西〇高校の先生たちよ・・・いい加減にしてくれ!
あらら・・・。
またあのミニオンズったら怒ってるよ!・・・なんて思われそうですが、これが怒らずにいられますか!?
とある西〇高校2年生に夏休みの課題について聞いてみたところ、『あ、もう終わりました・・・。』とのこと。
え!
夏休み、まだ入ってないよ!
『うちの塾ででる一週間の課題の方がきついくらいです』
いやいや・・・そんなのありえないでしょ!?
さらに、別の2年生に課題の内容を詳しく聞いたところ、『英語はこの1冊(※ペラペラのテキストです)をやって、あとは、単語でも長文でも何でもいいから自由課題になってます。』
今日び小学校でももう少し宿題出すと思うんですが・・・。
しつこいようですが、ここに危機感を感じなければならないのは、高校生だけではありません。
お父様やお母様こそ、『なんで西〇高校はこんなに課題が少ないの!?昔はたくさん出てたじゃない!!』、と思ってほしいんです。
刈谷や岡崎は山ほど出てますので。
しかし自由課題ってあんた・・・。
小学校の自由研究じゃないんだから。
なお、私は何高生であっても、基本的に中高生の自主性というものを信じておりません。
いや、うちの塾生は相当自主性はある方です。
クーラーが壊れていて、こんなに蒸し暑いのに、みんな自習に来てくれてますので。
だからこそ、うちの塾生はものすごい結果を出してくれるのですが。
でも、世間一般の高校生は違うでしょ?
だからこそ、刈谷高校や岡崎高校では、『これでもか!』と言わんばかりの課題が出ているんです。
そしてしつこいようですが、『大学受験は高校2年生の夏でほとんど決まっている』んです。
誤解のないようにお伝えしておきますと、『高校2年生の夏までにA判定を出しましょう』、という意味ではありません。
D判定でもE判定でもいいので、『高校に入学してから2年生の夏が終わるまでに、しっかりと量を積み上げて土台を築き上げましょう』、と言いたいのです。
その土台無くして、2年生の夏休みが終わってから慌てて大学受験の対策に取り掛かっても、まず間に合いません。
もちろん、『別に難関大じゃなくてもいいんです。どこの大学でも構いません。』というのであればその限りではありません。
このご時世ですので、名前を書いて、適当にマークしてたら合格するような大学はいくらでもありますので。
ただ、目指しているのが難関大学なのであれば、高校1年生の4月から、きちんとした学習習慣をつけておかなければ、絶対に間に合いません。
その一翼を担うのが、本来であれば高校なんです。
右も左も分からない高校生のために、『大学受験のために必要な授業をやって、必要な課題を出す』、そんなことは当たり前の話なんです。
西〇高校の先生方、本当に『この夏休みの課題で大丈夫!』って思ってますか??
山口はまったくそうは思えないんですけど。
もちろん、トップの10%は言われなくてもやるでしょう。
しかし、西〇高校の共通テストの学年平均点は、刈谷高校と比べて100点以上も低いんです。
これがすべて。
入学時にはそれほどなかった学力の差が、3年弱で大変な開きになってしまっている。
もちろん、そんなのすべて『勉強を頑張らなかった本人の責任』なのですが、この課題の量は明らかに少なすぎます。
とはいえ、西〇高校の先生方が、場末の学習塾のブログを読んでいるとはとても思えませんので、この問題に対する対策は、お父様やお母様が備えなければならない、ということになります。