなかった生徒が、中学1年生の頃から基礎学習を積み上げてきた生徒に勝とうとするならば、これはもう『一日10時間勉強するしかない』、そう思っています。

 

センター試験まであと4か月です。

 

 

これまで5年間、毎日3時間学習してきた生徒の総学習時間はなんと5475時間。

もちろん、学習習慣のない生徒でも、多少なりとも勉強はしてきているはずなので、勉強時間がゼロということはないでしょうが、この差を短期間で埋めていくのは並々ならない努力が必要となります。

 

世の中そんなに甘くないです。

ただ、泣いても喚いても、時間は戻らないどころか進んでいくだけなので、もうこれは腹をくくるしかないのです。

もちろん、闇雲に『一日10時間勉強』するのではなく、正しく志望校に合わせて、最短距離のカリキュラムを組んで学習していくことが必要です。

 

でも、これまで勉強をサボってきた、それ自体を責める気はまったくありません。

例えば、ずーっと夢や目標が決まらなくて、土壇場になって進学を決める生徒だっているでしょう。

それは仕方のないことです。

でも一度自分の目標が決まったのならば、その目標を達成するために人の何十倍も努力する覚悟は持たなければなりません。

 

もう一度言います。

『一日3時間の学習が一番望ましい』、これは一辺の曇りもなく正しい事実です。

ですが、今まで積み上げることができなかったのならば、その常識を覆す努力が必要となります。

他でもない、みなさんの自分自身の将来の話です。

そして最後に・・・。

断言します。

これまで学生時代から1,000人を超える受験生を見てきましたが、『一日10時間の学習』は不可能ではありませんし、そこまで追い込んだ生徒は間違いなく結果を出しています。

限界をあなたが決めてはいけません。

勉強のし過ぎで死んだ人もいません(勉強のし過ぎで命を落とした例は、中国の『科挙』くらいではないでしょうか?)

 

センター試験まであと4か月弱、公立高校入試もいよいよ半年ほどとなりました。

残りあと少しなので、みなさんの限界まで頑張りましょう!

 

 

 

 

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