久しぶりに都築先生の雷が落ちましたが・・・

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中高生のみなさんへ

先日のことですが、久しぶりに都築先生の雷が落ちましたね!

 

叱られてしまった塾生はもちろん、周りにいた塾生諸君もとてもこわい思いをしたでしょう。

 

叱られてしまった塾生本人の名誉のために言っておきますが、これはたまにあることですし、何名か同じ体験をしています。

 

ちなみに都築先生の雷が落ちるときは明確で、『課題や宿題が何回かに渡りできていないとき(これは理解を問うものではありません。できなくても一生懸命に取り組んだかどうかが判断の基準となります)』『私語や居眠りで、周りで学習している塾生に悪影響を及ぼしたとき』などです。

 

今回雷が落ちた理由については、本人の気持ちもあるかと思いますので伏せておきます。

 

 

 

さて、うちの塾では最近では珍しい、『塾生を本気で叱る塾』です。

叱るといってももちろん手が出たりするわけではありませんし(そんなことしたらもちろんこの塾はつぶれてしまいますが・・・)、理解ができていないことを叱ったり、1回目や2回目で厳しく指導することはありません。

 

 

そして、何か自分がまずいことをしたときに、『叱られるのが嫌や』なら、当塾はやめてしまった方がいいです。

全然止めはしません。

 

ただしここで考えてほしいのです。

 

ご両親以外で、真剣に君たちに向き合って叱ってくれる場所なんて、おそらくどこを探してもないです。

 

・・・いや、ないことはないですね。

 

 

それはさておき、山口が以前勤務していた大手学習塾では、叱る講師なんてほとんどいませんでしたし、生徒を退塾なんてさせようものなら本社から烈火のごとくこちらが叱られたものです。

 

会社の収入が減ってしまいますからね。

 

いや、もちろん山口の同僚や上司で、本気で生徒を叱っている教室長もいるにはいましたが、そこは大手なので惰性で仕事をしている連中もたくさんいたのです。

 

大手学習塾からすれば、お預かりしている生徒の成長よりも、会社の利益の方が大切なわけで、通ってくれている生徒がいかに気持ちよく過ごせるかが最重要視されるわけです。

 

だから居眠りしている生徒、スマホ触っている生徒がいてもやんわり注意しますし、何度言っても課題をサボる生徒がいても、『そっか・・・○○君なりに頑張ってるもんね、できなくても仕方ないよね。』程度の注意でお茶を濁して、本人は何も変わらないまま入試本番を迎え、結果も出ずに卒塾なんてことも珍しくないです(断っておきますが、大手でも熱のこもった指導をしてくれる先生がいないわけではありません。ただ分母が大きすぎるため、相対的にその場しのぎの指導で済ましてしまう先生の方が多いというだけです)>

 

 

 

でもですね・・・考えてみてください。

 

 

明らかにだらけている、勉強しない、教室でよそごとが気になっている生徒を注意しないことが、本当の優しさだと思いますか??

 

正直言って、私たちも注意なんてしたくないです。

 

厳しく指導すれば少なからず周りを委縮させてしまいますし、何よりも叱るという行為にはものすごいエネルギーが必要になるんです(ちなみに都築先生は誰かを叱ったその日は、一日眠れなくなってしまうそうです)。

 

 

それでも私たちは、みなさんのお父さんお母さんから大切なお月謝をいただいて、君たちを預かり指導の場を与えていただいているので、100%の指導をする義務があります。

 

西尾市内には大手を含め、たくさんの学習塾があり、その中で街の個人塾である私たちを選んでくれているというのは、ものすごく大きな覚悟がいるのです。

 

正直、うちのお月謝は大手に比べれば安いですが、街の個人塾と比較すれば安くはありません(その分どこにも負けない指導と管理をさせていただいているという自負はありますが)。

 

何ならお父さんやお母さんに、塾のお月謝を聞いてみてもいいです。

 

そして自分が指導を受けている時間にどれくらいのお金がかかっているのか、また、その金額をお父さんやお母さんが稼ぐのに、どれくらいの時間と労力を割いているのか、考えてみなさい。

 

 

そして今ある環境が当たり前だと思わないこと。

 

 

学校に行けていること、部活を頑張れていること、友達と何不自由なく楽しい時間が過ごせていること、帰るお家があること、スマホを持てていること、そして塾に通えていること・・・もう全部当たり前じゃないです。

 

全部君たちのお父さんとお母さんのおかげだからね。

 

それでもそんなありがたみが分からなくて、(勉強なんてやりたくないな・・・)なんて思ってるんなら、やめてしまってもいいと思います。

 

少なくともうちを選んでもらえなくても構いません。

 

 

でもね・・・これは塾生か否かは関係なくお伝えしますが、周りに感謝できなければ、君の成績は絶対に上がりません。

 

周囲に感謝できる中高生は、自分の成長を周りのおかげだと考えられます。

周囲に感謝できない中高生は、自分の未熟さを他人のせいにしてしまいます。

ちなみに高校時代の山口は成績がめちゃくちゃ悪かったのですが、全部学校の先生のせいにしていました

そうなると、成績なんて上がるわけがない。

 

だってできないのは自分のせいじゃないですから。

『○○の授業、全然分からん!』・・・なんて思っているわけですから、成績が悪いのは先生のせい⇒自分のせいじゃない⇒勉強しても無駄、なんて思考回路になってしまいますからね。

 

断言します。

成績が上がらないのは、よほどのことがない限り自分のせいです。

今成績が上がらないと感じている生徒諸君、本当に君に落ち度はありませんでしたか?

常に100%の努力をしていましたか??

勉強中にスマホを触ったことは一度もありませんか??

隙間時間を削ってでも勉強に充てて、毎日自主的に学習していましたか??

友人の誘いを断って、机に向っていましたか??

 

 

そして勉強じゃなくてもいいです。

まずはお父さんお母さんに、小さなことからでいいので感謝する気持ちを持ってください。

 

 

そして失敗したりできなかったときは、いったん全て自分の責任だと思うこと。

もちろん、時に理不尽だと感じることもあるでしょう。

本当に相手が悪いのに・・・と悔しくなることもあるでしょう。

 

 

それでも自分の責任だと思うことです。

何か失敗したとき、自分に原因がまったくないなんてことは絶対にありませんから。

 

自分の何が悪かったのか、まずはしっかりと見つめること。

そうすると必ず自分の改善点が見つかります。

 

そうすることで、小さなことからかもしれませんが、少しずつ少しずついい方に進んでいきますから。

 

当塾に限ったことではありませんが、ご両親や学校の先生に叱っていただけるのは、その大きなチャンスなのです。

 

あと、だらけて遊んだり、学校の先生や同級生の悪口を言うようなお友達は、本当のお友達ではありません。

お互いに未熟な点があればそれを教えてくれて、勉強や部活動、将来のことなどを真剣に語り切磋琢磨できる仲間が真の友達です。

 

その場のノリで頑張るべきときにだらけて遊ぶ仲間なんて、あと5年もすれば連絡も取り合わなくなりますよ。

結婚式の招待することもないでしょう。

 

気の置けない、お互いのことを思い励ましあえる仲間が、10年20年続くお友達なのです。

 

・・・とちょっと話がそれてしまいましたが、今日も一日頑張りましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

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