医学部に合格したOBが遊びに来てくれました!
いや~みっちり1時間ほど色んなお話をさせていただきました。
ま~スタイリッシュな好青年になられて・・・。
色々と面白いお話を聞かせていただきました。
あとお土産までありがとうございます!
【えげつない医学部のお話】
ちなみに幣ブログに何度がご登場いただいているこの卒塾生です。
みなさん医学部と聞くと
『どうせ最初からすごく成績が良かったんでしょ?』
と思われるかもしれませんが、中学生の頃の彼の成績は真ん中くらい。
本当にずーっと真ん中くらいだったんです。
もうとにかく凄まじい質と量の努力で偏差値を80まで持って行ったんですね。
あまりにも勉強量がすごすぎて(…これは本当に勉強のやりすぎで倒れてしまうかもしれない・・・。)と思って、『ちょっと休んだ方がいいよ』と声をかけたくらいです。
【本当にものすごい医学部の世界】
ただ、そんな凄まじい努力をした彼でも、
『大学受験より今の方がきついです』
と語っていました。
いやいや、さすがに大学受験の方がきついでしょう…と思ったのですが、話を聞いてみると、確かに大学受験の比ではないほどのきつさでした。
いや~ちょっと言ってもいいのか分からないので、今さらですが大学名は伏せさせていただきますが、彼が通っている大学の医学部では『100%の足切り』が存在するのです。
ちょっとよくわからないですよね?
どういうことかというと、
『全員が皆出席で、テストで完全満点だったとしても、絶対に10%は留年する』
という鬼のシステムが存在するのです。
つまり、どれだけ全員が頑張ったとしても、全員が満点を取ったとしても、10%は留年してしまうのです。
あ、すみません、同じこと2回言っただけでしたね(笑
『いや~でもさ、留年するだけでしょ?大学受験の方が絶対にきついじゃん』と思われるかもしれませんが、何と留年すると『即金で次年度の授業料600万円払わなければならない』のです。
ローン不可とのこと。
つまり、留年が決定したその瞬間に、親御さんは600万円を指定口座に振り込まないといけないのだそうです。
・・・。
こわっ!
ちなみに余談ですが、ハーバード大学医学部の研究によると、
・うつ病の可能性がある医学生…27.2%
・自殺念慮を抱えている医学生…11.1%
とのこと。
どうやら万国共通でプレッシャーが半端ないようですね・・・。
もちろん、人の命に関わる尊いお仕事なので、医学に携わるものの学習怠慢は許されないのですが、未来の医療福祉を担うみなさんが倒れては元も子もありません。
なのでほどほどに!
しかし絶対に10%が留年して、さらには即金で600万円を振り込まないといけないって・・・。
もしも自分が親だったら、もう器がおちょこくらい小さいので多分発狂してしまいますね(苦笑
まあそんなこんなで、大変な学生生活を送っているようですが、ものすごく・・・ものすごく楽しい!とのことでした!!!
いや、そりゃあもう楽しいですよね。
そんなわけで、あわよくば・・・あわよくば来年度、うちで先生をやってくれないかな~と三顧の礼でお願いしたのですが、余りにも今は忙しすぎるとのことで保留となりました。
でもですね、もしかしたらワンチャンあるかもしれない!
(※受験生諸君、ワンチャンの正しい使い方はこれです。
大学受験にワンチャンなどありませんので勘違いしないように)。
あとは10年後、20年後、彼が西尾市で辣腕を振るっていることを祈るばかりですね!
またのご訪問、お待ちしております!!
PS.一緒にセッションしましょう!