我が子をどこまで信用していいのか??

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保護者様へ

今月もあと少し・・・。

 

何とか今月もジョギングノルマを達成できそうです。

 

今月は史上最高に辛かった・・・。

野球の応援に行った時も、球場の外周を走ったりしていたのですが(※もちろん熱中症対策は取っております)、何度やめたくなやめたくなりました。

 

まあただ、このしんどい時こそやりたくないことをやらなければなりません。

人間てのは本当に弱い生き物なので、何かしら理由をつけて辛いことからは逃れたいものです。

 

 

山口も過去何度もジョギングや禁煙に取り組んできましたが、よほどの覚悟を持たないと達成できなかったと思います。

禁煙についてはもう5年続いていますが、人生でこれほど辛いことはなかったと断言できます。

 

(1日一本ならいいさ・・・)

(飲み会だし、今日くらいはいいさ・・・)

(同僚も吸ってるし、自分も吸っちゃえ!)

(たばこを吸った方が集中力も高まるし、仕事のために吸うんだ!)

 

・・・まあ~出るわ出るわ、己が逃げるための都合のいい理由がいくらでも出てきます。

でもその誘惑をすべて完全に断ち切らなくては、禁煙なんてできません。

 

 

 

 

ランニングもそう。

当たり前ですが、『毎日8km以上走る』のは相当きついです

 

雨の日も、風の日も、もちろん大雪の日も台風の日も・・・、風邪を引いた日も(※これだけは真似しないでください)、旅行に出かけた日も、友人の結婚式の日も・・・とにかくこの1年と5か月は、一日も欠かすことなく走り続けました。

 

 

もちろん、走るのなんて好きではありません。

ただ、自分の弱い性格上、一日でも休んでしまったら、もう続かないことが分かっていました

 

 

風邪の日に走る、なんてことは絶対にやってはならないことですが、もしそこで1日でも休んでしまったら・・・自分のことは自分が一番分かっています、ことあるごとに(○○だから今日は仕方ない・・・)とサボる癖がついてしまっていたことでしょう。

 

 

そんなわけで、『受験が終わるまでランニングを続ける』が当初の目標でしたが、『あと10年続ける』に変更しました。

 

 

 

 

さて、ここからが勉強の話です。

通知表やテストの点数が平均点に達していないお子様ですが、まず正しく学習できていません。

そしてここが肝になるのですが、言い訳をする生徒が非常に多いです。

 

『部活が忙しかった。』

『○○先生の授業が本当に分かりにくくて、みんなもそう言ってる。』

 

と言った具合です。

間違っても、『ゲームをやり過ぎたから』とか、『スマートフォンを触り過ぎてた』なんて自分に都合の悪い言い訳はしません。

 

もっともらしく、自分が悪くない理由を作り、お父さんお母さんに言いたがるものです。

 

 

なぜなら自分自身がそうだったから。

 

 

学年ビリを2回も取った自分だからこそ、その気持ちが分かります。

とにかく自分のせいにはしたがらない

 

 

 

でも振り返れば、全て自分のせいだったんですけどね・・・。

 

勉強なんて誰でも嫌いなんです。

 

当ブログで登場する、『宇宙飛行士になるために、学年の真ん中から刈谷高校に合格して名大まで進んだ元塾生』や『西尾東高校から同じく名古屋大学まで進んだS先生』、そして当塾のブログで折に触れて紹介させていただく『成績優秀者』の現役塾生たち・・・。

 

 

彼ら全員、みんな勉強が好きなわけじゃありません。

 

 

ただ、自分の目的のために、やりたくないこともやっていかなければならない、辛いときこそ踏ん張らなければならないことを知っているだけです。

 

2か月前に『成績優秀者発表』でご紹介させていただいた西尾東高校の女の子、前回は『学年で5位』だったのが、今回は『学年9位』に下がってしまいました。

 

私から見ても相変わらず高得点ですし、そんなに気にすることもないと思っていたのですが、本人はとても悔しそうです。

その気持ちこそが次につながっていきます。

 

 

かわいいかわいい我が子のこと、もちろん手放しで信じてあげたくなるのが親心だと思いますし、『我が子を信じる』という行為は、親子の信頼関係をしてく構築していく上でも大切なことだと思います。

 

しかしながら、『平均点に達していない』というのは、何かしらの原因がその子にあるのだと考えてください。

 

 

・単純に学習時間が足りていない

・集中力が足りない

 

ほとんどの場合がこれで片付いてしまうのですが、もちろん他の理由も上げられます。

 

一番多いのが、『学校の課題をすべて答えを丸写しし提出してしまう』、でしょうか??

 

例えば新研究なんかは、問題が左に書かれていて、ページの右側が答えを記入する欄になっています。

これを答えを丸写しして先生に提出しても、何にもならないどころか、無駄な時間を過ごしているという点においてマイナスです。

 

やるなら、

①答えの欄でページを折り曲げて、一回は自分で考えて解いてみる

②間違えた問題は赤で修正(消しゴムは絶対に使わない)、考えても分からなかった問題は青で答えと自分がなぜ間違えたのかメモする

③次の日に新しいところを勉強する前に、前日や前々日の赤や青で書き込まれた内容を再確認

 

ここまでやってて平均点に達していないなら、もう『すいませんでしたー!』と山口誠心誠意謝罪しますが、断言します、絶対にそこまではやっていないはずです。

 

 

それにね・・・厳しいことを言えば、答えの丸写しなんて提出されても、先生の印象なんて100%良くはなりません。

 

内申点も3が限界です。

 

山口が担当教師なら、(ふ~ん、課題が全部マルってことは、次のテスト絶対9割以上取れちゃうはずだよね??)と思ってしまいます。

 

 

そして・・・これが一番致命的です。

答えの丸写しをしている生徒は、問題なんて読んでません。

したがって本当に『ただ字を書いているだけ』になってしまっているのです。

 

そんなこと、1時間やっても2時間やっても時間の無駄です。

 

 

何を当たり前のことを・・・と思われるかもしれませんが、もしお子様のテストが平均点に達していないのであれば、その理由を根気よく伝えていかなければなりません。

 

ただしここが難しいところで、それをお父さんお母さんが最もらしい理由をつけて伝えたとしても、大抵の場合はけんかになって終わりです。

 

ですから、ここはお父さんお母さんも、一緒になってお子さんと苦しんでください。

ぜひ、一緒になって勉強してください。

 

頭ごなしに、『あなた普段勉強してないからこんな成績しか取れないのよ!

『こんな成績だと、あなたの行ける高校なんて1つもないからね!』

『お友達の○○くんはまた学年1位だったそうじゃない。それなのにあなたときたら・・・。』

 

 

これでお子様のやる気が出たら、もう変態ですよね(笑)。

 

 

ちなみにこれらは、山口が中学時代、文字通り『学年ビリの成績』を取っていた時に、実際に母親から言われていた言葉です。

申し訳ありませんが、何一つ山口の心には刺さりませんでしたし、言葉の刃的な意味で深く突き刺さりました。

 

そんなことよりも・・・母親の『次に学年10位に入ったらプレイステーション買ってあげる』とか、後に東大にストレートで合格することになる友人の『山口君は愚痴や言い訳ばかりしてるけど、それが君の何のプラスになってるの??』などの言葉の方が、よほど山口をやる気にさせてくれました。

 

 

何度も繰り返しますが、勉強なんてみんな好きじゃありません。

 

 

その好きなものに向かう・・・または向かわせるには相当のエネルギーが必要です。

罵声を浴びせる、なんて最も簡単でエネルギーを使わない行為では、やはり得られる効果もたかが知れているのです。

 

そんなわけで、そういったお悩み相談もいつでもウェルカムです。

一応メンタルケア心理士という資格を持っておりますので、きちんとした裏付を基にお話させていただきます。

 

 

さて、あさってはいよいよ西尾東高校の決勝戦!

どうやら当塾の東校生の塾生も全員球場へ行くとのこと。

 

もちろん私たち講師陣も応援にかけつけます!

結果が全てではありませんが、初の『甲子園出場』を勝ち取ってくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

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