3月いっぱいで、当塾のエース講師川井先生が辞められました。

川井先生が辞められる当日、塾生達がみんな川井先生に手紙やらお菓子などを持ってきていて、ものすごく信頼されていた先生なんだなと改めて実感しました。

すごい…、うらやま、いやいや、そんなこと言ってはいけない（笑）。

そんなわけで先日川井先生がひょっこり顔を出してくれて、担当していた塾生全員に手紙とえんぴつと消しゴムのセットを置いていってくれたのでした。

なんと我々講師にもお菓子のおみやげを持ってきてくれました！

公私ともに充実しているようで何よりです！

そんなわけで当塾の学生講師ですが、いわゆる大手のように、ネットなどの媒体で募集することは絶対にありません。

名の通った塾でも、ネットで調べてみると『未経験者大歓迎！』『最初はみんな初心者でした！』なんて言葉で講師を集めているようですが、アルバイト気分の講師は当塾では採用しません。

・・・募集をしていないので、採用しないのは当たり前ですが。

当塾の場合は（この先生なら大丈夫だ！）と山口と都築先生の両方が、ゴーサインを出した講師しか採用しておりません。

もちろん、ネットで募集した講師でも大当たりの先生はいるにはいますが、大手に籍を置いていたころは（高い時給につられてきたんだろうな…）という講師にも数えきれないくらい会ってきました。

そのおかげで当塾は業務拡大をできないのですが…（逆に言えば、講師の質にこだわらなければ、どんどん店舗を増やすことは可能です）。

そんなわけで当塾のスーパーエース講師だった川井先生ですが、これからはご自身の学業と部活動に専念されるとのことで、新しいスタートを切ることになりました。

ぜひぜひ新生活も頑張ってくださいね！

【前回のブログの補足】

さて、あまり細かくは書きませんでしたが先日のブログで書いた『関係代名詞で省略できる場合とできない場合』についてですが、少しだけ補足をさせていただきます（時間がないので手短になりますが）。

まず、いわゆる『～ing』についてですが、これには最低でも３種類あります。

一番簡単なのは

①Playing baseball is fun.

意味はもちろん『野球をすることは楽しい。』で、この”Playing”の品詞は動名詞になります。次。

②I am stugying now.

これ！これを『be動詞＋動名詞』と指導される先生もいらっしゃいますが、これは動名詞ではありません。

だってどう考えてもこの”studying”は名詞ではありません。

進行形の”~ing”は、正しくは”動詞~ing形”と言います。

（そんなんどっちでもえぇやん！）と思われるかもしれませんし、まあ正直簡単な文章を訳す分には本当にどっちでもいいです。

でも、高校英語の『分詞』『分詞構文』などで100％つまづきますので、高校に入ったら意識してほしいです。

③The boy playing baseball overthere is my friend.

昨日の関係代名詞の説明でも似たような文章が登場しましたが、この”playing”は『～している』という状態を表す『現在分詞』です。

しかしここで少し疑問に感じてほしいのです。

実は昨日の『関係代名詞の省略』のところで触れたのですが、次のような文章があったと思います。

④The boy (who is) playing baseball overthere is my friend.

③と④の文章、見た目も意味も全く同じですが、③の”playing”は現在分詞で、④の”playing”は『動詞の～ing形』です。

たまたま意味が同じになっているというだけで、実は品詞はまったくの別物になります。

実際のところ、③の文章では野球をしていたのが現在なのか過去なのか分かりませんが、④の文章は”is”を”was”に変えれば意味が過去形になります。

⑤The boy who was playing baseball overthere is my friend.『あそこで野球をしていたのは、私の友だちです。』

③の”playing”、つまり現在分詞には、時制に言及する力は持ち合わせていないのです。

・・・とまあなんだか文章にするとしちめんどくさく感じるわけですが、気になった高校生諸君、特に難関大を目指している塾生はぜひぜひ質問にきてほしいですね。

中学生はそこまで使い分ける必要はないかなと思いますが、『同じ～ingでも中身は違うんだな』くらいは頭の中に留めておいてください。

中学３年生の９月以降に学校で習う『名詞を修飾する文』『関係代名詞』という単元で必要になりますので・・・。

【大学入学共通テストまであと269日】

本日も高校１年生の体験授業を指導させていただきました。

改めてなのですが、高校１年生、2年生にはいくらでもチャンスがあります。

それはただ単純に、『時間が残されているから』です。

厳しい話、まったく勉強をしてこなかった高校３年生が『今の偏差値が50なんですが、名古屋大学に行きたいんです。』と言ってきたとして、それははっきりと『当塾では無理ですので、他塾をあたってください。』とお応えすると思います。

浪人前提でというのであれば話は別ですが・・・。

『きっと何とかなりますよ！』とお応えすることは誠意ではありません。

それが本当に一年足らずで何とかなるのであれば、今までまじめに２年３年と当塾を信じて頑張ってくれた塾生や保護者様に合わせる顔がありません。

今回の『～ing』の話も、時間と心のゆとりさえあれば、絶対に理解できる内容です。

しかし明日試験本番を迎える受験生では、おそらく理解できるだけのゆとりがないはずです。

だから今です。

今勉強してください。

３年生諸君、もう大学入学共通テスト本番まで、残り９か月を切っています。

夏休みなんてものは受験の天王山でもなんでもありません。

夏休みは『最終確認や、英数以外の教科を詰める時期』です。

今できることを明日だの夏休みだのに回さないように！

それでは明日も一日頑張りましょう！

あ、こちらは教室の外で発見したねこちゃんです。

勉強しに来たのかな？？

ちょっと…ねこでも勉強しに来るんやから君らもっと頑張らないと！

明日も元気に塾生諸君が来ることを期待して今日は帰宅します。